キャビア日記 2003年 3月
3月31日
●RealONEで動画が紙芝居、という現象はスペック不足だからということが明らかになりショボーン。500Kは滑らかに動くのに、1Mになるとガクガクですよ奥さん!まさかそーいうことだとは思わなかった。まあ、ビデオならレンタル屋で借りたほうがいまのところ安上がりなので、いいといえばいいんだけど。しょうがないのでここはオンラインコミックでも読もうかと思ったが、さっそくPCコマンドボブ&キースを読もうと思ったら消えてる!消えてます!もう単行本買うしかないのか…

■コニー・ウィリス&シンシア・フェリス「アリアドネの遁走曲」(ハヤカワSF)【2】
疎開先で不遇な生活を送るアリアドネたん16歳、因業ババアにこき使われて我慢の限界なので、軍事衛星のレーザー光線による空襲で大変な故郷へ向けて脱走したのはいいが、生体ロボの軍事研究をしていた両親が投獄されたり酒浸りになってたりして大変。さらに両親の会社を乗っ取った王子様とその侍従に反発しながらもちょっとトキメキ、になったりしつつも陰謀に巻き込まれててんやわんや。
▼なんか頭悪そうなあらすじだな。SFなガジェットが全然意味無いし、ライトノベルにしてもリーダビリティに欠けるような。つーか正直言ってダメ。侍従×王子に萌え萌えなアリアドネってことになってたら別の意味でおもしろかったかもしれないけど。【王子と侍従が、実は部下と上司でもあったりする。王子は警察に憧れてたのか?】てことをふまえると、そーでないほうがおかしい。おかしいですよ!
3月30日
●密かにヤフオクで新しいマシンを調達し、テレホマンからe-accessマンへと変身したのはいいが、pentium3-450というスピード(そりゃもう体感的にものすごい速いのれす)と常時高速接続環境を扱いかねている現状をどうしたものか。MXとかWINNYをやるにはHDDが貧弱だし、レンタル屋でCD借りてきてMP3にしまくるにも最近はPCで扱えないCDが増えてるらしいし、ストリーミング配信の映像を見るのはそれなりの課金を払わなくてはいけないばかりか、1Mbpsで未来警察ウラシマンを見てみたいと思ったもののサンプル見てもパラパラマンガ並の品質しかないし、ネットラジオもたいして心惹かれる番組が無いし、エミュでレゲーが楽しめるようになったのはいいが、それ以外にはこれといって今までと変わったことも無く。とりあえず、今まで使っていたホームページビルダー3をやめて、安く売ってたver.6.5ライトにしてみた。キーボードショートカットが微妙に代わってて使いづらい。そのうちこのサイトもCSSを導入する予定れす。ちなみにブラウザは、ネスケ3をやめてDonutP/IE6にしますた。検索ツールバーが便利。ググる時に、デフォが50件になってるのが良し。

●常時接続サービスを選択するにあたって、とりあえずNTTに金払うのはムカつくからどこにしようかと迷ったんだけどもヤフBBだと2chのスレ立て制限に引っかかりそうな上に書き込み規制食らったりするし…と思ったが安さに負けてモデム配りに近づいてって交渉したところ「すいませんポートの空きがありません」と言われてついカッとなったので全然安くない現在使用中のプロバイダからe-access12Mに加入し、申し込んで10日くらいで開通しますた。下り2Mくらい出てるけど、屋内配線の引き回しを工夫すればもうちょっと速くなるかしら。速くなって何をするのかしら。アテはないけど速くなると嬉しいのかしら。ルータのファームをアップデートしたら速くなったよワショーイとか明け方に測ったら速かったよワショーイとか、不毛なことばかりしておりませり。
3月27日
■コニー・ウィリス「我が愛しき娘たちよ」(ハヤカワSF)【3】
短編集。なんつーかこう、饒舌なわりに世界観の把握しづらい語り口っていうかツボ外されまくりでダメな感じ。それなりにおもしろいんだけど。表題作は近親相姦・児童虐待などを扱った話で物議をかもしたらしいが解説までフェミフェミしたものにしなくても…つーか使えねえ。ちゃんと全作品解説すれ。「見張り」はどうも、最近文庫化された「ドゥームズデイブック」の主人公の同級生の話っぽいような気がするが確かめるの面倒。

