♪ラテンの恋とボストン留学 第11号 2003/01/13 ------------------

今日のトピック: ラテンアメリカンは時間にルーズ?

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皆さんはラテンの人々にどんなイメージを持っているのかしら?
ボストンに来る前の私の中では・・・
情熱的、濃い、陽気、楽天的(悪く言うといい加減)てな感じかなぁ・・・
基本的に几帳面な日本人からすると、時間にルーズってイメージも。
さて実際どうか。
結論から言うと「人による」よね、当然。
でも一つ「こんなこと日本ではあり得ない!」と私が思った
ラテン的発想のお話をお届けします。

ボストンに来てすぐ、留学生を集めて「文化の違い」について考える集いがあったのね。
講師はアルゼンチンから北米に移住して10年の40代のラウラ。
(英語ではLauraはローラだけど、スペイン語ではラウラと発音します。)
こちらに来てすぐ、彼女はパーティーに招待されました。
招待状には次のように書かれていました。

     日時:1月20日(木)6:00〜8:00
     場所:ロビンソン通り 105、23号室
     *飲み物、食べ物の持ち込み大歓迎!

当日、ラウラはせっせとアルゼンチンの伝統料理を作り、張り切ってパーティーへ。
と、ところが、彼女が指定の場所に行ってみると、
すでにパーティーは終わり、ホストのカップルしか部屋にいませんでした。
彼女が何時に行ったかって?ラウラ曰く「7:55」
まぁそれなら終わっていても仕方ないよねーと大抵の人は思うでしょうが、
ラウラによると・・・
「6:00〜8:00」は「その間に来てください」という意味でしょ!だって。
彼女曰く、
「だいだいたった2時間で、しかも8時に終わるパーティーなんて
 私たちはパーティーとは言わない!」だそうです・・・

何がすごいって、「6:00〜8:00」がパーティーの始まりと終わりの時間だって
一瞬も思わなかったラウラの思考回路が凄いと思うのね。
それが「始まりの時間の目安」だと信じて疑わないのがすごい!信じられない。

ま、そんなラウラがその後アメリカ社会で生きていくのにどれだけ苦労したかは
想像に難くないところです・・・

「基本的に」やっぱりラテンアメリカ人は時間にルーズです。
1時に待ち合わせ、と言って、別に5分遅れてもたいしたことだとは思わない。
彼らの頭の中では、「目安」という発想が大きな部分を占めていて、
少々の前後は完璧に許容範囲なのよね。
そうそれに、この「少々」の定義も日本人とは異なるような気もするし・・・

もちろん中には几帳面な人もいるよ、ラテンの人の中にも。
特に私の親友であるベネズエラ人のカタリナは絶対5分前には着いていようとするし、
遅れるときは時間前に必ず電話するし。

でもチリ人の友人が言っていた。
彼が仕事で日本に来たとき、1〜2分遅れたときの日本人の反応を見て驚いた、って。
ほんとに日本人は几帳面なんだねーと笑っていた。

日本人がいかに几帳面かを表すことと言えば、
聞いたところによるとIモードで電車が遅れたときに知らせてくれるサービスがあるらしいね。
それを聞いてカルロスが笑っていたよ。
そんなビジネス他の国では成り立たない、って。
もともとアメリカでも時刻表なんてあるのかもわからないくらいだしね。

そうそう、そういえば、ボストンに来て前述のラウラによるセミナーに出るまで、
私はアメリカ人は時間にルーズだと信じていたの。
別にこれといった事件があったわけではないけど、イメージね。
でもラウラが言っていた。
「ここ合衆国ではラテンの常識は通用しないから注意して!」と。
ラテンアメリカンから見ると、アメリカ人はとても几帳面らしい。
そう言われて彼らを比べると、間違いなくアメリカ人は几帳面でした。
じゃーアメリカ人より几帳面であろう日本人って一体・・・
ここで成り立つルーズ度方程式は「ラテンアメリカ人>アメリカ人>日本人」となります。

はい、確かにカルロスは苦しんでおります。(笑)
実際、カルロスはラテンの基準からいったらかーなーりー几帳面だと思うのね。
でも日本人の中でもかーなーりー几帳面であろう美春といると・・・
彼の私に対する口癖「You are crazy!」(あなたは狂ってる!)も仕方ないかなぁ・・・

やっぱりね、文化の違いってすっごいあるのよ。
例えばほら、前にも書いたけど、
美春にとっての標準的な土曜のデート開始の時間は午前10時。
カルロスにとってはなんとそれが午後10時。
まる半日12時間の差が!
その間をとって午後4時にしても、
お互いに何となく納得いかない部分はあるんだよね。
それにさ、10分遅れたら会わない!と怒る美春の気持ちが、
カルロスには全くわからないだろうし・・・
自分が待たされてもあんまり何も感じないから仕方ないよねー

でもそういうたくさんの違いを二人で必死に乗り越えて、
10ヶ月の時を重ねてきたことは賞賛に値すると思います。うん、絶対。
そう、思わない?
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発行者: 美春 and カルロス  miharuandcarlos@aol.com

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《編集後記》

♪今日も予定時間に発行することができませんでした。
実は接続がおかしくて全然ネットにつなげなかったの。
こういうこともアメリカに住んでると日常茶飯事です。
日本では考えられないようなことが次々と起こる国、アメリカ・・・
それって、多くが許されるという点で懐が広いのか、
それとも単にいい加減なのか・・・
でもそんなこと言っていたら、絶対ラテンの国には住めません。
はて、美春はいつか、ベネズエラに住むことになるのかなぁ・・・
きゃーそんなの絶対ムリだよぉー!!!
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