2004年6月27日(日曜)
世界はどうしてこんなに美しいんだ!
ある夕べ、わたしたちが労働で死ぬほど疲れて、スープの椀を手に、居住棟のむき出しの土の床にへたりこんでいたときに、突然、仲間がとびこんで、疲れていようが寒かろうが、とにかく点呼場に出てこい、と急(せ)きたてた。太陽が沈んでいくさまを見逃させまいという、ただそれだけのために。
そしてわたしたちは、暗く燃えあがる雲におおわれた西の空をながめ、地平線いっぱいに、鉄(くろがね)色から血のように輝く赤まで、この世のものとも思えない色合いでたえずさまざまに幻想的な形を変えていく雲をながめた。その下には、それとは対照的に、収容所の殺伐とした灰色の棟の群れとぬかるんだ点呼場が広がり、水たまりは燃えるような天空を映していた。
わたしたちは数分間、言葉もなく心を奪われていたが、だれかが言った。
「世界はどうしてこんなに美しいんだ!」
出典:ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳 「夜と霧」 みすず書房刊
2004年6月23日(水曜)
子供と会話のキャッチボールをしながら、子供の頭に電流の回路を論理的に構築してゆく快感。
授業が持つ祝祭的な空間を久々に味わう喜び。
今日は、興味深いサイトに遭遇。(↓↑)
開成よ、青春をカイセー
23歳で人生をセミリタイア、今はのどかな島の小さな塾の塾長
現代の世捨て人が贈る、教育論という名の戯言集
2004年6月21日(月曜)
酸素、細胞活性化、呼吸、鼻
酸素は肉体に不可欠。
酸素によって細胞が活性化する。
昨夜のTV番組「あるある事典」によると酸素を取り込める体質と酸欠体質があるらしい。
人は空気から酸素を吸い、その30%を取り入れ70%をそのままはきだすとのこと。
酸素取り込み量が20%の人々は酸欠体質。
深く息を吸い、深く息を吐いたことのない人々かな。
呼吸が大事。
口の呼吸ではなく、鼻の呼吸で肺の全体を使うことができ、酸欠体質から脱出できるらしい。
これは、ヨガの呼吸法と同じ…
体も頭も使わないとなまってくるけれど、肺も一緒、そして、ポイントは呼吸。
2004年6月17日(木曜)
ホーソン効果-HAWTHORNE EFFECT
「人は他人から良く見られることによって、生産性が上がること」
そういえば、ギターの練習も、一人でやっているときよりも、
誰かと一緒にスタジオに入っているときのほうが気が入る。
「誰かが見ててくれる・聴いててくれる」という期待感が自分の心に火をつける。答えようとする。
気に入った日本語の説明
気に入った英語の説明
2004年6月13日(日曜)
ルチアーノ・ベネトン
私にも徐々にわかってきたことがある。
最強のビジネス組織を築き、
最も創造的な仕事を生み出すのは、
組織内部で働く者同士の尊敬と共感だということだ。
--- ベネトン創業者 ルチアーノ・ベネトン ---
◆ルチアーノ・ベネトン(1935年〜)
1935年イタリア生まれ。父親を早くに亡くし、弟達を養うために14歳で
働きに出る。服装店での丁稚奉公で販売の仕事を覚え、20歳の時、
4人の兄弟で現在のベネトンを創業。2歳年下の妹が編み上げたセー
ターを売って歩いた。そこから現在にいたるまで、ベネトン兄弟によっ
て世界120カ国に5000店を展開するまでに成長した。
2004年6月12日(土曜)
言霊(コトダマ)ライブラリー
先日、ここに転記した、リチャード・ブランソンのことばで検索すると、
いくつかののサイトにヒットした。
このサイトは言霊の宝庫。
この世の原理原則を悟ったコトバが並んでいます。
そして、忘れちゃいけないことは、愚直にそれを実践すること。
2004年6月9日(水曜)
音楽もビジネスも、
音楽もビジネスも、クリエイトする際に、
自分自身か友人のために創るべきで、
お金もうけを目的としてビジネスしても、
そうは問屋がおろさない。
ハートから出たものじゃないと、なかなかうまくいかないと思う。
一瞬の成功なんて長続きしないものだよ。
---リチャード・ブランソン(ヴァージン創業者)
出典:「ブックオフ情熱のマネジメント」第二章の扉のことばより
2004年6月8日(火曜)
信念、感情、情熱、マネジメント
信じていることが、現実化している。
現実を変えたければ、信念を変える。
☆脳の活性〜
☆心の躍動〜
☆集中〜
☆時間〜
2004年6月6日(日曜)
三つの躾(しつけ)
●掃除をする
●挨拶をする
●履物をそろえる
これは、私がグンゼに新入社員として入社したときに教えられたもの。
当時は、ピンと来なかったが、
年輪を重ねるとともに、この意味がしみてくる。
ネット上、検索しましたら、グンゼ創業の地、綾部の中学校のPTAのかたも言及されています。
2004年6月5日(土曜)
予期せぬ知識・情報との遭遇
頭脳労働の大半は考えることと調べること。
何かを調べ、何かを考えることに頭脳労働者のほとんどの時間が費やされる。
しかし、その何かを考え追い求めている途上・プロセスにおいて、
予期せぬものに遭遇する。
その予期せぬものが、所期の目的をこえて、新たな地平線をひらく。
2004年6月4日(金曜)
リッツ・カールトン
人間ホテル王セザール・リッツのホテル哲学をチェーンホテルに活かしたザ・リッツ・カールトン・ホテル。
一度は泊りたいホテルチェーンNo.1の、超高級ホテルが演出する究極のサービスの表舞台、裏舞台を一挙公開。
以上二行は某書籍の紹介の文句。
数年前、家族と上海を訪れ、物価の桁の違いに驚くとともに、
一歩足を踏み入れた空間の異質な心地よさにも驚いた。
なんと、そこは、リッツ・カールトンだった。
まだ、宿泊したことはないのだが、そのときの感動はいまも残っている。
調べてみるに、その源泉は哲学・理念とその教育の徹底らしい。
理念と教育、どちらが欠けても、エクセレンスは成立しない。
2004年6月3日(木曜)
神とは、生き物を生かす源泉(おおもと)
人間の言動
相手を生かしもすれば殺しもする
相手を殺す言動は神の働きを妨げている
では、長崎、佐世保の小学校におけるカッター殺人事件で、
神の働きを阻害したのは誰なのか?
今の社会は、言よりも、動ばかりがいい意味でも悪い意味でも判断基準になり過ぎてはいないか?
2004年6月2日(水曜)
毎分毎秒、学びの頂点
1997年の頃から数年、「一分一秒学びの頂点」を電子メールの自動署名に加えていた。
しかし、最近数年はこのコトバを自動署名からはずしていた。
二日前、外出先の仕事と仕事の間に時間があったので東京八重洲ブックセンターに寄った。
数年ぶり。
そこで遭遇したある本のある言葉が今も心に響いている。
学ぶことが大事。学ぶといっても、難しい本を読むことばかりではなく、
瞬間瞬間が学びの対象だというような一節。
児島仁氏(在任期間90〜96年)がNTTの社長時代に、新入社員を対象としたスピーチの一部で、
その本とは、「怒りを発する者は愚か」児島仁
(著)であったと記憶している。
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