●コニー・ウィリス・&シンシア・フェリス「アリアドニの遁走曲」読みちゅう。こっちはライトノベルめいたハーレクインっぽい。しかし設定がよくわからなくてイライラする。

●さよならテレホマン。

色占いは紫。
3月25日
●グレッグ・イーガン「真心」(SFマガジン1995/7)を読んだ。夫婦間の愛を、ナノマシンとかで脳をアレすることで固定し、変わらぬものにしようって話。「ぼくになることを」みたいな雰囲気れすね。イーガンって、論理とか愛とか数学上の矛盾とか、形而上のものを力技で形而下に引きずり降ろしてくる感じ。

●グレッグ・イーガン「エキストラ」(SFマガジン1998/4)を読んだ。胎児の段階で脳の大部分を切除したクローン人間「エキストラ」を臓器のスペアと考えることがポピュラーになってきた社会で、ある大富豪が、自分の脳とエキストラの脳を交換することを思いついた。自分のエキストラ達を見せびらかすパーティーを開いたりと不謹慎なこと大好きっ子な富豪は、エキストラの脳を移植した老いた元・自分を見せびらかしたらウケると考えたわけだ。イーガンにしては珍しくカードみたいな抹香臭いオチかも。しかし、脳の経年劣化はどーすんのかしら。

■ジョージ・R・R・マーティン「サンドキングズ」(ハヤカワSF)【5】
「<蛆の館>にて」が一番好みかな。闇へ降りていく息詰まるような閉塞感がたまらないれすよ。SF、FT、ホラーの境界れすね。グロッフたんちょう萌え。ハズレ無しの傑作短編集なので、ハヤカワはぜひ復刊汁!つーか他の短編集も出せやゴルァ!!

●SFマガジン(1998/1)読みちゅう。厚すぎ。イーガンの他にマーティンとかヴァーリイとかブリンとかソウヤーが載っててちょう豪華。つーかワンの絨毯ヤバい。
3月21日
●グレッグ・イーガン「チャルマーの岩」(SFマガジン93/9)を読んだ。超光速飛行をすると、別の世界に飛んでしまうという法則の宇宙で、身体改造を施し星ぼしを飛び回りながらさまざまな文明の遺物などをサルベージする母子の話。相変わらずとんでもない論理のアクロバットが大変ですよ奥さん!論理が物質化したものって、どうやったらそんな変なもの考え付きますか。しかも毎度のようにエラく説得力があってアレだ。ちなみに連作<マインド・ヴァンパイア>の1篇らしく、他の話もさっさとまとめて読ませやがれこの野郎。しかしチャルマーの岩さえあれば、本物の超光速飛行ができるんじゃないかしら。

●草上仁「老マーリンと大鴉」(SFマガジン93/9)を読んだ。ツボ。大魔道士マーリンも、年老いた今は満足にお湯も沸かせないほど弱っていた。そんな折、孫が「いいかげん時代遅れの方式にしがみついてないで、テクノロジーを使いこなしてみようよと」自分の代わりに呪文を詠唱してくれるパームトップサイズの機械を置いていった。しかしマーリンはあくまでも機械を使おうとはしなかったが、そこに過去からの復讐者があらわれ…って話。なんだかわからないがものすごくツボ。単行本未収録なのかしら。つうか、「天空を求める者」も文庫化してくれよハヤカワ。いやむしろこの際がんがってくれ徳間デュアル文庫。

●グレッグ・イーガン「チェルノブイリの聖母」(SFマガジン99/11)を読んだ。ミラノの探偵が、大富豪から「ウクライナの聖母」と呼ばれるイコンを探してほしいとの依頼を受けた。何の変哲もないイコンに見えるが、それはオークションで相場の何十倍もの価格をつけられ、輸送中に殺人まで起こして奪われたいわくつきのものだった。イコンの秘密と行方を巡るハードボイルドサスペンス。いや本当に、リアルな近未来のガジェットを抜かせば、非常によくできたフツーのハードボイルドですよ。キャラ萌えしようがないあたりがいかにもイーガンではあるけど、おもしろかったれす。テーマは違うけど、「繭」と同系統の話。

