不定期日記45

6月29日
●ゲヒャヒャヒャ尾崎南の「絶愛」をとうとう読んだよ!横浜スタジアムの近くというか横浜文体の近くというかそこらへんのまんが喫茶でついに発見!辛抱たまりませんこのむずがゆくなるような絵柄と話運びとキャラ設定。今度は続編の「BRONZE」も読まないと。そしてBRONZE読んだらやっぱ淑女(!)の嗜みとして「炎のミラージュ」も読まなきゃいけませんか?

●こないだ夕方に教育テレビを見てたら、愛らしい少女が出てくるアニメを発見。これはなんてアニメなのかしらと思って最後まで見てみたらCCさくらだった。CCさくらって教育テレビだったの?国民から受信料絞り取っておいてこんな人倫に反するアニメ作ってんのかNHK。

●ビデオで「赤ちゃん泥棒」を見た。スーパー強盗で何度も刑務所に出入りしている主人公が婦人警官に惚れてしまい結婚。悪事から足を洗い幸せな生活を送るものの奥さんの不妊症が明らかになり養子縁組もなかなか上手くいかず、家具会社社長のトコで生まれた5つ子から一人かっぱらうことにしたが…って感じの話。そこそこおもしろかった。赤子を取り戻そうとするバイカーのヒゲヅラなおっさんが薄汚すぎていやん。

●それにしても2ちゃんねる漫画板のジョジョ第7部終了スレッド、異常な勢いで伸びてくね。
6月27日
■寝相アバンギャルド
電車も残り少なくなるような時間、駅前交差点の歩道で土下座している人がいた。誰に向かって土下座しているのか、ひょっとすると聖地の方角に向かって祈りを捧げてるのかと信号待ちの間観察してみたんだけどどうやら酔っ払って寝ているらしい。ボストンバッグのようなものを腹に抱え込んでピクリとも動かず額をアスファルトに押し付け寝てました。あと2,30mで駅まで辿り着ける距離なのに信号を待ってる間に力尽きたのかしら。あのままもう30分寝てたら電車が無くなっちゃうんだけどちゃんと起きられたのかしら。

●2ちゃんねるの漫画板でものスゴいスレッド発見。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=comic&key=962028800

●秀さんに借りたビデオ「鮫肌男と桃尻女」を観た。それにしてもなんで邦画って画面が暗いのかしら。見づらい。あとセリフが聞き取りづらい。夜中に観る時不便だわ。映画自体はおもしろかったです。殺し屋山田のテンション高すぎる演技とツラがものすごくノリオ(とんねるずのアレね)に酷似しておりツボ。あと浅野忠宣の胸毛がいっぱい見れた。
6月26日
■清一色
もーテレビが選挙一色で見るものないわ。普段殆どテレビ見ないくせに、このように選択肢が狭まっている時に限って見たくなるのはなぜなのかしら。
▼ところでTVKことテレビ神奈川は神奈川県の選挙区情報が大変に充実してまして、選挙区内の候補による政権放送も見れまくりだったりするんですがどうしてこの人たちは独創性のカケラも無いことばかり公共の電波を使って喋るんだろうなあということはさておき、民主党のPVが画期的な感じにアバンギャルドで視線釘付けでした。やっぱアレですか小沢一郎のもう少しで一回り廻っておもしろかったかもしれないTVCFに影響されたPVなんでしょうかどっちにしろ奇を衒ったからといってもおもしろいかどうかはまったくの別問題なのでアレですが。つーかつまんねええええええ。

●米が切れたから買いに行った。そうしたら食材が卒倒するほど安かったので挽肉250g(80円)鳥胸肉1kg(200円)豚切り落とし400g(200円)とかなめこ1パック9円(ミスタイプじゃなく)とか買い込みまくり米5kg持って帰るのもダルくなり無洗米というのを1.5kg買ってみた。無洗米というのは研がないでもOKな米なんだそうで、研がないから研ぎ汁も出なくて環境に優しく研いだ際に流れてしまう米ぬかの分余計に計量カップに入るので、結果的に普段と同じ量で普段よりも多めの米が炊けるんだそうだ。今炊いてみてるんだけど水加減大丈夫かしら。

●ところで今は冷凍食材がいろいろ出ており、以前は「みそ汁の具」というものを見つけて買ったことがあるんですが今回見つけたのが「カレーの具」です。人参タマネギジャガイモが4皿分くらい適当な大きさに切られて袋の中で凍ってます98円。一人暮らしの身ではカレーの材料を買い揃えるのもけっこう不経済だしレトルトの方が明らかに得だったりするんですがこの「カレーの具」を使えばOKね。というわけで挽肉とカレーの具を使ってカレーを作った。包丁使うの面倒で。

