毎日のことば抄    Daily abstract

2005年11月20日(日曜)

Peter Drucker, who died peacefully in his sleep at home on Nov. 11 at age 95, eight days shy of his 96th birthday.

経営学の巨人、ピーター・ドラッカー氏が亡くなった。

"The world knows he was the greatest management thinker of the last century," Jack Welch, former chairman of General Electric Co. (GE ), said after Drucker's death.

"He was the creator and inventor of modern management," said management guru Tom Peters. "In the early 1950s, nobody had a tool kit to manage these incredibly complex organizations that had gone out of control. Drucker was the first person to give us a handbook for that."

Adds Intel Corp. (INTC ) co-founder Andrew S. Grove: "Like many philosophers, he spoke in plain language that resonated with ordinary managers. Consequently, simple statements from him have influenced untold numbers of daily actions; they did mine over decades."


出典:http://www.businessweek.com/magazine/content/05_48/b3961001.htm?campaign_id=nws_insdr_nov19&link_position=link1
 

2005年11月17日(木曜)

角隠し(つのかくし)と相性(あいしょう)

昔から女には八本の角とか十三本の角があるといわれ、嫁に行くときは角隠しをして婚礼をする。
結婚したならば、決して角を出さないようにすれば相性が良くなることを象徴したものである。

心に角が立たぬようにする、つまり小我を出さずに相手に合わしていくようにすることが相性で、あわしてゆく心がなければ相性がが悪くなり、合わしてゆく心さえあれば相性が良くなる。

 

2005年11月15日(火曜)

ボーッとして何もしない日

ボーッとして何もしない日がある。

しかし、そんな日が二日も3日も続くのは苦痛である。

出典:シンセサイザー奏者:キム・シン

 

2005年11月10日(木曜)

生命

生命を出せば減るように思うのは迷いである。

出せば出すほど伸びるのが「生命」である。

 

2005年11月6日(日曜)

生きていてくれて、ありがとう

「夜回り先生」こと水谷 修さんの言葉。
昨夜、NHK教育テレビETV特集「生きていてくれて、ありがとう〜夜回り先生・水谷修のメッセージ2」を見ました。

先日、中学生が母親を殴り殺すという事件がありましたが、その原因は親にあり、こういう事件は今後ますます増えると細木数子さんがフジテレビの番組で話していました。
リストカットする子供、死に追い込まれる子供、薬を過剰摂取する子供、そういう子どもの原因は親にあり、こういう子ども達はこれから増えると水谷修さんは語っていました。

細木先生、水谷先生、それぞれに経歴や立場が異なりますが、全く同じ事を洞察されてらっしゃることに、ふと、身が引き締まりました。

 

2005年11月2日(水曜)

政治、経済、文化

政治は、経済と文化の交わるところで社会を管理するシステムである。
経済は、社会を変化へと導くシステムである。
文化は、社会の価値観と伝統ならびに芸術を表現する。

出典:ダニエル・ベル著「知識社会の衝撃」

 

2005年11月1日(火曜)

便所掃除

今朝、NHKの総合テレビに突然便所掃除の風景が映し出された。公園の便器を黄色いスポンジで素手で洗っている。「問題には直接ふれることで自分の心がアースされるように澄んでいく」というようなことをおっしゃっていた。

その人は、鍵山秀三郎氏73歳。画面を介してであるが、お目にかかれて実に光栄である。一代にして社員3000名のカー用品店イエローハットを築き上げた創業者である。太ってはいない。あぶらぎってもいない。実に年齢相応の普通の人で、柔らかな語り口、淡々とした物腰である。

競争の激しいカー用品業界で頑張っている社員のために出来ることはないかと考え「便所掃除」が浮かんだ。これ以外、これ以上のアイデアは出てこなかったとのこと。

氏が創業したイエローハットの理念を知りたくなった。

思いやりの心を磨き、関わる人すべてに喜びと感動を与える。

素朴で壮大な理念である。