●ジョージ・R・R・マーティン「サンドキングス」読みちゅう。
3月20日
さよならボス…
3月19日
●松江奈俊「史上最強の弟子ケンイチ」4巻購入。宇喜多たんをもっと出せゴルァ!!ケンイチのショタ化が進んでおり危険。そしてカバー裏の美羽は痴女めいた乳放り出しっぷりでいかがなものか。今週のは褌一丁のじじいに羽交い締めにされて海に落ちてくケンイチきゅんが絵的にも倫理的にも大変であり、このギリギリ感がたまらない。

●ラファティ「トマス・モアの大冒険」読みちゅう。全然進まねえ…読みにくいヴォネガットって感じ。

●アーヴィン・フィルシュ「アシッドハウス」読みちゅう。ダメ人間目白押しの短編集だけど、一気に読みたくなるような本じゃねえや。
3月15日
■マイク・レズニック「一角獣をさがせ!」(ハヤカワSF)【4+】
マンハッタンのダメ中年探偵が、大晦日の夜、緑色の小人の依頼でマンハッタンに重なったもうひとつのマンハッタンに連れていかれて一角獣を探すことになる。ハードボイルド+ファンタジーってことで、スラクサスを思い浮かべてしまうところですな。主人公のダメ中年はあまりキャラが立ってないので萌えないけど、ファンタジー世界の住人は萌え。特に小馬のイオヒパスたんかわいすぎる。

●イーガン「ボーダーガード」(SFマガジン2001/3月号)読んだ。量子サッカーで面食らったけど中盤からいきなり「ぼくになることを」の世界であることが明らかになってビビリ。不死とは何かってテーマなわけれすね。つーかはやく「しあわせの理由」の入った短編集出ないかしら。あとチャン「あなたの人生の物語」も。

●今週の「ORANGE」は、三木たんが突然邪悪な表情になっており萌え。飴と鞭(;´Д`)ハァハァ
3月14日
■谷甲州「サージャント・グルカ」(角川書店)【4】
インド・ネパールを旅する日本人が、元グルカ兵の老人に出会う連作短編集。まとまりに欠けるけど、一つ一つの話はおもしろいれす。グルカってネパールのあたりなのね。軍曹って言われると反射的に「口でクソたれる前と後には必ずサーとつけろ!」「Sir! Yes Sir!!」というのを期待しちゃうんだけど、もちろんそんな話じゃないので注意。

●イーガン「闇の中へ」(SFマガジン2000/5月号)を読んだ。おもしろいけどコメントしづらい。そして読みちゅうの「ボーダーガード」(SFマガジン2001/3月号)はもっとコメントしづらさそう。なんだよ量子サッカーって…。

●ガンガン4月号購入。鋼の錬金術師は引っ張るね。エルリック兄弟・過去の修行編第一部って感じ。話が進むのは半年後くらいかしら。ショタっ子アルたんワショーイ!! それにしても、小説の次はドラマCDかよ…絶対買わねえ。

アレの全話感想は神。伴たん激しすぎ。
3月12日
■林譲治「ウロボロスの波動」(ハヤカワJコレクション)【4】
(山田詠美を思い浮かべてください)…ジョージィ…
というわけで、かなり期待して読んだんだけども微妙に期待外れ。天王星軌道で小さいブラックホールをナニしてエネルギーをアレしつつ太陽系を開発、その過程で宇宙に出た人々と地球の間で大きくなる軋轢などを描いた連作短編集であり硬派で地味なハードSFなんだけど、どうもグッと引き付けるような力が足りないっつーか眠い。何が足りないのかしら。「ヒドラ氷穴」はサスペンス要素が強くてかなり良かったけど。SFマガジン4月号の「ラーフは月に飛ぶ」はかなりツボだったので、続巻に期待。

