毎日の気づき・発見抄    Daily abstract

2006年6月30日(金曜)
心をきれいにするには
菜っ葉食う人たちは、心が玉のよう。
贅沢する者の、下品なさまを見よ。
質素は心をきれいにし、贅沢は意地を汚くする。
出典:菜根譚

2006年6月29日(木曜)
世の中に新しい創造などない
世の中に新しい創造などない、あるのはただ発見である。
 アントニオ・ガウディ
出典:名言集

2006年6月28日(水曜)
大企業病は持ち回りか、しかし、トヨタは元気
流通業日本一を誇ったダイエーが縮小し今では年商2400億円。
流通業日本一になったイトーヨーカドーはすでに覇気を失っている。だから、野菜やフルーツのいきが良くないことがある。
類は友を呼ぶ。類は友しか呼ばないという宇宙の法則そのまま。
とすると、大企業はみんなやる気なし病にかかるのかといえばそうではない。
その見事な実例がトヨタだ。
会社が大きかろうが小さかろうが慢心するかしないか、あくまでも経営者の心意気にかかっている。

2006年6月27日(火曜)
方丈記
人を頼めば、身、他の有なり。
人をはぐくめば、心、恩愛につかはる。
世にしたがへば、身、くるし。
したがはねば、狂せるに似たり。

人を頼りにすれば、自分の身は他人の所有物になってしまう。
子供を作れば心は子供に対する愛着で振り回される。
世の論理に従えば窮屈だが、従わなければ、つまはじきにされる。

2006年6月26日(月曜)
トヨタが生み出したノウハウ・看板(カンバン方式)とは
カンバン方式とは、トヨタ自動車が発案して実施している、「必要なものを必要なだけタイムリーに作る」という、在庫をできるだけ持たない生産管理方式のこと。ジャストインタイム生産方式とも言い、その究極の形は完全受注生産である。カンバンとは部品納入時間、数量を明記した作業指示書で、各部品の箱についている。近年では、トヨタグループ以外の部品会社や異業種の会社でも導入されるケースが多い。「カンバン方式」はアメリカでも通じる言葉になっているほど国際的にもよく知られている。
出典: http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007570.htm

2006年6月25日(日曜)
僥倖
求める。求めて努力する。その時点でできる限りの手を尽くす。
すると、someday, sometime思いもかけない幸運が訪れる。
「僥倖」ということばは、実によくできている。

2006年6月24日(土曜)
ニュージーランドは不思議語の国
日本とニュージーランドの国土の面積を比べると、ニュージーランドは日本の7割。
一方、驚くのが人口でわずか400万人。日本と比べると30分の1、国土面積比をかけても24分の1。
なぜ、こんなに人口が少ないのに、国際的な存在感が高いのか?
自然環境の美しさ豊かさは伝え聞いている。しかし、それだけではないはず。
2005.8.13ロンギ元首相が死去されたが、氏は1985年に原子力船や核兵器搭載艦の寄航を禁じる「非核法」を制定し米国をはじめとする西欧諸国と一線を画した。この反核政策を受けて米国は安全保障条約(ANZUS条約)を凍結した。
ニュージーランドをしばし研究してみたい。

2006年6月23日(金曜)
日本チーム敗退は歴然とした実力差(日本のサッカーは幼児段階)
早朝4時からテレビに釘付けだった。ジーコジャパン、ワールドカップ一次リーグ敗退。この6月はオーストラリア戦、クロアチア戦、ブラジル戦と楽しんだ。楽しんだというよりも、悔しんだ。なぜ、勝てないのか。これが一度だけでなく、三度。そう、これが日本のサッカーの実力。何度戦っても同じこと。今の日本サッカーにはワールドカップの一次リーグを突破する実力はない。全てを出し切った選手に、悔いはないと思う。出し切った人間ほど歴然とした 実力の差を感じたはずだ。だからこそ、まだまだ成長・躍進の余地が残されている。

2006年6月22日(木曜)
社風・企業風土に雲泥の差が生まれる理由
次の情景を想像してみてください。
・ある会社では、ほめることよりもけなすことが多い。自分より他人の欠点に目が行っている。けなしあいの連鎖が起こる。いつも誰かが誰かをけなしている。
・別の会社では、けなすことよりもほめることが多い。自分自身を日々改善し変革している。ほめあいの連鎖が起こる。いつも誰かが誰かをほめている。
このちょっとした違いが1年、3年、5年、10年と続くと雲泥の差となる。

2006年6月21日(水曜)
サウスウエスト航空の社員は、なぜ、あらさがしをしないか
サウスエスト航空にもあらさがしをする時代があった。この遅延の責任はお前の部署にあると。しかし、この他社にもよくある「あらさがし」が不毛であることに気づき、関連部署が力を合わせる、すなわち、心をひとつにするような施策をとった。実にシンプル。現象面は複雑であるが、基本はシンプルだ。宮崎駿のコンセプトと同じものを感じた。「心をひとつに