●宮部みゆきの「レベル7」読了。あーおもしろかった。おもしろいんだけど萌えるキャラがいなくて物足りないわ。
6月25日
●あーなんだか具合悪ぅ。

■読んだ本
「バーニングシーズン」
「サマータイムブルース」
「レイクサイドストーリー」
「センチメンタルシカゴ」
サラ・パレツキーの女探偵V.I.ウォーショースキーシリーズを4冊読んだ。もうヴィクちょうかっこいい!こんなひとが身近にいたらイヤだろうけど。ところでシリーズ1作目の「サマータイムブルース」ってタイトルがものすごくmisato臭くてヤな感じ。
▼更新もせずひたすら読書。
「精神集中剤」眉村卓
短編集。小説宝石とかに載った作品らしい。軽いSFの人から軽い中間小説の人になっちゃったんでしょうか眉村卓。あまりにも軽くて物足りないんですが雑誌の方針かしら。
「返事はいらない」宮部みゆき
短編集。そこそこおもしろかったような気がするものの、読みすぎで脳が疲れているので記憶が曖昧。表題作の「返事はいらない」はすごくおもしろいというか贅沢な話だったような。偽造カードで銀行のATMをアレする話なんですが、こんなおもしろそうな題材をを短編にしちゃうのか。
▼ひきつづき宮部みゆきの「レベル7」読みちゅう。

スナさんにもらったWWFのビデオ見ちゅう。トリッシュサイコー!ところでJスカイスポーツ2ってフツーのCMも入るの?バンテリンのCFとか入ってるんだけど。てゆうかトレイシー・スマザースってWWFの人なのかしら。タズにあっさり負けてたけど。試合時間短いのにやっぱり動きが変だわこのひと。あと、HHH、クリス・ベノワvsロック、Y2Jの試合が良かったというかもう視線釘付け。動き早いし当たりは強いしスゲえ!特にHHHとY2Jがスゴいわ。

■鼻持ちならない
 あの文脈で行くと、チャーリー・シーンがいかにもミニシアター方面のかっこいい系の俳優であると俺が思っていて、その人が出ている映画を見て鼻持ちならなく自慢してるんだぞ的な印象があるだろうが。
そうではなく、チャーリー・シーンが出ている映画をたまたまテレビで見たら、ユアン・マクレガーが出ている映画と話の筋がやたら似ていたというのに、面白さといったらぜんぜん違いますよね、という話をしようと思ったのに、チャーリー・シーンで躓きやがったんじゃねぇぇぇぇぇぇかよぉぉ。
秀さんが掲示板で主張するのでいちおう紹介しときますがユアン・マクレガーなんてチャーリー・シーン以上にわかんねえ。ところでチャーリー・シーンってやっぱり親しい人からはチャーリーって呼ばれてんのかしら。どうもチャーリーってマヌケな名前って気がしてならないんだけど。
6月21日
●うあああん!見に行きたかったよ今日の後楽園!スナさんの報告によると、荒井社長とミスターのスキットが気絶するほどステキだったらしい。
「Hが勝っても負けても爆破するつもりはなかったんですよアレは純粋なアクシデントです!」
と言い張る荒井社長とか
メガネかけて登場のミスターが
「いやぁ、僕もいきなり爆発するもんだから必死に逃げ出すので精一杯でしたよぉ。起爆装置もイスの上に置いてたし。」
「雁之助選手、もしかして起爆装置を逆さに置いてませんでしたか?」
とかウットリするような責任のなすりつけあいがサイコーだったんだそうだ。畜生!
なんか会場のロゴが今回からスカパーに変わってたらしいから23日放送のPPVでは今日の映像は流れないんだろうなあ。社長とミスターのスキットだけでもいいから今すぐ見せれ!

■鼻持ちならない
今日はイセザキモールのリンガーハットで秀さんとちゃんぽんを食べた。野菜炒めがいっぱいのってるちゃんぽんが6月中は380円ということで。そのリンガーハットで秀さんからビデオを借りた。なんか「赤ちゃん泥棒」と「鮫肌男と桃尻女」ともう1本くらい入ったビデオらしい。
▼最近の秀さんは映画ばかり見ているらしく、しかも絶賛する映画はどれもこれもミニシアター系のマイナー映画でありなんだかちょう鼻持ちならない映画好きって感じ。だいたい僕なんて映画見る習慣ないからますます鼻持ちならなく感じるわけですが。
▼「そうそうこないだはチャーリー・シーンが出てる映画見てさぁ」
「チャーリー・シーン?誰?名前は知ってるけどツラわかんねえよ」
「すげえフツーのアメリカ青年って顔してるよ。でもよく見るとやたら顔デカくてちんちくりんなの」
「わかんねえっつーの!なんか黒っぽい髪でオールバックというかリーゼントというかそんな感じの髪型の人?」
「あーまあそんな感じかな。つーかチャーリー・シーンのツラぐらい誰でも知ってるだろボケェッ!」
「知らねえええええええよ!」
「じゃあブルースウィリスくらいならわかるだろ」
「あー帽子とかかぶってなけりゃわかるかもしれない」
「んじゃディカプリオは?」
「んー、映画俳優の顔写真10人分くらい並べて『このなかからディカプリオを選べ』とか言われたら当てる自信はあるね」
「ソレ、めちゃハードル低いじゃん。んじゃエディ・マーフィーは?」
「顔写真10人分の中に黒いのが二人以上いたらアウト」
6月20日
○乙さんトコからパクってきちゃった☆車イスを押すステキミスター●今日はミスターのお誕生日です!でした!おめでとう!が!ネタがないのでひっそりと心の中でお祝い。ネタとかそーいう問題じゃあないと思うが。

