Reader's Column
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第19回 パパだってかまって欲しいんだもん。子は親離れするけれど、親は子離れできません…。つ ん 以前は、わざとらしくダンナ様と私が、ラブラブオーラを大放出していると、顔を真っ赤にして憤慨していた息子。それが最近じゃウンともスンとも反応しなくなって、息子をからかうのが好きなダンナ様は、ちょっと物足りない様子。 先日も、公園で息子を真ん中に、三人で手をつないでいたときのこと。息子は、ダンナ様と私の手をつながせて、一人でタッタカ走り出してしまったんです。 少し前なら、こんなことは絶対やらなかったはずなのに…。 「二人で仲良くやりなさいってことなのかな?」 日々の生活をちょこっと反省しつつ、ずいぶん成長したんだなあと、息子の背中を見て、私は思ったのでした。 こんなふうに、息子は少しずつ親離れを始めているというのに、親はなかなか子離れできないんですよね。 特にダンナ様は、今までのワザが効かなくなってきたので、小ワザを使うようになり、さらにはマゾっ気まで出てきてしまいました。 「ねえ、お父さんにチューして」 「ヤダ」 むりやり「ぶチュー」 「ヤダ、ヤダ、キック!」 「じゃあ、ゼリーあげようか? ゼリーあげたら、チューしてくれる?」 「…、ヤダ。ゼリー」 「ゼリーあげるよ。だからチューして」 「ヤダ、キック」 「なんでキックするの〜」 って、なんだか一歩間違えると、セクハラおやじのよう…。まだ息子だから許せるものの、次に女の子でも産まれたら、どうなってしまうのかしら…。 ああ、恐ろしや、恐ろしや。 ちなみに息子は、ちゃんと私には、かわいくお口にチューしてくれますよ。ヌッホッホッホ。(つ) |
※縦書きの原稿を横書きに直してありますので、数字等の表記が『ふれあいポスト』掲載時と異なります。