7月30日
■読書
▼ジュール・ベルヌ「地底旅行」
イイ年して少年少女向けの古典ジュブナイルを読むのは如何なものかと思うものの、これが意外と、いやかなりおもしろかったですよ。地質学者とその弟子がアイスランドにある死火山の火口から地底の大空洞に降りていく話なんですが教授のキャラが立ってるしガイドのハンスが無口で有能なあたり萌え。それにしてもコナン・ドイルの「失われた世界」みたいな話だわ。おもしろいからいいけど。
▼コードウェイナー・スミス「人類補完機構ノーストリリア」
エヴァンゲリオンが大流行した当時、何故か本屋で平積みにされまくっていたような気がするんだけどもちろんエヴァとは何の関係も無い話であり人類補完機構って名前の政府に統治されている宇宙の話を描いたシリーズです。で、ノーストリリアっていうのはオールド・ノース・オーストラリアって辺境の惑星の略称。ノーストリリアの主要産業は病気の巨大な羊から不老長寿の薬を採取すること。その薬はノーストリリアでしか取れない為に、国民は宇宙一の金持ち。しかし金持ちになってもろくなことが無いので、ノーストリリアの政府は軌道上から輸入する品に2000万%の関税をかけているのでハンカチ一枚買うのもエラい大金が必要になるわけです。あーなんか説明すんの面倒だわ。その他に障害がある子供を間引く制度があったりいろんな設定があってとにかくちょうおもしろかったので古本屋でコードウェイナー・スミスも探してみる予定。
●そーいえばこないだお好み焼き食った時に、ヒロケンさんに新宿二丁目プロレスのビデオをアレしてもらえることになったヨ。ちょう楽しみ。
●S-ARENAのビデオをガーっと見たんだけど、BJタウンがどーとかいう大日本の企画はおもしろかったからイイとしてレポーターの笹田道子が無性に癇に障るのでどうにかしてほしい。つーかセッドジニアス最高。薔薇の花を咥えて「ハマダー、オマエ背ガ低インダヨー30cm伸バシテ来イ」「ハマダー、フォ〜ウ!」喋り方といい面構えといい外人っぽいというかむしろ宇宙人っぽい。
●FMWの客層は随分様変わりしてたような気がするんですけど、技が決まる度にまるでカラオケの合いの手みたいに「フォ〜ウ!」って叫ぶのはジニアスッぽいのでやめてほしい。 |
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