●なんか暑くなると天気予報で言ってたので薄着で出かけたものの、外を歩くと暑いし建物に入ると冷房で寒いし結局のところどーすりゃいいのさ羽織るもの持ち歩くとカバンが膨らんでイヤ。

●チョコクッキーとアーモンドクランチが入った緑色のミントアイスを食べる夢を見た。ものすごくおいしかったのでコンビニに行って探してみたんだけどみつからない。31とかハーゲンダッツとかに行けば食べられるかしら。いやそこまでして食べたいとは思わないんだけど。
6月19日
●もー!ちょう殺す!カウンターとかアクセス解析とかに使ってるサブプロバイダのharmonix、そのWebサーバが昨夜からさっぱりつながらなくなってちょうムカ。カウンターはどーでもいいとしてアクセス解析が台無しじゃん!というわけでさっそく電話でクレーム入れたところ、原因は同じサーバを使ってるユーザーがおかしなCGIを動かしたかららしい。
「只今そのユーザー様と交渉中でございますので」
まずCGI止めてから交渉しろボケええええええ!と怒鳴りたくなったんだけど今話してるお姉さんに罪は無いので我慢した。つーかまず自分のマシンにサーバインストールしてCGIのテストしろよ畜生。

●ドン・ウィンスロウの「仏陀の鏡への道」読了。これはけっこうツボ。中盤の九龍城のあたりがなんだかたまりません。探偵小説と言うか、むしろ冒険小説に近いかも。続き読みたいわ〜。

●エルロイの「ホプキンズの夜」読了。ロイド・ホプキンズ部長刑事シリーズの2作目らしい。1作目は「血まみれの月」。あああああもう!1作目をさっさと入手しないと!萌え!とにかく主人公のロイド・ホプキンズ部長刑事がステキなの萌えなの。ちなみに話の内容は…なんだっけ?ああ羊たちの沈黙とかソレ系の異常心理犯罪モノ?1984年の作品だからプロファイリングとか今や陳腐化してしまったギミックも使われてないし、とにかくロイドが足で稼ぎ推理する正統派警察小説って感じがラブ。

地獄から来た細胞
うひゃあ!かっけええええ!変身したり毒を吐いたりするプランクトン?葉緑素を取り込んで光合成したり、魚の群が近づいてくると毒で麻痺させ捕食にかかったり、あまつさえその毒が空気中に飛散し人間にも悪影響を及ぼすだなんてちょうミラクル。S.キングの短編集ミルクマンに収録されてる「浮き台」みたいな感じ?
6月18日
●倉木麻衣のPVってなんだかアイドル系声優のソレっぽい。ソフトフォーカスかけて全体的に白く飛ばした色味とかが。アイドル系声優でなければ鈴木その子やネットアイドルの写真風味と言ってもいい。

●つーかこのところ記憶が曖昧で倉木麻衣のこともとっくの昔に書いちゃってるもんだと思ったんだけど、秀丸で日記フォルダをgrep検索しても見つからないからきっと書いてないんだろう。

●ところで書いたもんだとばかり思っていたネタとして、リッキー爆破ネタのアレなんでけどきっとリッキーはプリンセステンコーばりの大脱出をやってくれると根拠の無い確信を抱いてたんですが。答えは21日後楽園に持ち越しかしら?そーいえば20日にはミスターの誕生日だし、21日はひょっとしてミスターお誕生日おめでとう興行?ステキ!

●と言っても、僕は当分FMWは会場に行く気無いんですが。なぜならばPPV見れば済むから。てゆうかPPV見たほうがおもしろいもん。ついでにSAMURAIでブレーンバスタープラスが2時間枠で復活するらしいのでますます会場に行く必要無くなるわ。

●そんなわけで先日、やっと5月5日の駒沢ビデオを見ました。髪の短いミスターったらステキ!というのはまあ当然として、駒沢の前にやった渋谷オンエアイーストでの「えいじ、オレはお前の何なんだよ」って破廉恥発言が見れてちょうドキドキ。発展系として「えいじ、オレと仕事とどっちが大事なんだよ」っていうのはダメですかダメですよねダメだよなあ。そうそう、くどあの「いだだぎま゛〜〜ず」からのパックンチョも見れて大満足。
6月16日
●青ヒゲ神主のニュースはアンシーの夢だったりウソテクだったりしたわけではなく実際に起こった事件らしい。なんだよニュースサイトはこんな愉快な事件を黙殺かい?女性週刊誌とかならちゃんと記事にしてくれるかしら。
「気が付いたら神主の顔が股間の近くにありました。」
という若者の証言アリ。

ってメールでの情報も寄せられたんだけど、なんつーかつまりレイプ(&殺人)事件みたいなもんなのにテレビで証言しちゃうんだ。勇者勇者!

