資料7:国際エクパットによる擬似子どもポルノの定義

1. インターネット上の子どもの安全ガイドから

(以下引用)
 あなたの国の法律において「子どもポルノ」の定義が良いものであるかどうか、そして、擬似子どもポルノ(モーフィングされたポルノ)も対象としているかどうかを確認すること。

(引用元)http://www.iajapan.org/ecpat/ecpatguide2000.html#part4-4

2. 国際エクパットのFAQ

(以下引用)
 デジタルの画像加工ソフトの使用により、今では二つの画像を一つに組み合わせ、または、写真を歪ませて、完全に新しい画像を作ることができます。この工程を「モーフィング」といいます。実在する子どものポルノ的でない画像を作り変えてポルノであるかのように見せ、「仮想的子ども」のポルノ画像を生成することが可能なのです。

 この「擬似ポルノ」により、全く新しい一連の疑問と論点が生じてきます。「仮想上の子ども」は何歳なのか?犠牲者が実在しない犯罪というものが存在するのか?画像の制作、仲介、閲覧---これらの犯罪行為がどこで発生するのか?

(翻訳元)http://www.ecpat.net/eng/CSEC/faq/faq5.asp
これは国際エクパットのFAQから抜粋して翻訳したものです。