■野尻抱介「太陽の簒奪者」(ハヤカワJコレクション)【4+】
こっちは眠くならず一気に読めますた。イイ!!結局アレの正体が地味でガカーリだったけど。霧子たんみたいなのが好きれす。あとどーでもいいけど、《生魚の臭いがします》で死ぬほどワラタ。
3月10日
■マイク・レズニック「サンティアゴ」(創元SF)【4+】
30年来噂の的であり、巨額の賞金を懸けられている伝説の悪党サンティアゴ、彼を追う賞金稼ぎやジャーナリストを描いた宇宙西部劇。やーカコイイね。無頼や悪党てんこ盛りですよ奥さん!カコイイけど萌えるキャラはいなかったのが残念かな。強いて言えば、流れ者の賞金稼ぎで大飯食らいな伝道師ファーザー・ウィリアムの生臭っぷりが萌えかしら。そしてスワグマンの鬼畜っぷりはスゲえ。特にヨリックの部屋を立ち去る時がヒドい。ヒドすぎ。ヴァーチューは峰不二子。

■ロバート・J・ソウヤー「占星師アフサンの遠見鏡」(ハヤカワSF)【5】
キタ━━(゚∀゚)━━!! なんで続編が訳されないンだよゴルァ!!と評判の作品。ようやく読みますた。人間並みの知性を持つ恐竜キンタグリオ一族、見習い占星師アフサン少年の成長を描いた冒険、だと思って読んでたら大変なことになってて死ぬかと思った。どうなっちゃうですかこの先はッ!?訳者解説でさんざっぱら煽っておきながら続編は出ないですか。ハヤカワは何してるですか。スラクサスの続編も出ないらしいしもうムカつきすぎ。

●南の島の原住民な少年たちと、白人の少年たちが決闘している。原住民側は膠着する戦線に業を煮やし、ついに禁断の最終兵器を投入した。ペットボトルに詰まった禍禍しい色の、ドロリとした、一度付着したらなかなか取れないものすごい臭いの液体だ。そんな泥沼の戦いを見物していたら、巻き添えを食って僕の手に最終兵器がかかってしまい大変なことに。「オニサン砂かけて!!砂に擦りつければ少しはマシにナルヨ!!」と焦り顔の少年たち。助言に従い、泣きながら手に砂をなすりつけるものの、いっこうに臭いが薄まらない、という夢を見た。
3月8日
■スティーブン・バクスター「時間的無限大」(ハヤカワSF)【3】
木星近辺に設置したワームホールから、1500年未来の宇宙船が出現。1500年後の地球は異星人に支配されているんだそうだ、って話。スゴいんだろうけど、難しすぎて理解できない。エキゾチック物質とか量子的結び目とかひょっとことかわかんねえええええ!とにかく未来人の目的が何なのか気になる、という理由だけで無理矢理読み進みますた。ブラックホールについてのうんちくは「マッカンドルー航宙記」を思わせますな。やっぱ「プランク・ゼロ」と「真空ダイヤグラム」は買わないでいいや。ハードすぎ。さすがに固すぎて歯が欠けちゃう。

●「遥かなる地平 1」(ハヤカワSF)収録のデイヴィッド・ブリン「誘惑」を読みますた。知性化の嵐のボーナストラックというか、かなりネタ割ってるんじゃないかしらいいの?これ読んじゃってよかったの?それにしても、「スタータイドライジング」と比べて、イルカの話が随分読みやすくなってると思うますた。

●マイク・レズニック「サンティアゴ」読みちゅう。

●今週の「ORANGE」はかなり(;´Д`)ハァハァれすよ。ムサシ&コジローのアツアツカポーに三木たんが割って入ってコジローちょうジェラシー。狙ってますか?のー先生狙ってるんですかっ!?三木たんに抱き付くムサシっつー脳内ビジョンはもうアレだ、宇宙ヤバイ。順位表がものすごいことになってるにもかかわらず、あの三角関係の方が気になってしょうがないね。レオーネ戦では三木たんがどんなイケズっぷりを見せてくれるのかと思うともう達してしまいそうれすよ。
3月6日
■バリントン・J・ベイリー「光のロボット」(創元SF)【4】
「ロボットの魂」の続編。意識を持ちたくてしょーがないロボットのガーガンと人間との間で板挟みにあうジャスペロダスの葛藤&冒険。おもしろいけど、別に続編じゃなくても良かったんじゃネーノという気分が拭えない。炭坑の採掘ロボ萌え。

■ロバート・J・ソウヤー「さよならダイノサウルス」(ハヤカワSF)【4】
タイムマシンで恐竜絶滅の原因を調べに行こう、ということで妻を寝取られた中年と寝取った中年が一緒に冒険する話。ソウヤーは相変わらずそつなくおもしろいれすね。恐竜に興味がなくてもOKな話れすよ。寝取られ中年はちょっと萌え。