●宮部みゆきの「魔術はささやく」読了。やっぱ日本人の小説は読みやすいわ〜。つーかちょうおもしろかった。なんかスゲえ普通の文体である上に突出して個性的な人物が描かれているわけでもないのになんでこんなにおもしろいんだ。

●前々からちょっと読みたいと思ってたドン・ウィンズロウの「ストリートキッズ」が古本屋の100円ワゴンにあったので、続編「仏陀の鏡の道」と併せて購入。というわけでエルロイはほっぽってストリートキッズ読みちゅう。かなりおもしろそうだし読みやすいしいい感じ。

●つーか読み終わっちゃったわ「ストリートキッズ」。分厚いけど翻訳ものらしからぬ読みやすさ。キャラも魅力的だし佳作って感じ。これでもうちょっと萌えるキャラがいれば良かったんだけど。引き続き「仏陀の鏡の道」を読もう。

●すっかり忘れてたが77777ヒット踏んだ人はラッキーなので喜ぶように。

●そーいえばこないだ別居中の人妻とゲーセンで脱衣花札したり中島みゆき縛りカラオケしたりした。
6月15日
■青ヒゲ神主
男に薬を飲ませて前後不覚にしワイセツ行為を働いた、という事件が発覚し逮捕された神主が警察に余罪を追及されたところ、その神主の毒牙にかかった上に殺害された者もたくさんいるらしい。
▼という話をアンシーが熱く語るので、ちょっとときめいた僕はさっそくネットのニュースサイトを渉猟し時事ネタに強いWeb日記を漁り検索エンジンで検索しまくりしたんですがそんなニュースは見つからず、憤慨しアンシーに即電話、いったいどこでそんなガセネタを掴んだのか、そもそもソレは君の見た夢の話ではないかと問い詰めたところ、先週の木曜だか金曜の「どーなってるの?」の前にやってる番組で見たのだと強硬に言い張るわけです。
▼アンシーが言うには、テレビで被害者があっけらかんと証言するところによると神主の家に遊びに行って薬を飲まされ前後不覚になった被害者が意識を取り戻すと体がベタベタしていたんだとかそういう話らしい。
▼しかし事件の概要だけ聞くとなんだかとてもステキなんだけどその問題の神主の面はガンジーみたいなブサイクでガッカリなんだそうだ。そしてテレビであっけらかんと証言してたのはバーテンらしく、バーテンという職業だけ聞くとなんだかちょっとステキっぽいけどそのバーテンは黒いズボンに白いYシャツ、黒のベストに蝶ネクタイをしている美貌のバーテンというわけではなくアロハシャツを着て金髪の頭悪そうなヤンキー上がりといった風情なんだそうで乙女の夢を木っ端微塵に破壊してくれるような話DA.YO.NE。
▼更にドリー夢☆を破壊するようでアレだけど神主の毒牙にかかっていたのは最初主に美少年系だったらしいが犯行を重ねるに連れて被害者は美少年から神主よりも体の大きな逞しい男になっていったらしくこのまま犯行が露見しないでいったら大変なことになってたであろうことは確実とか、なんかそーいうことなんだそうだ。
▼やっぱそれ夢じゃねえの?でなきゃウソテク?
6月14日
●サラ・パレツキーの「ヴィクストーリーズ」を読んだ。美貌で空手の達人である女探偵VIウォーショースキーの短編集。ん〜なんかいい感じ。なので古本屋でこのシリーズを探してみたけどみつからない。しょうがないから宮部みゆきの「魔術はささやく」を買った。実は宮部みゆき読んだことなかったのよね。あと、兄が強力に薦めてたエルロイを2冊も購入。

●あーもう雨ばかりでムカつくわ。洗濯もできやしない。

●そういえばチャンピオンに連載中の「特攻天女」は絵がアレだけどけっこうおもしろいわ。族マンガにありがちな族無条件肯定、というわけでもなく族の暗黒っぷりもちゃんと描いてるあたりいい感じ。

●へー川田と渕と外人以外は離脱ねえ。つまりつーよんも三沢の新団体なわけ?
6月12日
●なんかーみんな三沢社長解任でウキウキ気分みたいね。

6/11アルティメットボクシング旗揚げ戦・横浜アリーナ
雨が降る中、「アルティメットボクシングぅ?ンなの何が目当てで行くのよ晴れてりゃヒマつぶしにイイかもしれねえけど雨じゃあなあ。あーダリぃ」とか思いつつ5時半過ぎに横アリ前でスナさんと落ち合い会場入り。RS席はリングのコーナー対角線上あたりのブロックが豪快にがら空きだったりしたものの、予想以上に埋まっててびっくりした。
▼本当にカケラも期待していなかったアルティメットボクシング、これは佐山が旗揚げしたセイケンドーの一部門なの?よくわかんないんですが、セイケンドーvsPRIDEというおそらく誰も気にしちゃいないようなテーマでの旗揚げ戦ということになるわけですな。
▼18時過ぎ、いきなりリング上で踊る12人のロシア人(?)美女ダンサー軍団のダンスで興行の幕開け。その後佐山の演説。この佐山の演説がちょうバツグンで、昨今の総合格闘技を「通過点」だと言い切り、アルティメットボクシングを地動説になぞらえる大風呂敷っぷりはちょっとステキすぎです。西村と人生を語り合ったりしてほしいほどの饒舌ぶりでした。

