FMW98年3月7日石巻大会、観戦記っていうかアレ(背景ブリーフ色)

はっきり言ってFMWなんて、

今までノーチェックだったので、気の利いたことなんて書けません。

ってことで、観戦記じゃなくてアレです。あしからず。

あのですねえ、道がこんでて第1試合見逃したんですよ。
で、見始めたのが第2試合から。

★3月7日(土)宮城・石巻市総合体育館  観衆1180人

あんまりお客が入ってないと思ったんですが、やっぱり。
会場のキャパは、だいたい後楽園よりも2,300人多いかなってところか。
でも、キャパの半分くらいしか入ってないんですな。
まあでも、インディーってこんなものなんでしょうか。客入りは。
僕的には、閑散としているほうがよく見えてうれしいですが。
あと、インディー団体は、会場の近所のコンビニなんかで
割引券を配っているようですね。
立ち見3000円を払ったんですが、割引券を持ってれば1000円で見れたようです。
いいのかFMW!?
でも、割引券効果か、会場に子供たちの姿がけっこう見られました。
子供たちがはしゃぐプロレス会場って初めて見ました。
なかなかいいものですな。

                       
▼20分1本勝負
1,佐々木嘉則(7分27秒,抱え込み式逆エビ固め)山崎直彦

見れませんでした。

2,S・レザー(8分35秒,体固め)F・市原
※スラッシュバスター

レザーが、回転しまくるチェーンソーを振り回しながら入場。
会場中を練り歩く。
恐ろしいので逃げたら、いすにつまづいて怪我しました。
といっても、ただの打撲って感じですが。
鬼ごっこみたいで、けっこう楽しいです。

で、試合。
しょっぱぁい!何コレ!
コレ、プロレス!?
開始後5分間くらい、レフェリーとレザーの掛け合い漫才のようなものが
延々と繰り広げられる。
レザーがレフェリーに帽子をかぶせたりなんかしてました。
で、コーナーの上で座ってボーッとしている市原。
ボーっとしてないでプロレスしろ>市原
で、やっと試合始まったなぁと思ったら、どうも・・・
これじゃプロレスが八百長だと思われてもしょうがないじゃん!
マジメにやれよ市原!
打撃もさっぱり力が入ってないのがバレバレ。
だめさそんなのじゃ。
で、寒い気分になってしまいました。
結果は上記の通り。
                        
▼30分1本勝負
3,C・前泊(1分56秒,無効試合)S・土屋
※両者反則

寒い気分がますます寒く。
ただのキャットファイトじゃないか!って感じの、取っ組み合い。
おいおい、アンタら素人じゃないんだからさぁ、と言えばいいか。
きっとFMWの事情に詳しい人だったらここから何らかのストーリーを
読み取れるんだろう。
でも、僕にはさっぱりわかりません。
ちゃんとプロレスをしてください。
上記のように、ノーコンテスト。
さ、寒い・・・


とまあ、寒々しい気分のときに、ブリブラが登場!
ああ、あなたたちはまるで救世主だよ!
なんだかドリフじゃない洋楽で、踊りながら入場。
か、かっこ良すぎる!
花道の周りでいっしょに踊る観客たち。みんな楽しそうだ。
残念ながらスケッチブックを持参している客はいませんでした。
僕も車にスケブを積むのを忘れてしまって、大後悔。
でも、いいですぞブリブラ。
リングに上がって、まずマイクを握ったのがトレスこと雁之助。
なかなかいい声で、僕の愛が2ランクほどアップ。
ディックと並びました。
そのあとはコント。
金村のサザエさんネタが手短に炸裂しました。
「ぼくカツオです!」
から始まって、ご当地ネタを披露した気がします。
そのあと、
「さ〜て、来週のサザエさんはぁ!
  カツオの万引き
  決意、リカちゃんとの別れ
  浪平のアルツハイマーの3本でお送りしまぁ〜す!」だと。
会場の反応はまずます。
で、リング上でレッツダンス!
ああ、カメラまで忘れてきて激★後悔。
音楽に合わせて踊る彼らの、どこか不揃いなダンスにみんな釘付け。
最後にブリーフトレインで退場。
ああ、堪能した。
っていうか、雁之助ラヴ!


