●Reader's Column――つんさんの「マザーズライフ・パパと子どものいる風景


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第20回 久々にパパの出番 

やっぱりパパはこれでなくっちゃ!。

           つ ん

 うちのダンナ様は、これまでとっても朝遅い出勤だったので、大抵家族3人、顔を合わすことができました。それがここ最近。出勤も早くなり、帰りも遅くなってきたので、息子とダンナ様の顔を合わせる時間が、一日平均3分なんてことになってしまいました。

 「日本の男性の一日の平均育児時間10分(確か?)」みたいなCMが流れてたけど、それにも満たないなんて…。

 とりあえず、これはイカン。

 そんなわけで、私の起床時間6時。ダンナ様と息子の起床時間6時半。と目標はたててみたものの、これが結構ムズカシイ…。

 恥ずかしながら、私がなかなか起きられず、息子とダンナ様も、起きる気配は全くナシ…。

 で結局、父と子の交流がないまま数日たったある日。ダンナ様が珍しく早く帰ってきました。

 ガラっという音を聞いた瞬間、息子は玄関までダダダダッと猛ダッシュ。久しぶりの父との対面に、息子はもう大はしゃぎ。コロコロと、ダンナ様の後ばかり追いかけてはキャッキャ、キャッキャと、なんでもないことに喜んでいます。

 次第にダンナ様のテンションも高くなってきたのか「よーし、今夜は踊るか!」と一声。それにこたえて、息子がすかさずダンナ様に手渡したのが、おもちゃのタイコ。なんだかアヤシげな予感…。

 と思ったら、やっぱり予感は的中!

 ダンナ様の「ドンタコスったらドンタコス、ドンタコスったらドンタコス」というかけ声に合わせて、息子はタンバリンをパン、パン、パン、パン…。

 しかもダンナ様の出で立ちは、パンツ一丁。ときにアワワワワと奇妙な声を出しながら、二人は部屋をぐるぐると大行進。

 ねえ、ねえ、ちょっとお兄さんたち…。

 二人の寝顔を見ていると、血は争えないなあと思うけど、こんな姿を見ても、悲しいかな「親子」ってものをしみじみと実感してしまうのでした…。(つ)


copyright:Tsun! (『ふれあいポスト』1999年9月号掲載)

※縦書きの原稿を横書きに直してありますので、数字等の表記が『ふれあいポスト』掲載時と異なります。


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