■6/11アルティメットボクシング旗揚げ戦・横浜アリーナ
で、試合の方。全く期待してなかったものの、これが期待を大きく裏切る充実ぶりというか、3分3ラウンドという短い試合時間もあり、膠着しがちな試合でもそれなりに見られるのが良かったです。ブレイクするタイミング早すぎなような気もしますが、まあそれでもタコ殴りでのKOあり大玉砕ありステキキャラありで、大変に楽しい。ついでに意味無くロシア美女軍団が踊りまくるのもOK。
 左側がPRIDE、右側がセイケンドー選手です。
▼第一試合 大刀光vsアフメド・ズラフ
ロシア美女ダンサーを引き連れてド派手に入場してくるズラフに引き換え、あまりにも地味すぎるたっち〜の入場。たっち〜可哀相!いやこの場合は逆においしいか。そしておいしすぎる秒殺劇。たっち〜またもや何も出来ず負けてしまいました。PRIDEvsセイケンドーというテーマはどーなってるんですかたっち〜PRIDEの意地を見せろ!と思ってた人はいるのかしら。
▼第二試合 エベンゼール・フォンテス・ブラガvsミルザマゴメドフ・マゴメド
ブラガってけっこう強いのね〜と思ったような気がするがそんなことよりもミルザマゴメドフ・マゴメドですよ。なんですかその名前。ミルザマゴメドフ・マゴメド。かっこいい!
▼第三試合 グレン・ブラストーブvsキルサノフ・アンドレイ
あー、えーと、2RでTKO、キルサノフの勝ちだったような。たしかスナさんが「黒がんばれ!」(ニッカンの試合写真参照)とかスゴいこと言ってました。
▼第四試合 ジャイアント落合vsボリショフ・イゴリ
この試合は特別ルールってことで、PRIDEルール10分2R制です。ということはどーでもいいんですが、ジャイアント落合スゲええええええ!デブ、アフロ、サングラスという風貌は鶴見五郎かコンパイル社長の愛人かという感じです。そしてセコンドもアフロ&サングラス。エクセレント!そしてアフロのヅラを脱いだらまたアフロ。
▼185cm135kgという修斗出身とは思えないようなプロフィールを見ただけでもドキドキモノですが、上脱いだ姿はもう「やられた!」としかいいようがありません。パンツから腹の肉がはみ出てます。更に胸にも腹にも毛が無いのに背中に密生する背毛がファンタスティックですよ奥さん!このように見た目一つ取っても観客のハートを鷲掴みにすること必至であるジャイアント落合ですが。
▼試合がけっこう好試合でした。最初の3分で落合の動きが鈍ったのはまあ、その、アレなんですが落合の果敢に攻める姿勢、そして腹を蹴られた時に見せた余裕の表情が!
「ブふ〜、効かねえなあ」
という北斗の拳のハート様を彷彿させるものでありもう夢心地です。
▼その他に、コーナーに追いつめスプラッシュ!というプロレスなムーブを見せるものの躱され顔面強打、とかマウスピースが外れて反射的に拾おうとしゃがみこんだところで顔面に蹴りが入るとか(その後ボリショフもマウスピースを捨てた。たまんねえ!)もう見所満載です。結局玉砕した落合ですがちょう満足。PRIDEルールでこんなに面白い試合見たの初めてだわ。でも落合は紙プロに持ち上げられ消費され尽くして終わってしまうような気がするので落合見るなら今のうちですYo!

■6/11アルティメットボクシング旗揚げ戦・横浜アリーナ
休憩時に、今回の興行のスポンサーであるトータルエネルギーとかいう会社のあいさつ。プロパンガスの会社らしい。顧問の人の喋りっぷりが上手すぎて実演販売チック。怪しさ炸裂です。
▼第五試合 ペレvsメジドフ・アブドゥルナシル
そろそろ尻が痛くなってきたのでよく覚えてません。黒い人(ペレ)が判定で勝ってた。
▼第六試合 園田隆vsドロズド・グレゴリー
園田は元プロボクサーらしいんですが、そのたるんだ腹は何事ですか。まあ腹のことはイイとしても、その金髪リーゼントと腕に彫られた「天下布武」の文字はどーいうことですか。元ヤン?いやさヤン?ともかく園田は期待に違わぬヘタレっぷりであっという間に負け。
▼セミ ディックフライvsスルタンマゴメドフ・カフカズ
いい加減尻が痛いので喫煙所でモニタ観戦してたんですが、カフカズ強ええええええええええ!強すぎ!モニタの前で呆然としちゃった。とにかく相手の上に乗っかってやたら重そうなパンチでタコ殴り。フライはちょうヤバげな感じでケイレンしてた。すげえ!
▼メイン 佐竹雅明vsボドリャチン・デニス
佐竹…その腹は?な感じがステキなんですが、これは落合イズムですか?しかし佐竹は何も出来なかったPRIDEとは違い、蹴りまくりでいい感じです。つーか空手家は蹴りよりも正拳突きなんじゃないの?よく知らんけど。とにかく蹴る!蹴る!しかしボドリャチンは異常なまでのタフさで見てて怖いです。佐竹の上段蹴りがモロにこめかみに入ってるのにダウンしません。手をつくだけで膝は突かない。うはぁバケモノ?薬とかやってる?って感じだったんですが最後は攻めまくった佐竹もヘロヘロになってしまい判定で佐竹の勝利。