2006年6月20日(火曜)
生命力というものは、地球上でもっとも理解されていない力
わたしはもう一つのことも学んだ。それは、たとえ前途がまったく絶望的と思われる時でも、人間の身心の再生能力を決して過小評価してはならぬということだった。生命力というものは地球上でもっとも理解されていない力かも知れない。ウイリアム・ジェームズは、人類はともすれば、自分で設けた枠の中に閉じこもって生き過ぎると言った。人間の精神と肉体の双方に、生まれながらに完全性と再生を求めてつき進む力が備わっている。われわれがその自然の力にもっと十分の敬意を払うようになったら、その枠がうんと拡がっていく可能性がある。この自然の力を大切に守り育てることこそ、人間の自由をもっともみごとに発揮する道かもしれない。
出典:ノーマン・カズンズ著 松田 銑[訳] 「笑いと治癒力」

2006年6月19日(月曜)
歌謡曲のルーツは浪曲
民俗音楽の専門家によると、浪花節と歌謡曲とのあいだには連続があり、日本の歌謡曲の98%は「ヨナ抜き」つまり音階のなかでファとシを欠いているそうですね。なるほど、村田英雄や三波春夫がスンナリと浪曲から演歌に転向できたはずです。 
引用先:加藤秀俊データベース・掲示板・電子会議室
Re:斉藤美奈子「冠婚葬祭の秘密」岩波新書 - 加藤秀俊 (06/18 15:14)

2006年6月18日(日曜)
自分の道
損得ではなく、
どちらが楽かでもなく、
自分の道を。
たとえどんなに狭い道でも、その道を切り開くのが生きるということ、
生かされているということ。

2006年6月17日(土曜)
生かされている意味
生きている意味ではなく、生かされている意味に思いがいたるとき、
生きている意味を構想していたときとは違った風景が見えてくる。

2006年6月16日(金曜)
自分を誤魔化さず、純粋であれば
純粋に求めれば、ひれめき・答え・アイデアは必ず降ってくる。
純粋とは、エゴではなく、全体調和。

2006年6月15日(木曜)
サウスウエスト航空の社員はあらさがしをしない
サウスウエスト航空(Southwest Airlines)は、社風、企業風土、企業文化の鏡である。
この会社の社員の心はどこに向いているのか?
他人を責めることには向かわない。
Solution(問題解決)に向かっている。
どのようにしてこのとてつもない社風が築かれたのか、しばし、研究してみたい。

2006年6月14日(水曜)
自分の良心にしたがって行動し、
世の人びとの良心をも目覚めさせることのできる個人ほど強いものはない。(ノーマン・カズンズ)

この力強いことばを吐くノーマン・カズンズとは何者なのか知りたくなり調べてみた。
ノーマン・カズンズは「サタデーレビュー」の編集長を30年間勤めた著名なジャーナリスト。日本では、1956年「広島の原爆乙女」25人をアメリカにつれていき、形成外科を受けさせたことで知られている。
出典:http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/sak/yasuko/warai.htm

2006年6月13日(火曜)
短命食、長命食(世界の一流選手はベジタリアン)
 ・ 肉食者はベジタリアンよりも強くて健康であるという偏見は、世界にずいぶんと広まっているので、食肉業界が主張しているのは偏見であると気づく者はほとんどいない。偏見に同調する人がたくさんいると、偏見も真実のように見えてしまうのだ。
 ・ パリのアカデミー・ド・メディサンのJ・イオテイコ博士も、これに匹敵する研究を行っている。それは、あらゆる職業のべジタリアンと肉食者の持久力を、さまざまなテストによって比較するという研究で、その結果、ベジタリアンは肉食者よりも平均、二倍から三倍の持久力があるということがわかった。疲労から回復するのに要する時間は、ベジタリアンの場合、肉食者の五分の一ですむという、さらに注目すべき事実も判明した。
出典:ジョン・ロビンズ著 田村源二 訳 「エコロジカル・ダイエット」 原題:DIET FOR NEW AMERICA

2006年6月12日(月曜)
死とは
死とは終わりではない。
死とは、肉体という衣(ころも)を脱ぎ捨てた状態である。
決して全ての終わりではない。

2006年6月11日(日曜)
NHK特集「米軍基地」から学んだこと
NHKが三夜連続で米軍基地をテーマとする番組を企画した。
一夜目:米軍だけではなく、どの国にも軍隊は必要ないと思った。
二夜目:自衛隊員200名が米国サンディエゴで米軍の研修を受ける場面が放映された。一ヶ月間繰り返し繰り返し同じ動作を繰り返し体に覚えこませる。自衛隊員は帰国後、その他の自衛隊員たちにそのノウハウをさらに研修する。日米連携というよりも、明らかに米軍が先生で自衛隊は生徒なのであるがこの姿はほほえましく思えた。
三夜目:一般市民、基地に関係する市民、有識者、額賀防衛庁長官がひとつの場に集まっての厚い議論が展開した。NHKの三宅さんが上手に司会をしていたというよりも、全人格をかけてこの場を破壊的ではなく建設的な場にしようと心を砕かれている姿が胸を打った。米軍基地政策に日本国民の民意は反映されていない。いや、民意は選挙で反映されているという意見があったが、選挙で選ぶのは人であり、政策までは考えたり選ぶことはできない。新しい民主主義の形がここにも生まれつつあると感じた。
いままでの政治政府のありかたと、これからの政治政府のありかたは違ったものになる。これからの政治政府の姿を髣髴とさせる素晴らしい番組だった。
これからの政治政府をつくるのは、政治家や官僚ではなく、われわれなのだ。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060608.html