●バクスター「時間的無限大」読みちゅう。
3月5日
■マイク・レズニック「パラダイス 楽園と呼ばれた星」(ハヤカワSF)【4+】
スワヒリ語で楽園という意味の名を冠する星ペポニ、そのペポニに人類が植民し変化していく様子を描いた話。ケニアがモデルというか、まんまケニアの歴史らしいけど酷いアフリカですね。結局どうすればマシな結果になったのかということが見えない閉塞感が激しくアレですよ。つーかキリンヤガとコンパチですな。

●先日たまたま水戸黄門を見たら、エラく強い幼女が登場しており驚愕。つーか黄門さま殆ど出てこないし、なにか水戸黄門に似た別の番組かと思った。黄門一行に幼女も咥わる加わるらしいので興味のある人はチェキ。それにしても幼女ブサイクすぎ。

●ブクオフで「ザ・モモタロウ」全10巻を発見したので捕獲。ベンケーたんワッショイ!!典型的な巨漢味方キャラだね。自己犠牲精神発動で1回死亡1回死にかけだし。僧兵コスプレとロボっぽい風貌がたまらない。

●そういえば、こないだWJのポスターを見かけたんだけど長州と谷津たんがメインなソレであり、ありえないと思った。10年前ならまだアリかもしれないけど21世紀デスヨ?どうなってるですか?
3月4日
■SFマガジン4月号
▼野尻抱介「宇宙検閲」
騙されてる?俺なんか騙されてる?みたいな気分が味わえる良作。美佳たんの実も蓋も無い物言いもステキ。「結局そーいうオチかよ!」という感触もあるけど許す。
▼コニー・ウィリス「接近遭遇」
ちょうワラタ。コニー・ウィリス入院中の手記、といった体裁のネタ日記っつーか。NDD(被命名性機能不全障害)とかどうしようもない血管とか末期ヘアとか、激しくツボ。入院・シジチュを経験したことがあれば、かなり楽しめるのではないかしら。
▼小林泰三「虹色の高速道路」
話はおもしろいけど理屈がわかんねえっつーか考えるのダルい。
▼林譲治「ラーフは月夜に飛ぶ」
こここ航空宇宙軍史!かなり航空宇宙軍史っぽくて達してしまいそうれす。「ウロボロスの波動」読まなきゃ。
▼牧野修「リヴィジョンウォーズ・エピソードIV 落丁生命体の秘密」
全然ダメ。
▼飛浩隆「夜と泥の」
イイとは思うけどいまいち好みじゃない。
▼というわけで、今月号はかなりハイレベルですた。これで890円なら買い。

●マイク・レズニック「パラダイス」読みちゅう。またアフリカかよ!
3月2日
●しばらく前から図書館を利用するようになってきたのれすが、とうとうSFマガジンのバックナンバーを漁り始めますた。イーガンイーガンイーガン。それにしても、絶版本がたくさんあってスーテキ。

●グレッグ・イーガン「愛撫」(SFマガジン2002/4)を読んだ。いかにもイーガンなサスペンスれすね。雰囲気的にルミナスっぽい。イーガン考課表を参考に他にも漁ってみるけど、99年以前のバックナンバーは無さげでショボーン。「チャルマーの岩」(1993/9)「真心」(1995/7)「ワンの絨毯」(1998/1)「エキストラ」(1998/4)は読めないのかしら。読めるのは「チェルノブイリの聖母」(1999/11)「闇の中へ」(2000/5)「ボーダー・ガード」(2001/3)あとインタビュー「無限大から逆に数えて」(1999/11)があるか。つーか山岸たんは一刻も早く訳しまくるニダ。

■井上真「鋼の錬金術師 砂礫の大地」(ENIX)【3】
可も無く不可も無し。無難なオリジナルエピソードれすね。偽エルリック兄弟強すぎじゃねえかって気はするが。801のお嬢さん的には、美形が出て来てよろしいんじゃないかしら。ポストカードはかわいくて良し。

●SFマガジン4月号読みちゅう。のじりん「宇宙検閲」イイ!良いSFれすよ。そして美佳たん萌え。