●とにかくおもしろかった!行って良かったわ〜マジで。お誘いいただきありがとうございます。というわけでスカパーでやってるらしいPPVはマジで必見ちょうチェキ!
6月11日
「老いたる霊長類の星への讃歌」ティプトリー
これは読みやすくておもしろかったですよ。あまりくせの無い文体だったし。なんか解説によると「重厚な文体」らしいけど、これくらいが普通じゃないの?
▼僕的に一番気に入ったのは「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」かしら。太陽のフレアに巻き込まれてタイムスリップするロケットだなんてなんだか滾るわ。あと「ネズミに残酷なことの出来ない心理学者」は唐突にモダンホラーっぽくてステキ。

●次はサラ・パレツキーの女探偵V.I.ウォーショウスキーシリーズを読もうと思ったものの、手元にあるのがシリーズの後半のみなので弱り中。コレって昔CFで「私はウォシャウスキー、私は男に媚びない」ってやってた映画「私はウォシャウスキー」の原作なのかしら。ところで僕はウォシャウスキーって聞くとなぜか反射的に、昔TSUTAYAで見かけたビデオ「私の身体(ボディ)は六法全書」を思い出します。

●今日は横浜アリーナにアルティメットボクシングとやらを見に行く予定。なんかー、PRIDE vs セイケンドーみたいなイベントらしいんだけどピンとこないわ。ちなみにアルティメットボクシングっていうのはK1にマウントパンチを足したようなものらしい、ってスナさんが言ってたヨ☆つまり立っても寝てもしゃがんでもとにかく殴る蹴るで勝敗を決めるわけね。落合の甥の髪型がスゴいらしいのでちょっと楽しみ。
6月10日
■狂女
書こう書こうと思いながら1ヶ月くらい忘れていたネタなんだけど、夜中イセザキモールを歩いてて妙に甲高い叫び声が聞こえてきました。叫び声というか痴話喧嘩?なにか超音波にも似た金切り声で何かを罵る声が聞こえてくるので歩きながら「どこからコレは聞こえてくるのかしら」とキョロキョロしてたわけですよ。
▼歩みを進めるごとに金切り声はどんどん近づいて来ます。おかしいなあと思いつつ歩いていたら、街路樹の低い囲いに腰掛けてる二人組の若者に声をかけられました。
「助けてくださ〜い」
▼はぁ?何言ってンのこいつら?と思いつつ、今や至近距離から聞こえる金切り声の方に顔を向けると、いました。ビルとビルのくぼみ、屋根付きの自販機コーナーに仁王立ちした浮浪者風狂女が僕に助けを求めた二人組の若者に対して何か喚いてます。てゆうか狂女と目が合っちゃったよ!
▼歩みを止めず考えた(0.2秒)末、見なかったことにした。若者グッドラック!

●最近はめっきり日記圏もチェックしなくなってたんですが、たまたまなんとなく登録されたばかりのサイトを見てみたらどスゴかった。美麗絵日記サイトアフロム。スゴいのでちょうチェキ。回せ!

●で、西村修と語り合う会とかロンドン旅行記とか過去の日記とかは復活させないわけ?>はだしさん
6月9日
■端末買い替え
いい加減メールボックスの容量少ないし漢字変換面倒過ぎるし解像度低いしデカいし重いし。買ってから1年以上経ったのでひとつ携帯の端末を買い替えようとJホンショップへ行ったところ、受付のお姉さんに「え〜と端末買い替えた…「全部売り切れております」と、切って捨てるような対応をされてついカッとなったので最寄りのHITショップに飛び込みカタログで物色もせずに「買い替え!安いやつね!」と単刀直入に用件を伝え無事契約完了。で、契約した端末が送られて来て無事に回線も開通したんですが説明書を見るにこの端末、着メロ3和音が使えねええええええじゃん!ヒマつぶしに凝った曲とか入れてみたかったのに。
▼まあでもどうせ着メロなんて使わないというか着信音は切っておくしいいか。つうか3和音の着メロをちまちま入れるよりかMIDI覚えて遊んだ方がナンボかイイような気もするし悔しくない。悔しくないもん。悔しくなんかない!
▼基本的に携帯はメールの読み書きが便利ならそれでOKなのさ。その点で新しいやつは合格。古いやつだと1画面に15文字しか表示してくれなかったのに、今度のはやたらいっぱい表示できるみたいだし。漢字変換も文節毎にちゃんと変換してくれるしこれでウハウハですネ☆ただ失敗したって気がするのは、端末のボタンが小さくて押しにくいってこと。

