●Reader's Column――つんさんの「マザーズライフ・パパと子どものいる風景


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第14回 彼らは永遠のライバルか…。 

パパは打たれ強いのだ

           つ ん

 最近、接する時間が少ないからか、息子がやたらとダンナさまを叩きまくるんです。寝ても覚めても、とにかく「ターッ」。寝起きなんかはホント最悪。

 息子が起きると、忙しい私は、ダンナさまに何か食べさせておいてもらおうと、ヨーグルトを手渡しただけで、息子の怒り爆発。「ターッ」と手を振り上げながら、顔を真っ赤にして、ダンナさまから取り返しに行くんです。

「開けてあげるだけだよ」といくら説明しても、全く聞く耳なし。朝っぱらから「ターッ、ターッ、ターッ」の三連発。

 それでもメゲずに「お父ちゃんに優しくしてよ」とがんばるダンナさま。息子のかわいらしい足に、巨顔をのせて「ひざ枕してー」とせがむと、これまた「ターッ」。

 「イタイよ、なでなでして」と言うと、初めのうちは優しくなでていたのが、いつの間にやら「叩きモード」に切り替わり「ターッ、ターッ、ターッ」。

 一応、ダンナさまが仕事から帰ってくると、うれしそうに玄関まで迎えには行くのです。

 ですが、やっぱり朝と一緒。

 息子と私が布団の中で絵本を読んでいる横に「お父ちゃんも一緒に見せて」とすり寄ってくると、またもや「ターッ」。相当打たれ強いのか(単にしつこいのか?)これでもまだメゲないダンナさま。息子に「ただいまのチュウ」をしようと顔を近づけては、「ターッ」攻撃を受けています。

 まぁ、ダンナさまのチュウは、口がタコのようにブニューと伸びて、私もさすがにあれは気持ち悪かろうと、息子に同情もするのですが…。

 こんな彼らに、果たして和解の日は訪れるのでしょうか、はぁ…。(つ)


copyright:Tsun! (『ふれあいポスト』1999年3月号掲載)

※縦書きの原稿を横書きに直してありますので、数字等の表記が『ふれあいポスト』掲載時と異なります。


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