4,ザ・グラジエーター(1−0)田中将斗
    保坂秀樹                    M・ポーゴ
                        
グラジエーター(14分51秒,片エビ固め)ポーゴ
※スーパー・アッサムボム

ブリブラのおかげで会場があったまって、この試合。
見所は、FMWのエース格(ハヤブサのほかはやっぱ、田中でしょう。)
田中の実力と、全日ドームに上がると噂のグラジですな。
4人タッグでも、この2人は格が違う感じです。
だって、体がもう違うもの。
プロレスラーは、やっぱ肉体だけで客を納得させなきゃ。
で、意外に動いてたのが保坂。
デブ?と思ってたんですが、なかなか身軽に動きます。
雪崩式フランケンなどやってて、超びっくり。
やるじゃん保坂。
伊達に尊師面してるわけじゃないのね(意味不明)
それにしても、ポーゴ・・・ダメだわ。
このメンバーの中で、あからさまに格下。
キャリアが浅いようなので、これからなんだろうか?
さっさと成長して、先代ポーゴを超えましょう。
っていうか、凶器は使わないの?>ポーゴ
まあ、それでもなかなか良い試合でした。
前座は良くなくても、中盤になってくればなかなか面白いんですな。
さすがインディーのトップです。


ここで、休憩。
使い捨てカメラを買いに行って外をうろうろしてたら、
金村の試合に間に合いませんでした。
ガッデム!
でもいいや、金村だし(爆)

                       
▼ニ冠次期挑戦者決定トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
5,金村ゆきひろ(8分17秒,横入り式エビ固め)中川浩二

上記の理由で、途中から見始めました。
金村のセコンドについてるのが、今噂の伊藤豪。
なかなか胡散臭くて素敵です。
金村が捕まってると、レフェリーのテッド(この人どこでもいる感じだなぁ)
に向かって「てっちゃんてっちゃん!」と叫ぶ。
アンタ、小学生じゃないんだから・・・(^^;
で、伊藤豪がタイミング良くリング内にいすなどを投げ込む。
いいぞ伊藤豪!
っていうか、伊藤豪って、なんでか「伊藤」じゃなくて「伊藤豪」と
フルネームで呼ばれることが多い気がしますな。
名前が短いから?
それとも「伊藤」だけだと夢ファクの「伊藤力男」と間違えるから?(爆)
まあ、そんなことはどうでもいいんですが。
とにかく、この試合の焦点は、話題の人、伊藤豪の動きでした。
伊藤豪はリング下で、闘魂棒のような長い棒で、テッドや中川の注意を引きます。
さらに、コーナーにどこから持ってきたのか、机を立てかけたり大活躍でした。
しかし、その活躍っぷりがアダとなったのか、中川にラリアットでやられる。
1発でノックダウンする伊藤豪。気の毒に。
試合は横入りエビ固めで、ドスこと金村が勝利。
でも、僕はてっきり中川が勝ったんだと思ってしまいました。
だって、固め技で終わると良くわからないんだもん。
試合後、金村に肩を借りて退場する伊藤豪。
もちろん、2人でタバコを吸ってました。
伊藤豪サイコー!
ノックアウトされて、肩を借り退場する伊藤豪。

もう、イカサマ臭くて最高ですなぁ。

ちゃんと正面から撮れなくて残念です。

力無いながらも、ふてぶてしい笑みを

浮かべていたような気がします。

6,邪    道(13分27秒,片エビ固め)黒田哲広
※垂直落下式ブレーンバスター

女性に大人気、ウノこと邪道が登場。
やっぱかっこいいですなあ。
で、試合はなんだかハイレベルな新日の前座って感じで、
腕の取り合い、グランドの応酬から始まります。
昔のプロレスって、こんな感じだったのかねえと思いつつ見入る。
しかし、途中からだんだんヒートアップして、場外乱闘などが。
そういえば、インディーって場外フェンスがないのね。
リングアナ(ヒゲの蝶ネクタイ)が
「お客さん、下がってください、下がってください!」
と、どの試合でも連呼していたような・・・(^^;
で、黒田が邪道を場外のコーナーに立てかけて、花道ラリアット。
しかし、邪道がよけて、自爆。
その後は、邪道が黒田の腕を攻めつけて、最後は垂直落下ブレーンバスターでピン。
ああ、面白かった。
良く似合ってますなあガウンが。 撮れ具合が悪いのは

きっと使い捨てカメラだから。

なかなかいい写真が

撮れないですな。難しいわ。

                       
7,60分1本勝負
   ハヤブサ          冬木弘道
   新崎人生(1−0)M・雁之助
   大矢剛功          外    道
   R・フジ          非    道
                         
