■菊池秀行「青春鬼 魔界都市ブルース」(NON
NOVEL)【3】
ものすごく久しぶりに読んだ秋せつらシリーズ。だって「青春鬼」ですよ。なんですかそのタイトルは。そんなのが目の前の棚にあったら買わずにいられない。で、中身は「僕らの高校に、せちゅら君が転校してきたYO!」という話れす。もちろん新宿の高校なのでエログロバイオレンスなんでもアリ。”私”誕生秘話、っつーか続きもあるの?もういいよ別に。もう満足しますた。
●どーでもいいことだが、エロ小説家のワープロは「卑劣」と変換しようとすると第一候補が「秘裂」になってしまったりするのかしら。
●テッド・チャンの短編がものすごいらしいので、SFマガジン3月号購入。で、その作品「地獄とは神の不在なり」は主流文学とファンタジー/ホラーの境界線みたいな作品ですた。こりゃたしかにスゲえ。一刻も早く短編集の翻訳きぼんぬ。既出作品上等。
●つーかテッド・チャンというと、こまわり君のキメポーズ「死刑」を連想してしまうのれすが。吹き出しの中はもちろん「理解」で。 |