Reader's Column
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第28回 息子は近頃アマノジャク子育ても「ヒネリなさい、ヒネリなさい」つ ん 二歳五カ月になった息子は、最近どうもアマノジャク。 先日も私が台所に立って、昼食の後片づけをしていると、むこうから突然やってきて「あの、ウンチ出てないんだけど」とポツリ。 「そうなんだ。ウンチ出てないんだ」と私。すると、またスタスタやってきて 「ウンチないんだけどさあ」 「そう、出てないんだねー」 ところが三回目。 「あのさあ、ウンチ出てないんだけどお……」 それにしても三回目にして気づくとは、我ながらチト情けない。彼の言葉をいつも鵜呑みにして、失敗してしまうのです。ところが、ダンナさまはこれを逆手にとって、なかなか楽しんでいらっしゃる。 眠い目をこすりながら一生懸命ごはんを食べている息子に「寝てもいいんだよ」と私が言うと、案の定「眠くないもん」と答える息子。 それが、ダンナさまが「ねんねしないで」と言うと、グタッ(寝たふりをする息子)。 「アハハ、これ見て。寝ちゃったよ」 すると、息子はガバッ(突如、起きる)。 「よし寝るな! 隊員、起きるんだ」 すかさず、息子はグタッ。 「あらら、寝ちゃった」 再びガバッ。 その後はひたすらこれの繰り返し。「寝るなー!」グタッ。「ありゃ」ガバッ。「起きてくれー!」グタッ。「あらま」「ギャハハハ」 おかげで、息子の眠気はどこへやら……。 ダンナさまに言わせると、私にはどうも「ヒネリ」が足りないのだとか。何につけても「直球」しか投げられない私は、この「変化球」をマスターすべく、日夜、頭を悩ます日々なのでした。(つ) |
※縦書きの原稿を横書きに直してありますので、数字等の表記が『ふれあいポスト』掲載時と異なります。