キャビア日記 2002年 12月
12月29日
●FF9を再びやってたら、読書がサパーリ進まないどころかネットにも殆ど繋がないほど没頭してしまいますた。姫を守る頭の固い騎士ってスーテキ。拳を震わせたり飛び跳ねたりする仕草がちょうCawaii!!というわけでDISK3以降うんこなゲームだけど大変気に入ってるのれす。

●ブクオフでラファティの「トマス・モアの大冒険」(青心社)をハケーン、読む気が起こらないけどとりあえずレアなので捕獲しときますた。

●なんとなく今月もSFマガジンを買ってみた。FF9で忙しいのでほとんど読んでないけど、ジーリークロニクルはおもしろげれすね。短編集ワショーイ!!つーかイーガンの短編集まだぁ?
12月24日
●ニール・スティーブンスン「ダイヤモンド・エイジ」読みちゅう。ナノテクってほんとになんでもありね。それにしてもハードカバーは重たくて読み進むのダルいわ。

●ビッグコミックオリジナル「沈夫人の料理人」は相変わらず萌え。つーか一体いつ単行本が出るんだよゴルァ!!ただでさえ不定期連載で身悶えしがちなのに、今流行りの2冊同時刊行だった日にはいつまで待たされることになるか…。

●ガンガンパワード購入。妖幻の血が100P超の連載って言ってたのに、このページ数の少なさは何?体調不良とかいって舐めんなゴルァ!!血を吐きながら描け!鋼の錬金術師小説版お試しバージョンを読む限り、なんだか小説は期待できなさげな予感。
12月20日
■「ファンタジーの殿堂 伝説は永遠に 2」(ハヤカワFT)【4】
シリーズモノの外伝を集めたらしいアンソロジー。
▼テリー・グッドカインド「真実の剣 骨の負債」
どうも肌に合わない。
▼ジョージ・R・R・マーティン「氷と炎の歌 放浪の騎士」
うだつは上がらないけど誇り高い放浪の騎士アーランに貧民街から拾われ、従者として旅を続けてきたダンクは、アーランの死の間際、騎士に叙せられた。独りになったダンクは、とりあえずキングスランディングで行われる馬上槍試合に出場して名をあげようと考えていた矢先、図々しい馬丁の小僧エッグに出会う。
▼いきなり騎士になっちゃってどうしよう、と戸惑いつつ精一杯立派な騎士らしくふるまおうとするダンクたんちょう萌え。んで、まだ幼いのに妙に世慣れて生意気なエッグがまたたまらないというか、ダンクとエッグは萌え死ぬほどぴったりな組み合わせであり最高れす。ツボすぎ。続編激しくきぼんぬ。
▼アン・マキャフリイ「パーンの竜騎士 パーンの走り屋」
パーンの竜騎士は読んだことなかったんだけど、おもしろかたれす。苔で舗装された走路は気持ち良さそう。

●伊藤昭弘「ワイルダネス」の2巻と、太田垣康夫「ムーンライトマイル」4巻購入。プラネテスがなんだか迷走しちゃってる一方、ムーンライトマイルは堅実におもしろいれすね。ミゲールのツラはキモいので整形した方がいいと思うます。
12月18日
■ジョン・ヴァーリイ「スチール・ビーチ」(ハヤカワSF)【4】
本当は八世界シリーズの長編なんだけど以前書いた話との整合性を考えるのがダルいから八世界じゃないってことにしといてくらさい、と作者が言ってる八世界シリーズの長編。メガン・ギャロウェイとかフォックスとか、懐かしいキャラが出てます。
▼なんか短編の切れ味に欠ける、ややガカーリ目な話ですた。前半はニール・スティーブンスンみたいなどーでもいいヨタ話で笑わせてくれてたのに、話が進むに従いダル〜くなってくるのが珍しいかも。そこそこおもしろかったけど色褪せちゃってる感じ。