2006年6月10日(土曜)
日本を代表する頭脳、加藤秀俊さんはケータイ持たない
私が尊敬する師、加藤秀俊氏の著書「隠居学」にケータイを解約と書かれてあり、ふと心が踊った。

2006年6月9日(金曜)
「野心」と「志」との違い
野心とは、おのれ一代で何かを成し遂げようとする願望・エゴ
志とは、おのれ一代では成し遂げえぬ素晴らしき何かを次の世代に託する祈り
出典:http://www.sophiabank.co.jp/bangumi/prg060601_06/index.php

2006年6月8日(木曜)
魂からの通信
人生が急速に変わっていく不安定な時代には、自分の洞察力にしたがって行動することがとりわけ重要になる。洞察力や直感にしたがうように心がけていれば、それらをさらにスムーズに得られるようになる。反対に無視すれば、魂からの通信は途絶えてしまう。
出典:ジョヤ・ポープ著「惑星地球を癒す5つの魂」

2006年6月7日(水曜)
右脳は宇宙の知性を受信する
向かって左側の角をはやしているほうが右脳で、
左脳には数字のボタンが付いている。
ちょっとグロテスクな感じもする絵だが、右脳の特徴を上手に表現できている。
黄色い角はアンテナで、宇宙の知性を受信することができる。

絵の出典:Gordon MacKenzie著「ORBITING THE GIANT HAIRBALL」

2006年6月6日(火曜)
質問の再構成の威力
いつもの質問  → 再構成した質問
自分は何を得ているのか。 → 自分は何に成っているのか。
なぜ自分の身にこんなことが起こっているのか。 → 自分の身に起こったことから、何を学ぶことができるか。

2006年6月5日(月曜)
地球大予測
地球環境ネットワーク「地球村」代表・高木善之さんの講演のビデオを図書館で借りることができた。115分のビデオである。タイトルは地球大予測。

2006年6月4日(日曜)
私の迷惑メール対処法
ここ数年、迷惑メールが膨大に増えてきた。迷惑メールであるか否かは「件名」と「差出人」で察しがつく。そこで、開封せず、「未読」のまま放置することになる。この対処法が結構スマートな対処法だと自己満足していたが、未読が8000件を超えるとメールソフトが固まる危険があることをIT専門家から指摘された。迷惑メールを未読放置しているだけでメールソフトが固まったのではたまらない。そこで、月に一度程度は範囲指定をして迷惑メールを削除するという作業に時間を割くようにした。単純な機械的作業ではあるが、結構時間がかかる。「未読メールだけを選択できないかな?」と思って、メールソフトのツールバーを探していくと「未開封メールを選択」というメニューを発見。なんと、一気に数千件が選択され一気に消えていった。気分爽快。

2006年6月3日(土曜)
自分のスタイルとは
ヴァイオリニスト・河村典子さんは、
室内楽のスタイルが一番自分が伝えたい伝わる」と悟ってフリーエージェントになった。
出典:http://www.sophiabank.co.jp/bangumi/prg060601_05/index.php

2006年6月2日(金曜)
飲んでる時のたけしさんは、とにかく、すごい。1人でワインを5〜6本
世界まる見え−のレギュラーメンバーで、よく食事会が開かれる。飲んでいる時のたけしさんは、とにかく、すごい。1人でワインを5〜6本空け、独特の高音でカラオケを歌いまくる。ホステスにはチップを配りまくる。知らない客にも「どうも」と言って配りまくる。最後はオレたちにも「小遣い」と、1万円札を差し出す。ある時、所ジョージさんは「この年になって、小遣いもらえるなんて…」と真顔で泣いていた。
出典:http://www.kita-nikkan.co.jp/blog/genki_backnumber01.htm#01

2006年6月1日(木曜)
人間は、光と闇の境界にあって、闇を光に変える働きをしている
今日まで、人類救済のために、釈尊やイエス・キリストをはじめ、幾多の聖賢がこの世に出現し、道を説き、人々を救いに導いてきたにもかかわらず、この世界は依然として平和にほど遠く、人間は相変らず、いや、むしろ、さらに深く業想念渦巻く世界にもがきながら生きているのは何故か。
」という疑問に対する答えは、人間は使命遂行のために、常に光と闇の境界にあって、闇を光に変える働きをしているからだ、ということになります。
出典:http://www.brainy-pc.com/~nagayasu/21-06FF.html