毎日の気づき・発見抄    Daily abstract

2007.4.28(土曜)
自分で自分を認めることが出発点

自分で自分を認めることができないと他人に頼ることになる。
すなわち、他人に認められたくなるのである。
他人に認められれば、自分を認めることができるという条件付け構造がここに存在している。
だから、一旦他人に認められ、一旦自分を認めても、
原点が他人であるから、あらゆる変化の局面において、まずは他人の認めがなければ自分で決めることができないという構造か抜け出すことができない。
他人に認めて欲しいということは、自分で自分を認めていないということ。
自分で自分を認めること。
これが大事!!!
スポーツができまいが、勉強ができまいが、仕事ができまいが、
そこには絶対的な自分が存在している。
その絶対的な自分を自分で認めることから新しい世界が開かれてゆく。

2007.4.24(火曜)
自分の可能性に蓋をしてはつまらない

自分の可能性に蓋をするからつまらなくなる。
子供であろうが大人であろうが新入社員であろうが社長であろうが。
そして、個人としてばかりでなく、会社や組織やグループや団体であろうが。
可能性は無限大である。
その無限の可能性を少しでも切り開く、開きつづけることが生きるということではあるまいか。

2007.4.22(日曜)
宇宙船地球号の自転速度と公転速度

日本は地球の自転によって、時速1400キロで東の方向に爆走している。
一方、地球は時速10万8千キロで太陽の周りを公転している。

2007.4.18(水曜)
選挙ポスターに経歴と立候補理由を(つまらない選挙をもっと意味のある選挙に変えたい)

また選挙のシーズンが始まった。
朝から晩まで名前の連呼である。
名前の連呼だけでは、投票しようとする判断に結びつかない。
しかし、走る宣伝カーからは演説をしてはいけないと公職選挙法で決まっているらしい。
さて、では、何を基準に投票すべき人を選んだらよいのか?
この情報が不十分なゆえに、投票率が低くなっているのではなかろうか。
誰しも投票に行かないことは、社会を構成する市民として無責任であるということは感じていると思う。
投票に出向く責任感と気概はあるのだが、判断材料がなく、判断できないのである。
少なくとも、立候補者の経歴と立候補理由はポスターに併記すべきではなかろうか。
今の選挙システムを見ているとポスターの顔だけで選べというゲームで、
とても良識ある市民が参加できるレベルになっていない。
かといって、立候補者全員をインターネットで調べてという作業時間を費やすひとがいるとも思えないし、いてもほんの一部の人々だと思う。
だから、顔から選べばという顔の好感度投票に終わってしまう。
だから、わざわざ足を運びたくとも運べない。
ここで、提案である。
選挙ポスターの面積の半分を顔とし、残り半分に@経歴A立候補理由を記してはどうだろうか。
顔写真だけではとても選べない。

2007.4.17(火曜)
誰しも、この世を理解する理論や方法を持っている

わたしたちは誰しも、この世を理解する理論や方法を持っている。
あらゆる実習コミュニティが、その理論や方法を、発展させ、話し合い、分かち合う場である。
We all have our own theories and ways of understanding the world,
and our communities of practice are places where we develop, negotiate, and share them.
出典:WENGER著「Communities of Practice」

2007.4.15(日曜)
人間というもの

人間というのは、
知りたい動物
知らせたい動物
ただ、それを阻むのは、心の距離感。

2007.4.13(金曜)
インターネットはなぜ爆発的に普及したか

100点満点の完璧性を追求するのではなく、70点でもいいじゃないかという前向きな「いい加減さ」によって。
インターネットとは、ごく一握りの突出した頭脳が支えているのではなく、ごくごく普通のどこにでもいる技術者が支えている。
2時間の講義で、コンピュータを知らない人でもインターネットのプログラムを書けるほどたいへん簡単な技術。
参考図書:村井純著「インターネット」

2007.4.1(日曜)
情報と知識のギャップが拡大し、知識と知恵のギャップはさらに拡大している

このとてつもない認識を今朝のテレビで紹介していた。
今の時代、誰でも必要な情報にすぐに接触することができる。
そして、それを覚える必要はなく、必要なときにいつでも接触することができる便利な時代。
しかし、知識は少なく、知恵はさらに少ないとの警告である。
<番組タイトル> 春の報道スペシャル『外交の巨人・日本への直言』
   〜Dr.キッシンジャー特別インタビュー〜(仮)
<放送日時> 4月1日(日)7時30分〜8時55分
<出演> ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官
<司会> 安藤優子
<制作> フジテレビ報道局

検索し、次の原文に遭遇することができた。
“a gap has opened up between information and knowledge and, even beyond that, between knowledge and wisdom.”
Henry Kissinger writes in his "Does America Need a Foreign Policy?" (Simon & Schuster, 2001)