An era of intentional use of the subconscious
潜在意識を意図的に使う時代
.....2021


It has long been said to be an era of turmoil, but the long-term and chronic economic downturn is simply due to low productivity.
混迷の時代と言われて久しいが、長期的、慢性的に経済が低迷しているのは、ただ、生産性が低いからである。

Why is productivity so low?
なぜ、生産性が低いのか?

This is because both the president and employees are spending time on tasks that do not create new value.
新しい価値を生まない業務に、社長も社員も、時間を費やしているからである。

And because of this corona disaster, productivity of new value is required.
そして、このコロナ禍だから、さらに、新しい価値の生産性が求められる。

Productivity is not physical productivity but intellectual productivity.
生産性といっても、物的生産性ではなく、知的生産性である。


Rather than the industrial-era idea of producing better things at lower prices,
"I wish I had something like this",
"I wish there was such a service",
"I wonder if I can do something like this",
It is an intellectual productivity that imagines something that has never been seen before, such as "I wonder if it can be like this."
より良いものを、より安く生産する、という工業時代的発想ではなく、
「こんなモノがあったらいいな」、
「こんなサービスがあったらいいな」、
「こんなコトができないかな」、
「こんなふうになれないかな」といった、今までに無いものを想像する知的生産性である。

そして、その知的生産(アイデア・発想)を単なる思い付きに終わらせず、

周囲の力を借りながら、実際のカタチやサービスにまで現実化してゆく知的創造性である。


「周囲の力を借りながら」がポイントだ。


誰にも、「知的創造のための優れた道具」が装備されている。

問題は、その道具が十分に活用されていないことである。
これぞ、宝の持ち腐れ。

人間は、新しいことを学び、新しいことを実行しているように見える。

しかし、多くの人々は、今までと同じようなことを学び、今までと同じようなことを実行しているに過ぎない。
世代を超えて。

どうして、このような現象が起こるのかといえば、
人間は、自分が信じていることに矛盾することを受け付けないからである。

自分の信念体系に整合することだけを、新しいこととして学び続ける。

したがって、いくら新しいことを学んだところで、
大所高所の宇宙から見ると、
同じようなことを学び、同じようなことを実行しているに過ぎないということになる。

だから、道具の使い方が創造的ではなく、生産性が高まらない。

言い方を変えるなら、
既に持っている信念体系が、
新たな学習の障害となっている。

新たな学習の障害となっている既存の信念体系を取り除くことによって、
はじめて新しい知識を習得し、新しい行動をとることが可能になる。

変化が加速してる情報社会において最大の経営資源は脳味噌であることに異論は無いだろう。

その最大の経営資源、「頭脳」の経営に求められるのは、ラーニングではなくアンラーニングなのである。

アンラーニングによって、古い枠組から解放され、脳味噌本来の創造性を発揮することが可能になる。


誰しも、パターンをもっている。思考パターン、行動パターン、感情パターン、状況パターン。

このパターンが望ましいものならばそれでハッピー。

もしも、望ましくないものならば、それを変えることができる。

これが自分なんだと諦める必要はない。性格さえも変えることができる。

誰しも、このパターンの壁を破ることによって、脳味噌という無尽蔵の経営資源を有効に活用することができるのである。


「波動」と「潜在意識」と「エネルギー」

この世は、波動で構成されている。
物質の構成素子、分子、原子、中性子、陽子も波動である。
波動の視点で見ると、世の中の見方が変わる。

この節の小見出しに書いた「波動」と「潜在意識」と「エネルギー」が、次のような方程式になる。

(波動) = (潜在意識) = (エネルギー)

お金も健康も時間もエネルギーである。

人間は、自分が発信(原因)した波動(周波数)を、現象(結果)として受信する。

人間は、自分の波動と同調した現象に囲まれる。
波動とは、思考の波動、感情の波動、言動の波動である。

全てが、計画通りにいくとは限らない。
その計画、企てを阻害しているように見える「自然のリズム」と「天然な人」を許容する度量、柔軟性が大事。
結果的にそのほうが、計画を超えた大きな成果につながる。


直感、右脳は、潜在意識に太く連携している。


まだ、作成途上だが、対照表である。
潜在意識と顕在意識の違いを理解する上でのご参考に。

顕在意識

潜在意識

 

 

五感を通じて、環境を認識する。

「直観」によって環境を察知する。

 

五感休止時、最高に機能を発揮する。

 

透視、透聴の能力がある。

 

肉体を離れ、遠い国に旅し、しばしば、最も正確で真実な情報を持ち帰る。

 

感情の座

 

記憶の倉庫

比較対照、推論、思考する。

 

選択力がある。

選択力がなく、全てを受容し履行する。

 

暗示を受けやすい。

 

 

 

 

顕在意識は門番。門番の役割は、潜在意識に余計な概念が入らないように守ること。

 

 

 





顕在意識は、船長で、潜在意識は4人の船員。
4人の船員はとても優秀で、船長の考えを24時間、完璧に履行する。

顕在意識は、プログラマーで、
潜在意識は、そのプログラムを完璧に履行するコンピューター。

いや、もっとすごい。

顕在意識が明確な夢や目標を設定したなら、
潜在意識はその目標達成の手段を考え、宇宙と組織化してくれる。

すぐにではないが、いつの間にか、何の苦も無く、できてしまう。
それなりの努力は、必要である。
でも、過剰な努力は、潜在意識の働きを妨げる。

ほとんどの人が、先に進めないのは、、「これだ!」というアイデアが湧かないから。

ところが、潜在意識を使いだすと、

2トラックどころか、8トラックで進んでいく。

それでいて、

縁、運、タイミングの帳尻があう。





洗脳、暗示、催眠、集団心理

この節では、「洗脳、暗示、催眠、集団心理」と「潜在意識」との関連性について書いてみたい。

私たちは、洗脳とは無縁だと思っているかもしれない。
暗示も催眠も。

ところがどっこい。
まずは、集団心理という暗示、催眠、洗脳にかかっている。

皆がやってるから、自分もやろう。
皆はどうするんだろう、しばし、様子を見よう。。

皆がやってるのに、なぜお前は

この思考パターンが、心を窒息させる。

次は、自分で自分に暗示をかけている。
ほとんどが、ネガティブな暗示である。
すると、潜在意識は、その指令を受けて履行し始める。

洗脳は、マスメディアを介して行われる。
テレビで見たから、新聞で読んだから、
そして、今では、YouTubeで見たから、Netで読んだから。
しかし、一番このパターンにはまっているのは、
一流大学、一流企業を渡り歩いた見栄っ張りだ。

波動という次元で見ると、
(波動) = (潜在意識) = (エネルギー)
と見えたように、
今回の次元で見ると、
(洗脳) = (暗示) = (催眠)
となる。

私たちは、意識していようと、意識できてないとしても、毎日、自分で、あるいは、外部から、




〇今回、参考にした潜在意識を研究した書籍

The Power of Your Subconscious Mind
By Joseph Murphy, 1963

潜在意識トレーニング
山崎佳三郎著、1998

Smart Talk for Achieving Your Potential
Lou Tice ()2011

大丈夫!すべて思い通り。
Honami著、2021

※4冊とも、多くを学べますが、お薦めは、「大丈夫!すべて思い通り。」
この著者は、中学生の時から潜在意識の研究を実践的に始め、まだ30代半ばですが、潜在意識の知見を明快にまとめています。

Copyright © 1997-2002, 2021 Hiroshi Mikami 三上紘司  http://www2.gol.com/users/mh/.