●なかなか本が読めないにゅ。
■アイザック・アシモフ「黄金-ゴールド-」(ハヤカワSF)【3】
アシモフ最後の本らしい。余ってた短編とエッセイをテキトーにまとめてみました、って感じ。アシモフ好き以外にはおすすめできない。表題作はかなりションボリかも。でもアシモフ好きだから許す。
■スティーブン・バクスター「天の筏」(ハヤカワSF)【4+】
特異点に飛び込んじゃって、重力定数が10億倍の宇宙に迷い込んでしまった人類の末裔達の話。鉱夫として生まれた少年が、知識欲に衝き動かされるあたり、こないだ読んだ「翼人の掟」を連想するわけですが、バクスターったら意外とホラーもいけるんじゃないかしらと思わせる骨人の描写がスーテキかも。出っ張った腹の引力に引き寄せられてしまう重力定数10億倍マジックはちょっとアレだ、まあナンだ、腹が互いを引き寄せ合ってクルクル回りつづけるステキな絵面が浮かんでイイ!終盤の展開は、やたらおざなりなのがいかにもハードSFっぽ。
●SFマガジン7月号と「マルドゥック・スクランブル」購入。
●イーガンの第二短編集が7月に発売らしい。ルミナス入らないデスカ?許さんです!アンソロでしか読めないなんて間違ってるです!とりあえず、90年代傑作選も自分で買っておくかな。で、チャンの短編集マダー?マチクタビレター |