   ハヤブサ(20分37秒,片エビ固め)非道
※フェニックス式セントーン

僕的においしい試合だなぁ。
初めてハヤブサもみれるし、好き好き人生も見れる。
とりあえず、入場時に正規軍の花道でハヤブサと人生を間近に見れた。
ここらへん、地方の会場って素敵ですな。
で、正規軍の入場が終わらないうちに、逆方向の花道へダッシュ。
僕の大好き雁之助を見るために、いい場所を確保。
いやぁ、雁之助素敵すぎ。
憎々しげな、ふてぶてしい面構えが、僕のハートをがっちりキャッチ。
なんで僕はヒゲのヒールに弱いんだろう。
ディックとか。
まあ、それはそれとして、試合はなかなかでした。
まったく目をつけてなかったリッキーが、いい味出しまくり。
捕まりまくってたんですが、脱出してからが良い。
まるで藤波の3人連続ドラゴンスクリューのように、
相手を一人づつヘッドロックで捕らえて、額をゴツゴツ拳骨で小突き回す。
サイコー!リッキー素敵すぎ!
それに、ハヤブサの華麗な飛び技も良い!かなりかっこいいです。
子供たちも大喜び。
ハヤブサと人生のものすごい連携も良いです。
これは、猛烈にいいですぞぉ!
新日とは違った良さがあります。
っていうか、新日の8人タッグは、こんなに面白くないや。
見習え>新日
でも、やっぱ多人数タッグは、どこを見てればいいのか困りますが。
それで、冬木!
地団太と奇声が、脳裏に焼き付いてます。
サイコー!
ちょっとファンになったかも(^^;
でも、別に観察までしようとは思わないです。

試合はハヤブサのフェニックス式セントーンでおわり。
ハヤブサが試合後にマイクアピールをする。
なんだか決勝でどうとか言ってましたが、僕は花道の雁之助に釘付け。
雁之助が、アピールをするハヤブサに向かって金村の生尻を見せ付ける。
し、白い・・・
で、金村の尻をうれしそぉ〜にナデナデ。
マジメに雁之助に対してアピールを続けるハヤブサ。
たまりません!
さいごに、雁之助がハヤブサに向かって
「わかってるよバァ〜カ!」と言い捨てて退場。
よ、良すぎる!
この時点で、僕の中でディックよりも雁之助のほうが立場的に上になりました。
だって、ディックはしばらく日本で見れないもん。

いやぁ、いいわ。良すぎ。
何で僕はこういうのに弱いのやら。
我ながらとてもナニだと思わざるを得ません(^^;
いやぁ〜ん、人生のこのイカサマ臭さ、
もう僕的に最高!
なんていうか、織田無道みたいなナニ?
ラヴ人生!
パンツをずり上げる金村。
やたらと嬉しそうな雁之助。
なんでそんなにいつも嬉しそうなのさ!素敵ぃ!
それにしても冬木のマッチョバディが・・・(^^;
なんでこんなに撮れ具合が良くないのか。
でも、このふてぶてしさといったら
まさしく極上。
なんでこんなに素敵なのさ雁之助!

で、出待ちも一応しました。
寒いんですよ東北は。死にそうでした。
邪道と伊藤豪が、一緒に出てきました。
なんだか野望と顔に書いたようなメス3匹と話す、邪道と伊藤豪。
仲良くいっしょに写真を撮ってました。
伊藤豪は、ラリアートくらってたのに、元気。
最高だ伊藤豪。

バスの窓から外を覗く伊藤豪。
いいなぁ怪しくて。
ちなみに、バスの運転手は
うわさの「変なおじさん」でした
なんだか、話の内容は聞き取れなかったものの、
伊藤豪が「いやぁ、ブリーフ効果だね」といってたのだけは、聞き取れました。
で、バスのほうに歩いていくところを、友人に命じて写真に取らせようとしたところ、
無視されてやんの。
無視する邪道。
しかもなんだか嬉しそうで素敵。
このままGOだ!
男は無視。
最高だ邪道!
男の中の男だ!
邪道の評価も猛烈にアップ!
あと、ちびっこたちには大矢が大人気でした。
いい人なのね。大矢。
でも、僕は興味持てないや。ごめんね。

ってことで、終わり。



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