毎日のことば抄    Daily abstract

2006年2月19日(日曜)

新しい霞ヶ関を創る若手の会

(法務省を除く1府9省の全てから参加)

 代表  朝比奈一郎   副代表 小紫雅史

(総合戦略本部設置検討部会)
 部会長  繁本護   副部会長  朝比奈一郎
 部会員  井田俊輔  遠藤洋路  高田行紀
(人事制度改革検討部会)
 部会長  木村伸吾   副部会長  井田俊輔
 部会員  朝比奈一郎  遠藤洋路  大関由美子
      宍戸剛  矢野正枝  芳野行気
(業務改革検討部会)
 部会長  田中健二郎   副部会長  小紫雅史
 部会員  朝比奈一郎  遠藤洋路  佐伯宜昭
      富永健嗣  村上威夫  山下護

これは、官僚組織から自然発生した、ほんものの動きである。

出典http://www.geocities.jp/projectk2005/

 

2006年2月15日(水曜)

天命が革まると、天子が交代する

ご存知にように、『孟子』には天命が革まると、天子が交代するという革命是認の思想があり、それがわが国の国体に合わないことから、徳川時代には、『孟子』を積んでくる船は、日本に着く前に沈んでしまうといわれたり、本居宣長は国学者の立場から、『孟子』は悪い書物で、人臣たる者の読むべき書ではないといったりしています。しかし、『孟子』にはなかなか良いことがたくさん書かれております。

出典:新井正明著「古教、心を照らす」

 

2006年2月10日(金曜)

考察の三原則

安岡正篤先生は、問題が複雑でこみいって難しいものほど、考察の三原則が必要だと説かれておりました。

第一は、目先にとらわれず長い目で見る。
第二は、物事の一面だけ見ないで、出来るだけ多面的全面的に観察する。
第三は、枝葉末節にこだわることなく根本的に考察する。

出典:新井正明著「古教、心を照らす」

 

2006年2月9日(木曜)

平凡な人をも奮い起たせるような鋭い議論

そのころ貪るように読んでいたのは『孟子』です。『孟子』を読むことは、私にとって大きな支えになりました。『孟子』の文章を何度となく読んで、昭和十九年には五回くらい読み通しました。なぜこんなに『孟子』に惹かれたかというと、『孟子』の文章というものは素晴らしいものであるということは勿論ですが、一般の、平凡な人をも奮い起たせるような鋭い議論がありますから、いつ死ぬかもわからない、その上食べるものもない、そういう時代にどう生きていけばよいかと考えているときにこれを読むことによって非常に救われ、元気づけられる思いがしたのです。あの有名な「千万人と いえども、われゆかん」というような文章を読んでいますと、まあ食えないけれども頑張ろうという気持ちになります。戦争末期には「欲しがりません、勝つまでは」という言葉がありましたが、ともかく『孟子』を読むと、不思議に元気が出たものですから、岩波文庫の『孟子』を毎日の通勤の電車の中で読んだものです。

出典:新井正明著「古教、心を照らす」
 

2006年2月7日(火曜)

古教照心

こきょうしょうしん。

古き教えで、心を照らす。

新しい情報に興味を示す知的意欲は結構。

しかし、それだけでは心もとない。

時代を超え、風雪に耐え、継承されている「古き教え」は人生の宝。