●Reader's Column――つんさんの「マザーズライフ・パパと子どものいる風景


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第15回 わかっちゃいるけど、それがなかなか難しい…。 

パパの協力は大切ね!

           つ ん

 息子が、まだおなかの中にいる頃は、子どもを泣かせている親を見ると「なんて親なのかしら」と憤慨していた私…。

 そう「子どもは、話せばちゃんとわかる」。そうなんです。今もそうだと、私は信じてるんですけどね。ただ、そうは思ってみても、なかなか理想通りにはいかなくて…。

 一歳五カ月になる息子は、最近どうも反抗期。食事のときに、エプロンをさせようとしても「ヤダ」。寒いだろうと、服を着せようとすると「ヤダ」。おなかがすいても、自分が選んだおやつでないと「ヤダ、ヤダ」。どうにも自分の思うようにいかなくなると、いつもの雄叫び「ギャーーー!」。

そのくせ、すぐに甘えてくるので、ずっと「ダッコ」で私の肩はコリコリ…。

 こんな息子に一日中付き合っていれば、そりゃあ疲れますって。思わず「エエカゲンにせんかい、くぉらあ」と、人格変わってしまいそうになるのをグッとこらえる忍耐の日々。

 先日も、車に乗り続けているのに飽きてきた息子は、せまい車の中でギャーギャー暴れておりました。やっと目的地に到着し「さあ、靴はくよ」と言うと、また例のごとく「ヤダ」。

「どうするの。靴はかないと、お外にいけないよ!」

 疲労がピークに達していた私は、ついイライラ口調に。すると、

「よし、お父ちゃんがはかせてやるぞ。あんよはどこかな、エライね〜」とダンナさま。スルリと、いとも簡単に靴をはかせてしまったんです…。

「そんな恐い顔してるからだぞ」

 …そうだねぇ。ダンナさまの一言に、ふと初心に返った日曜の午後なのでした。(つ)


copyright:Tsun! (『ふれあいポスト』1999年4月号掲載)

※縦書きの原稿を横書きに直してありますので、数字等の表記が『ふれあいポスト』掲載時と異なります。


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