♪ラテンの恋とボストン留学 第8号 2003/01/09 ------------------

今日のトピック: スタートまでの道のり ― その3(2月中旬)

------------------------------------------------------------------
このメルマガを受信するのが初めての方へ
 ご登録ありがとうございます。
 突然今日から読み始めるとわからないこともあると思いますし
 まだバックナンバーも数少ないことから
 ぜひ一度過去ログをご覧になっていただければ幸いです。
 バックナンバー: http://www2.gol.com/users/misana/bn.htm
------------------------------------------------------------------

2月14日はバレンタインデー。
ま、別に私はカルロスには何もあげなかったんだけど、
ここでちょっとアメリカでのバレンタインについてコメント。
日本では女の子が男の子にチョコレートをあげる、ってのが常識だけど、
北米ではどちらかというと、夫が妻にバラを贈る、というのが定番です。
そのためバラの値段はこの時期数倍に跳ね上がります。
母の日の前のカーネーションみたいな感じかな。
南米では日本や北米ほど大きなイベントではないらしい。
ま、何にせよ日本での盛り上げ方はちょっと異常です。

さて前回お話したチャイニーズパーティーの翌週。
なんと4回もカルロスとチャットしてしまった!
しかも毎晩寝る前に、それぞれ1時間から2時間くらい。
主な話の内容は、共通の授業の話、他のクラスメートのウワサ話などなど。

一つ面白かったのは、ケーブルテレビのアンテナ設置の話。
ちょうどこの時期私がディレクTVに申し込んで、アンテナを設置しないといけなかったの。
自分ではしたくなかったからプロに設置を頼んだんだけど、
カルロスは自分がやってあげる!ってうるさくてねー
コロナ(ビール)とサンドイッチの報酬で。
でも私は断り続けました。
母の教えで男の人と密室に入ってはいけない!って。(笑)
そしたらカルロスは・・・
You can leave the door open (ドアを開けておけば)
We can invite more people if you want (もっと人を招いたら)
You can give my picture to the police (僕の写真を警察に渡して)
And my fingerprints (それに指紋も)

でもね、この週のチャットで一番重要だったのはそんなくだらない会話ではなく、
お互いにお互いの印象を語り合ったこと。
きっかけは、どんな音楽が好きか、って話。
彼はジャズとかロックとかが好きなんだけど、
私がピアノをやっていたことを知って、ピアノコンツェルトでは
ラフマニノフの2番とベートーベンの3番とモーツァルトの20番と・・・って
すごい勢いで語り出したのよ!
まずこれに感動。全然そうは見えないから、より感動。(笑)
さらにワインに詳しいのは初デートのときに知っていたから、
一般的に私のまわりにいた日本人男性に比べて、
You look so sophisticated and smart and "cool" in many aspects.
(あなたはいろんな面で洗練されててスマートで格好良い感じがする)って言ったの。
そしたらカルロスも、
And that is one of the reasons for me to look for your company,
because you also stand above the rest of our classmates.
The point is that your conversation and personality is different
from the rest of our classmates, your background is more "sophisticated"
and you behave that way.  I feel that I can have conversations with you,
that other people wouldn't understand, or just wouldn't respect.
(それは僕にとっても同じだよ、君がクラスメートの中で際立ってることは
君と出かけたいなって思う一つの理由なんだから。
つまり君の会話とか人間性って他のクラスメートとは違うし、
君のバックグラウンドはより洗練されていて、実際君はそういう風に振るまうし。
他の人が理解しないような、あるいは単に価値を見出さないような会話も
君とはできるような気がしてるんだよ。)

こんな風に言われたら嬉しいよね!
さらにこの日の誉め言葉は続く・・・(なんか今日は完全に英会話のレッスンだね)
You take a pride in dressing and being "presentable"
that only a couple of other women have in the full first year.
(君はファッションにもすごくプライドを持って気を使ってるじゃない。
学年全体を見てもほんの数人しかそういう女の子はいないよね。)

