95年
3才からピアノを習い、中学生の時はすでに100曲の打ち込みをしていた葉山。
彼のデモテープが偶然、プロデューサーの手に渡る。
葉山の完成度の高い音楽性は、プロデューサーの共感を呼び、注目を浴びる。
葉山、作曲活動・デモテープを作り続ける。
96年
ボストン留学から帰ってきた大学生のMINAMIのデモテープもプロデューサーの耳に届く。
その歌唱力はラフなデモテープの中で抜群の存在感を示す。
葉山の楽曲をMINAMIが歌っている。
完成したDEMO TAPEを聴いて、葉山は
「鳥肌が立ちました。」「歌のスケール感を感じました。」と述べる。
それまで葉山は男性Vo.を想定した楽曲作りをしていたが、ボーカリストMINAMIと組むことを直感する。
MINAMIは、葉山の楽曲を受け取った時、
「完成度と、今までなかった音楽性に驚きました。」と言い、ここにD-LOOPの原型が完成する。
プリレコーディング開始。
次々と生み出される葉山の楽曲に、さらに、MINAMIの個性が絡み、D-LOOPの方向性も確立してゆく。
97年
D-LOOPの楽曲が、「たかの友梨ビューティークリニック」のCFソングに決定する。
同時にavex
traxと契約。
いよいよデビューを目前にしたレコーディングで、
両メンバーから、ギタリストをメンバーに迎えたい意向が持ち上がる。
D-LOOPの音楽性をさらに広げる為、3人目のメンバーを探す。
オーディション開始。
ロスのギタースクールに1年滞在し、
帰国後も、ミュージック・スクールで作、編曲をしていた山川、オーディションに参加。
数100名の中から、山川が選ばれる。
D-LOOP最後のメンバー決定。
3月23日〜
たかの友梨ビューティークリニックのCF(安室奈美恵出演)オン・エアー開始。
「Just place of
Love」がCF曲に使用される。
(ここまでのあらましはavex
traxによる公式発表。以下よりmasya加筆)
5月8日
1stシングル「Just
place of Love」(avex trax)リリース。
オリコン初登場20位。
5月
「HEY HEY HEY
!!
」に初出演
曲は、「Just place of Love」
トークコーナーでは親が社長だというMINAMIに浜ちゃんが突っ込む。
たしか、こんなやりとり。
浜田「親が社長やーーーん。で、なにやってる社長?」
MINAMI「いろいろやってます」
浜田「いろいろやってる社長やーーーん」
MINAMI「そうやーーーん」
同時期、「Just place of
Love」で「ミュージックステーション」にも出演(6月かも)
7月
阿久悠作詞家生活30周年記念トリビュートアルバム
「VELFARRE J-POP
NIGHT Presents DANCE with YOU」(avex trax)リリース
「白い蝶のサンバ」「ロマンス」の2曲で参加
8月
「DANCE with
YOU」がらみで「ミュージックフェア」に出演。
「ロマンス」を歌う。
また、後半にはMAX、ZERO、SPEED、知念里奈と共に「青春時代」を歌う。
なんと葉山氏と山川氏までマイクをもって歌っていた(!)
10月22日
2ndシングル「Love
me tender」リリース
10月
「HEY HEY
HEY」に2度目の出演(歌のみ)。
曲は「Love me tender」
98年
2月11日
3rdシングル「GLORY
DAYS」リリース
この頃、テレビに出まくっている。
記憶にあるだけでも
「HEY HEY HEY
!!」(フジテレビ)
「うたばん」(TBS)
「ミュージックパーク」(日本テレビ深夜)、
「青い体験」(テレビ東京深夜)
など。
特に「青い体験」では全編客なし歌なしのトーク。
めったに聞けない葉山氏のトークや、
「GLORY
DAYS」のサビをアカペラで歌わされ、見事に音を外すMINAMIなどが見れた(笑)
以上のように、順調な活動を続けていた3人。
しかしこれ以降、突如として活動が跡絶える。
4枚目のシングル、ファーストアルバムリリースの情報もあったがことごとく立ち消える。
ただ、葉山氏はこの間も作曲家として知念里奈や観月ありさに楽曲を提供している。
しかし、D-LOOPとしての活動はないまま、現在(99/2月)に至る。
avex・所属事務所からの正式発表はないが、一部情報によれば活動停止(事実上の解散)のもよう。
(以下、2000/10月加筆)
元SPEEDのhiro(島袋寛子)の3rdシングル「Treasure」は、葉山氏が作詞作曲・プロデュース。
独特のキラキラした打ち込みサウンドは健在のようです。
hiroがファルセットを多用しているので、相当キーが高いと思われます。
詞はDファンFANの間で評判の高い「Sign of Destiny」系。
MINAMIが歌ったら、さらに心にくる曲になるんだろうなぁ、なんて思ったね。
ともあれ、葉山氏だけは現在も精力的に音楽活動を続けているようですね(2000/10/26記)
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