♪ラテンの恋とボストン留学 第16号 2003/01/19 ------------------

今日のトピック: 英語で恋をする

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「英語で恋愛するなんてすごーい」というお便りをいくつかいただきました。
いやほんとに、我ながらよくやってると思うよ・・・
今日は「英語」を中心に書いてみたいと思います。

興味なかったらごめん。まずは美春と英語の歴史。
実は美春は3歳のときからデンマーク人に英語を習い始めた。
なぜ?当然親が勝手にしたことだけどさ。
親は英語が全然しゃべれない。でも会社の仕事で必要で、
あるとき日本人の通訳を連れてロンドンに行ったのね。
そしたらその通訳がコーヒーを注文できませんでした。
彼の英語は現場では通じなかったわけ。
そこで我が両親は実感した、「本物の英語じゃなきゃダメだ!」
というわけでネイティブを私の先生にしたわけ。

おかげさまで美春の発音は日本人としてはまぁまぁです。
でも残念ながらペラペラではないよ。
10歳のときにそのデンマーク人の先生は国に帰ってしまい、
それからは前述の「coffee」が通じない人に習ったからかな・・・(笑)

役に立ったのは映画かもしれない。
中学の頃は年に200本はハリウッド映画を見ていた。
アメリカって国に漠然と憧れを持ってた。
字幕を書く戸田奈津子さんみたいになりたい、と思っていた時期もある。

高校生のときに初めて受けたTOEICで650を超えていたと思う。
日本にいる間、学校の英語で苦労したことは一度もない。
でも本人としては、全然「ペラペラ」じゃーない。

2年前、ボストンに来る前のTOEICでは960くらいだった。
リスニングはいつもほとんど満点。
でも今学校で英語で授業を受けているけど、50〜80%しか理解できない。
現実は厳しい。

さて恋のお話。
そんなわけでボストンに来る前、せっかく二年もアメリカで暮らすんだから、
どうせなら英語を完璧にマスターして帰ってきたい。
そのためには?アメリカ人の彼氏を見つけて同棲するっきゃない!
と密かにたくらんでいた。ま、あんまり現実的じゃないとは思ったけど。
でも来てみたら、やっぱりこの程度の英語ではネイティブにはほとんど相手にされない。
というわけで、留学生はたいてい留学生同士で仲良くなってしまう。
私は意図的に日本人や他のアジア人とは付き合わないようにしていたので、
結果的にまわりはラテンアメリカ人ばかりになった。ヨーロッパの人は少ないし。

そしてこうして今、ベネズエランのカルロスと付き合っている。
彼の英語は・・・私よりずっと実践的にしゃべれるけど、発音は悪いかな。
ま、たまにネイティブの男の子がしゃべってるのを聞いてると、
「あーこういう英語を毎日ベッドで聞いてたらもっと上手くなるだろうなぁー」
なーんて思うことはあるけど、それはね。ハハ・・・(カルロスが日本語読めなくて感謝!)

でもマジで、カルロスのおかげで、というか、彼と付き合ったおかげで、
英語は格段に上手くなったと思う。
TOEICの点はこれ以上あがらないとは思うけど、そんなの関係ない!
やっぱ実践でしょ!
ネイティブの友達にも、去年の秋の終わりくらいから、全然変わった、と言われた。
単語とか表現が rich になったって。
だってそうだよね、彼は日本語できないし、私のスペイン語はまだ駆け出しだから、
英語で話さなきゃ全然意思の疎通ができないんだもん!
しかも文化の違いとか常識の違いとかで、
日本人同士で付き合ってる以上に、誤解とかとんでもない先入観とかあったりするんだよ。
日本人だったら説明しなくていいようなことから、
日本語でもなかなか理解し合えないような難しい話題まで、
あえて第二外国語でしなきゃいけない。
これはツライよーマジでー

でもね、そういう多くの誤解や問題を乗り越えてここまで来れたのは、
ほんとにカルロスのおかげだと思う。
彼がいつも熱心に、根気強く、たどたどしい英語でもなんでも聞いてくれたから。
「You are always complaining!」(君はいつも文句ばかり言ってる)と
ずいぶん逆に文句を言われたけど、
私に言わせるとそれは文句じゃなくて「説明」なんだよね。
二人が理解し合うために欠かせないプロセスだったわけよ。
ま、カルロスもそれを十分理解してるから、何時間でも私の話を聞いてくれたんだと思うけど。