●なんかー、リッキー・フジ ダイナマイト爆死デスマッチでみんなウキウキ気分みたいね。特に浮かれているのが○乙さんっぽい。とりあえず軟禁状態のリッキーの様子をお伝えする「今日のリッキーさん」が10日からFMWオフィシャルで始まるのでちょうチェキ!
6月7日
■隙間君
先日狭い道の自販機で煙草を買おうとしたところ、お金を入れて今にもボタンを押さんとしている僕と自販機の間をぬるりとすり抜けていった男がいた。すり抜けていった彼の後ろ姿を横目に見ながら「狭い道だし車も通ってたしもしかして僕ったら通行の妨げになってたかしら」と思いつつ自販機から煙草を取り出し歩き出そうとしたら、先ほどの彼が前方で足を引きずって歩いてます。
▼まるで犬のふんを踏んだかのように左足を地面に擦り付けて歩く様子はどうも気の毒な人っぽくてアレだったんですがその彼、電信柱がただでさえ狭い歩道を更に狭めているところで壁と電柱の狭い隙間をぬるりとすり抜けていきます。そのぬるりとしたすり抜け方を見てなんだか「やっぱり気の毒な人?」と思ったりしつつ引き続き観察していたら、今度は歩道に止められた自転車と壁の間をぬるりとすり抜けていきます。車も走ってなくて狭いところをすり抜ける必要なんて無いのに。
▼彼を追い越していく際にツラを見たけどやっぱり気の毒な人系のツラだった。なんだよ通行の妨げになったかもなんて思って損したよ単なるアレじゃねえか畜生!
6月6日
「愛はさだめ、さだめは死」ティプトリー
えーとSF短編集です。なんつーか読んでて「そーいえば僕はティプトリーが苦手だったんだよなあ」と思いつつムキになって読んでおりました。そんなことしても何の得もありゃしないのに。ティプトリーの何が苦手かって、なんつーか話の把握ができないヘンさというかそういうアレが読み進むスピードを鈍らせるわけで、大抵の文庫本は2時間もかからず読めるのにぃと思うとちょうストレス溜まります。
▼僕がおもしろいと思ったのは「接続された女」と「愛はさだめ、さだめは死」と「最後の午後に」かしら。
▼「接続された女」はブサイク極まりない女が脳にプラグ突き刺して人造美女を操る話。醜女がプラグを通して美女として生きていくってのはかなりサイバーパンク?サイバーパンクが苦手な僕でもこれはおもしろかったわ。そこそこ読みやすい文体だったし。
▼「愛はさだめ、さだめは死」は20ぺージくらい読んでもなにがなんだかわからなかったけどわからないままに読み進めていったらなんとなくぼんやりわかってきてどういうわけか感動した不思議な感じの短編。
▼「最後の午後に」は植民しようとした惑星に宇宙船が墜落し、かなりヒドい状態の中でなんとか小さな集落を作り生きていけそうな感じだったところで巨大生物が海から押し寄せて来てエラいことになる話。この話が僕は一番好きかな。

「無常の月」ラリイ・ニーヴン
SF短編集。やーちょうおもしろかった。読みやすいって素晴らしい。表題作の「無常の月」も良かったけど、パラレルワールドモノの「時は分かれて果てもなく」と「霧ふかい夜のために」もいい感じだったし「終末も遠くない」も唐突に剣士と魔法使いがでてきてびっくりしたけどおもしろかった。ただ「テレポーテーションの理論と実際」と「タイムトラベルの理論と実際」はこのクソ暑い昨今、イライラして読んでられませんというか読んでません。ンなややこしいこと考えてられねええええええよ!

●次はタニス・リーを読もうかと思ったけどたまたまティプトリーが一番上に積まれてたから、「老いたる霊長類の星への讃歌」を読もう。

はだしさん復活。でもそんな殺風景なサイトじゃあリンク復活はさせられねえなあ(高飛車)
6月4日
■娘。
僕の視界には全く入ってこないモーニング娘なんですが、アンシーと電話しているとかならず娘。の話題がでてきて困ります。モーニング娘でツラと名前が一致するのなんて後藤真希しかいないのに。つうか後藤真希って愛称がゴマキなの?てっきりゴトマだと勘違いしてたヨ☆
▼ところで僕はさっぱりわからないんですが、娘。をネタにしたりすると多くの場合オチとして使われてしまいがちな保田圭ってのはそんなにブサイクなんでしょうか。僕の目には娘全員五十歩百歩に見えるんですが(ゴマキも含め)どうすれば僕もその保田圭とやらが明確に群を抜いてブサイクだってことがわかるんでしょうか毎週ASAYAN見ないとダメですかLOVE論読まなきゃいけませんかPVは微動だにせず見て振り付け覚えるようでなきゃ失格ですか。

●ぷに萌えとペドって同じなの?つうかペドの語感を柔らかくしたのがぷに萌え?つまり「アルプスの少女ハイジ」におけるオンジはペドではなく今風にいえばぷに萌え?