●吉田基已「恋風」(イブニングKC)1,2巻まとめて購入。なんだかカケアミな絵柄が気になってたんだけど、痒い。痒い痒い痒い痒い痒いムズ痒い!28歳独身会社員が偶然女子高生と知り合ったら、実はソレが十数年ぶりに会った年の離れた妹ですた。父と二人暮らしの家で妹も加え同居開始!という設定だけでかなり痒いのれすが、凡百の萌え漫画をぶっちぎるような痛痒い描写てんこもりであり、もうどうすればいいのかわかりません。とりあえず妹のブラの臭いをクンクンして自涜にふけり、自己嫌悪でのた打ち回る抜群にダメ男な耕四郎お兄ちゃん萌えということでここはひとつ4649。

●ああああああムカつく!自涜の涜の字が出ねえ!涜じゃなくてなのに!ところで自というと思い出すのれすが、ミンチン女学院みたいな、少女たちが暮らす全寮制の学校では、寝る時に蒲団の上に両手を出してないといけないという話。自防止ってことで。暖かい季節ならいいけど、冬の寒い時期に手を出して寝てたら風邪を引くんじゃないかと昔から気になって気になって仕方なかったのれすが皆様方におかれましてはどうよ?
12月15日
■ニール・スティーブンスン「スノウ・クラッシュ」(ハヤカワSF)【5】
あーおもしろかった。VRでB級アクションで脳ハッキングでバカ。考古学とかも燃えたし。エンゾおじさまステキ。レイヴンは大男で首が短くて頭と肩が直結してるように見えるらしいので、テレホマンを思い浮かべてしまったら萌えますた。彼のアバターがモノクロで解像度が低いのはダイヤルアップだからなのれすね。

●今月もガンガン購入。トレーディングカードとかスパイラルのブックカバーとかいらなさすぎなので、もうちょっと軽くしてほしい。手に持つだけで疲れるにょ。今月の鋼の錬金術師は個人的にイマイチかしら。ウインリィはあんまかわいくないのよね。

●女子高生、いやさ女子校の生徒になった夢を見ますた。朝のHRで転校生が紹介され、彼女は佐藤工業と名乗ったのれすが、聞いての通り名前が「工業」なんだそうれす。( ´Д`)ノ先生!そそそれはつまり英訳するところのインダストリーれすか!?カコイイ!と詰問してるところで目が覚めた。

●ヴァーリーの「スチールビーチ」読みちゅう。「ガンはかならず治る」で死ぬほどワラタ。
12月12日
■谷甲州「遥かなり神々の座」(ハヤカワJA)【5】
最近激しく寒いですが、そんな中、冬のヒマラヤを舞台にした小説を読むのもなかなかオツというか寒い!寒いよ!相変わらずリアルな山の描写とかネパール・中国・チベット・インドあたりの政情を絡めた謀略とかサイーコれすね。はやく続編「神々の座を越えて」も入手しなきゃ。それはそれとして、大男のクマール大尉だけ、ビジュアル的に
 ∩__∩
( ´(エ)`)こんな感じに妄想してしまうのれすが。クマールだけに。

■グレッグ・ベア「タンジェント」(ハヤカワSF)【4+】
良作揃いの短編集なんだけど、読んだことあるのばかりで残念。3つか4つくらい既読があるような気がするのれすが。「姉妹たち」は何度読んでも良い話だけど。「飛散」はとっても( ´(エ)`)クマーでウマー。

●「スノウ・クラッシュ」読みちゅう。
12月10日
●SFマガジン1月号、読めるところだけ読みますた。深堀骨「歌丸大将軍の砲兵隊〜又は「なぎら健壱の『世界平和』」」はクソつまんないのでガカーリというかなんでSFマガジンに載ってるのかしら。角川の野生時代あたりに載ってりゃいいのに(もうありません)。SF奇書天外で紹介されてた「惑星から来た伊達男」シリーズはちょっと読みたいかも。それにしても連載小説が読めないと、薄い雑誌なのれすねSFマガジン。来月号はバクスターの短編が4つ載るらしいので、いちおう買ってみようかしら。バクスター読んだことないけど今月出る「プランク・ゼロ」はおもしろそうな予感がすることだし。

●国内SFファン度調査やってみますた。58/300作品。『タルカス伝』中井紀夫はSFなのかしら。狂熱風雲王カコイイ!!って感じで読んでた記憶があるけど、いつのまにか続きが出なくなってしまったのよね。