そして彼が突然、You are nice, did you know? と言い出したとき、
「nice」じゃ抽象的過ぎて意味がわかんないから説明して!とお願いしたのね。
そしたら・・・
You are a person who has a good sense of humor, intelligence,
always tries to say positive things,
your conversation is not based on trivial things...
(Come on, I need to use the word NICE.....)
In fact, I like that you got my style of humor and know how to reply to it.
(君はユーモアのセンスがあって、知的で、いつもポジティブなことを言おうとしてるよね。
それにくだらないことは話さないし。
(頼むよ、NICEって単語使わせてよ・・・)
そう、あと僕のユーモアのスタイルを受け入れてくれてて、
どう応えるかも心得てるところが好きだな。)

ほら、あんまり誉められてばっかりだから照れながらお礼を丁寧に言うと、
追い討ちをかけるように、
You know that I am only telling what I see.
(知ってると思うけど僕は見たままを言ってるだけだからね。)

こうしてこの週は4回のチャットを経て、日曜日に2回目のデート。
なんと4時に待ち合わせ!
ほんと、男って最初は何でも言うこと聞くんだよねー(笑)
タイ料理を食べて、それからホテルの1階の生演奏のあるバーへ。
実は彼は風邪がひどかったのでお酒は飲めなかったんだけど、
美春は一人で飲んでかーなーりー酔ってました。
ほら、やっぱりなんか緊張するから飲まないといられないんだよねぇ・・・

この日何を話したかはよく覚えていない。
印象的だったのは帰り際。
この日カルロスは一度も私に触れてこなかったんだけど、
別れるときは前回と同じく私の部屋の入り口で抱擁。
このとき、頬を合わせた後ね、なぜか美春ったらおでこを彼の胸に乗せてしまったの。
まぁだいぶ酔ってたからお酒のせいかもしれないんだけど・・・
でもこのときの彼の胸板の厚さと妙な安心感?は今でも忘れられません。

実はこのときのことを後にカルロスと話したところ彼は
I remember I wanted to kiss you, but decided to wait.
(君にキスしたかったんだけど、やっぱり待とうって決めたのを覚えてるよ。)

何が彼を静止したのか?
1)私には日本に恋人がいるらしいということ
2)ラテンとは異なる日本文化と私に対する気遣い
だったそうです。

というわけでキスもなく、前回と同じように別れるかに見えましたが、
実はこの翌日学校がお休みだったので、
彼が弟と一緒にニューハンプシャーまでロブスターを食べに行くというので同行することに。

彼の弟とは初対面ではなかったし、二人の仲の良い様子を見ながらとても楽しみました。
と言ってもこの日も二日酔いでめちゃくちゃ気分は悪かったんだけど・・・(笑)
第5号に書いた通り、この日印象的だったのは、
車の中で後ろから優しく私の肩をなでるカルロス。
ほんの数秒のことだったんだけど、なんか不思議とその手が心地良くて幸せな気分でした。

こうして2月の中旬はチャットとそしてわずかな「触れ合い」を通して
少しずつ、でも確実に近づいていった感のある美春とカルロス。
そしていよいよ2月下旬、不思議な力を感じながら二人の関係は大きく進展することに・・・

つづく。
-------------------------------------------------------------------
発行者: 美春 and カルロス  miharuandcarlos@aol.com

ご意見ご感想ご質問等々お待ちしております。

ホームページ: http://www2.gol.com/users/misana/
バックナンバー: http://www2.gol.com/users/misana/bn.htm

解除は上記ホームページから可能です。
-------------------------------------------------------------------
《編集後記》

♪いよいよ今日はボストンへ帰国。実は今カルロスと喧嘩していて
この2週間全然連絡していないのよね。(笑)
どうなることやら・・・

♪ちなみに東京では寒い寒いと言っていますが、ボストンはさらに寒く
東京の最低気温がボストンの最高気温という感じです。
風邪がひどくならないようにしないと・・・なんせアメリカは乾燥してるしね。
皆さんもお気をつけて!(世界のどこにいようと、ね。)
-------------------------------------------------------------------