●うわ、よく見たらリッキーダイナマイト爆死デスマッチのカードってボス&中川 vs H&ハヤブサじゃん!テブクロさんが「ハヤブサが二代目ハヤブサだった日にゃあどーしたらいいのよう!」ってメールを寄越したがひょっとしてソレもアリな感じ?いやでもそんなの許せない。許さない。やめてぇ!
6月3日
■FMW
久しぶりに週プロを見たら、なんだか松葉杖ついたミスターがいっぱい載っててステキ!ステキすぎ!ヒぐゥ!んもう不機嫌な表情といいニヤニヤしてるのといい完璧ですよああン!後ろ髪が無くなってるのもステキというかいままで後ろ髪という絶望的なまでのハンデを背負っててもステキだったのがハンデを捨てたことによって大変なことになってますたまんねえ!
▼それはそれとして、今度の後楽園は「リッキー・フジ ダイナマイト爆死デスマッチ」ですか。えーとミスター・GOEMON vs H・ハヤブサ組?つまりミスターと中川がえいじさんをボコるわけね。で、えいじさんが負けたらリッキーがダイナマイトで爆死する、と。なんだかとてもステキ。
▼デスマッチっていうのはフツーなんらかの兇器を使ったりロープに有刺鉄線を巻いたりする危険なシチュエーションでなされる試合のことを指してるんじゃないかと思うんだけど、感覚的に。でもこの試合で危険に晒されるのは試合をする選手ではなく、全く関係の無いリッキーが危険なのか。ステキ!ここでHが「お前らが負けたら何やってくれるんだ?まさかリッキーさんをこんな危険な立場に追い込んでおいて自分たちはリスク無しってことはないよな。ベルトの挑戦権だけじゃ割に合わないだろ?お前らが負けた時はそれなりの人物に爆死してもらおうじゃないか、リッキーさんとか。」ぐらいのことを言ってくれるとますますステキなのに。
▼てゆうかやっぱボスが指揮してると違うわ。どこから出てくるのか想像もつかない発想なんかはさすがボスって感じ。ボスステキ!抱いて!14106(愛してる)!
6月2日
■驚愕のトリック
ネットを徘徊していて思い出したんですが、昔子供向けの「名探偵に挑戦!」とかその手の本でものすごいトリックがあった。証拠の残らない兇器といってすぐ思い浮かぶのは氷のナイフとか塩の弾丸だけどコレはスゴいです。家1軒押しつぶして証拠を残さない驚愕の兇器です。
▼たしかその話では、季節は夏、朝起きると隣家がグシャグシャに潰れており、びっくりした隣人が見に行くと中でその家の主人が潰され事切れていた。やってきた警察の聞き込みで採取された証言はこんな感じ。
・昨夜はヘリコプターがうるさかった
・バリバリドカーンってスゴい音がした
▼今考えてみると、近所でスゴい音がしたら見に行けよ!って気もするんだけどというか大抵の住宅地には噂が好きでパトカーや救急車が近所に止まったり火事になったりすると誰よりも速く現場に到着し後から来る人にやたらと詳しい事情を説明するような人物が居るはずなので大変に不自然なような気がするんだがまあ子供向けのたわいないナニだから良しとしよう。
▼とにかく「ヘリがうるさかった」ってのと「スゴい音がした」っていう二つのヒントだけで(てゆうかもうちょっとヒントがあったかもしれないけど昔読んだ本なので覚えてねえや)「犯人はどうやって家ごと主人を押しつぶしたのか!?」と読者に挑戦してます。わかんねえよそんなの。
▼答えはこうです。ヘリで巨大な氷塊を家の真上に運び、そのまま落とす。氷塊は朝になるまでに溶けてるので証拠は残らない。
▼子供心に「うおお!スゲえ!」と思ったもんだけど、なんつーか今思い返すと「あの頃の驚愕と感動を返せ!」って気分。あまりに脇が甘すぎてツッコミ入れるの面倒なので各自テキトーにアレしてください。
6月1日
■「死の王」タニス・リー
ちょうおもしろかった。耽美で華麗なんだけど読みやすくてサイコー。とにかく訳がこなれていて読みやすかった。
▼死者と生者の間に生まれ妖魔に育てられたシミュと、太古の業火に炙られ不死の肉体を手に入れた魔術師ジレクの耽美な愛、死に復讐する為不死の都を作り上げるシミュとそれに滅びをもたらすジレク。あーあらすじなんてどーでもいいんだけどとにかくステキなので未読の人はぜひ読むべし。著者近影は見なかったことにします。

■「デイヴィッドコパフィールド」ディケンズ
やっと読み終わった全4冊。つまんねえええ!1巻と4巻はそれでもある程度おもしろかったけど2,3巻は丸ごと必要無しというか、つまらない部分を引き伸ばしすぎ。3分の1に縮めろと言いたい。
▼一応作品紹介らしきもの。この作品はディケンズの自伝的作品だそうです。速記を覚えるところとか長じて作家になるあたりがそうなのか。美人だけど読んでて耐え難いくらいに頭の悪い妻と上手い具合に死に別れ幼なじみの美人で聡明な女性と再婚するところも自伝?とにかく主人公のデイヴィッド・コパフィールドが生まれてから死ぬまでを描いた話です。無理して読むことはないと思います。
▼ディケンズはクリスマスキャロルを書いた人なのね。あの話はけっこう子供心におもしろい話だと思ったけど、このひと長編書くのに向いてない?それとも訳がダメなの?

●SF強化ということで、次はティプトリーの「愛はさだめ、さだめは死」を読もうかしら。

●こう暑苦しくなってくると冷房が活躍しはじめるようになるわけですが涼しいのは嬉しいんだけど肩が凝る。特に冷風が体に直接当たったりするとかなりクる。夏場は冷房効かせまくりだから電気代かかるし(月およそいちまんえん)本当に夏は不愉快。湿度が高くて肌がベタつくのも我慢ならんね。

●昨日の日記で「クリックすんの面倒」と書いた舌の根も乾かぬうちでアレだけどオゲさんの板からリンクされてたまんがバカ一代がツボ。少女漫画寄りの作家・作品の感想が山ほど読めるし旅行記もいい感じでゲームの感想も微笑ましかったりする上に更新雑記も毎回おもしろい、が。なんといっても業が深いのは読者アンケート「やおいの花道」です。いかにやおいという陥穽に嵌まってしまったのかという赤裸々な告白は読んでいて身を捩らずにはいられません。ちょうチェキ。2,3週にいっぺん更新されるらしい。