●能田達規「オレンジ」5,6巻まとめ買い。あいかわらずちょう燃え。つーかもう、チャンピオンでの続きが気になって気になってしょうがないのれすが。

●ショック!バージンショック(処女的衝撃)!!ネスケ3のブックマークファイルがいつのまにかぶっ壊れてますた。延々と溜め込んできたはづかしいURLが…でも大丈夫。先日HDD買った時、今使ってるHDDの中身を全部コピーしておいたから。しかし蓋あけてHDDつなぐのマンドクセー。CD外して空いてる5インチベイに格納するのマンドクセー。

●谷甲州「遥かなり神々の座」読みちゅう。
12月9日
■ジョージ.R.R.マーティン「氷と炎の歌1 七王国の玉座 上下」(早川書房)【5】
ムッハァ!スゲえや。七王国の戦乱と、せまりくる冬ですよ奥さん!コレが文庫で出てれば、もっとたくさんの人が読めたのにと思うと残念でならないれす。4分冊くらいで出してくれないかしら。表紙は上巻がジョン、下巻がデーナリスらしい。鉄と血と策略と怪異と魔術と、とにかくてんこもりでサイコー。あまりに込み入ってるので、とにかく読んでみてとしか言えないれす。読めいいから読め!積んでる奴はもったいないオバケが出るからいますぐ読め!つーか今すぐ続き読ませれ!

●鉄板とか言っておきながら、実のところ多分とてもツボな作家なんだろうけどなにせ邦訳が少ないので判断に苦しむ、って感じのマーティンですが、今月のSFマガジンに短編が載るということでさっそく買ってきますた。鬼のようにあこぎな宇宙商人ハヴィランド・タフシリーズ第1作「魔獣売ります」がソレ。そつなく楽しめる短編ですた。そして氷と炎の歌の表紙絵を描いた人による、キャラのイメージイラストが。若者はイイれすよ、ちゃんとした絵れすよ。しかし、ネッドとロバート王は何?何あれ?オヤジも描けないような絵師を、登場人物てんこ盛りな作品に起用するのってどうなのよ編集者はうんこですか?つーか今すぐ石抱いて冬の海に飛び込んでこいっつーのゴルァ!!

●ところで、SFマガジンは初めて買ったんですが、読むものが少ないよママン!谷甲州の連載があるけど途中からじゃ読めないし、海外短編をこうガツンと訳しまくって欲しいンですが。レビューとかあてにしてないから要らないにょ。短編1本に890円も払ったかと思うともう…いや、鋼の錬金術師目当てに毎月500円+α払ってるし、無駄金使わされるのは慣れてるが。それにしても、ディック「ユービック」のシナリオ版冒頭部って誰が喜ぶのかしら。いいからそのページ数ぶん、海外短編載せろっつーの。まだ読んでないけど、深堀骨の短編はおもしろいのかしら。
12月3日
●中古2GBのHDDを購入したのでCD動かないし今使っているHDDの中身を全移植してメインのHDDにしようかと目論んだもののWIN95がHDDを認識してくれないという部分でもう立ち往生。いろいろ調べて、DOSモードで再起動→FDISK→再起動→WIN95でフォーマット→データ移し替え、まではどうにかなったが面倒になったのでそのうちちゃんとしようと思った。とりあえず2GBのHDDを取り外して今までの構成に戻しフツーにWINを起ち上げたところ、なんだか画面が変に青いよママン!もしかしてモニタをいろいろ移動させたせいで壊れてしまったのかしら困るちょう困るヒドく困ると一瞬パニックになったもののモニタのメニューらしきものをいろいろいじくってたら直った。DEGAUSSというのをアレしたらどうにかなったので、きっと磁気がナニだったんだろうな。

●七王国の玉座、上巻読み終わり。おもしれええええ!キャラが多すぎて把握するのが大変だけど、これはかなりイイれすよちょうチェキ。

●棚橋を刺した原容疑者は、逃げる棚橋をマッパで追いかけたらしい。おいしいなあコレ。原容疑者はガチれすよ。