さて、じゃーここで英語で恋をしてきて何が良かったか、にちょっと触れてみます。
前にもチラっと書いたけど、darling とか honey とか my dear とか、
そういう日本語ではなかなかないようなスウィートな表現が多いのはありがたいね。
付き合う前のチャットで、カルロスにそう呼ばれることでだんだん熱くさせられたのもホント。
それらの呼び方のおかげで、かたい雰囲気を一瞬で和らげられるのもホント。

あと、私が特にハリウッド映画に憧れてたからかどうかはわからないけど、
英語で語り合ってる時点で映画のヒロインみたいな気分になってきたしね。
特に言いやすいのが「I love you」と「I miss you」。
日本語では恋人に「愛してる」なんてまず言ったことないし、(大好きとは言ったかも)
さらに「I miss you」にあたるカッコイイ日本語は見当たらない。
もっと言うと、自分の母国語ではないだけに、
どちらかというと雰囲気で言ってるだけで、あんまり深い意味がそこに乗らないんだよね。
いや別に、カルロスにウソで愛してるって言ってるわけじゃないよ!(I love you, darling!!!)
でもやっぱり、そういうセリフを吐いてる自分に酔ってないか、って言うと、
そりゃ酔っちゃうよねぇー、今まで画面でしか見なかったシーンを、
自分が現実にやってるんだもの。しかもほんとに「外人」を前にして、さ。

そうよ、だってよく考えてみたら、学校では英語での恋の仕方なんて教わらなかったから、
恋愛中に口をついて出る英語ってほとんど全部ドラマとか映画とかで覚えたことなわけでしょ。
まぁ、英語で恋愛小説を読むならそれもアリだけど、とにかくフィクションがほとんど!
それはカルロスにも言えるわけだ。彼も英語で恋愛するのは初めてだからね。

う〜ん、そう思うと私たちの関係ってなんて fictitious(架空の/創作的な/虚偽の)なんだろう!
もちろん本人たちは至って真剣だけどさっ。

こうやって書いてきて、何で私がカルロスをカルロスと呼べないのかもかなりクリアになったかも?
「作り物」みたいな感じが強調されるからだよね、そういう外人の名前を呼ぶことで。

最後に!
英語で恋をしてる私たちの、現在の一番の問題!
SEXのとき何を言うか!
きゃー誰か助けてー
だってねー美春なんてねー
お正月休みの間、真面目な顔してAV見ちゃったよ。
Hのとき何を言ったらいいか研究しなきゃ、って。
でもさーやっぱそんなの超作り物でさー言えないよねぇ?まさか。
外人は「Yes! Yes! Yes! Oh, yes! I'm coming, I'm coming!!」とか
頭振りながら絶叫してるけどさ、
それって全然、我々「大和撫子」の流儀じゃないじゃない!!!
(ま、美春が大和撫子かどうかはともかく・・・)
(Hに流儀が必要かどうかもともかく・・・)

ちなみにそういう我々がどんなHをしてるかはもうちょっと後で。
待っててねー
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発行者: 美春 and カルロス  miharuandcarlos@hotmail.com

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《編集後記》

♪あのね、当然これを書いてるのは私だけど、カルロスも大いに協力してるの。
ネタ合わせ、というか、事実に間違いがないか確認したりね。
でもそろそろ本人にも登場願おうかと思っております。
彼も読者の皆さんの反応には大いに興味をもっているので、
もし何か本人に直接聞きたいことがあったら、ぜひメールくださいね。
近いうちに本人にマガジン作成をさせる予定です。

♪最近ご意見メールを多数頂戴するようになりました。ここでお願い。
そのいただいたメールの内容を私がマガジンで使うとして、
名前を出したりすることは「絶対に」ないけれど、
もし万が一いただくメールの内容を少しも外に出してほしくない、とか、
絶対にマガジンで触れてほしくない、ということがあったら、
その旨記載していただければ必ずご要望には従いますのでご心配なく。
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