♪ラテンの恋とボストン留学 第19号 2003/01/22 -----------------------
今日のトピック: ラテンは男社会!
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by 美春 and カルロス miharuandcarlos@hotmail.com
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ラテンアメリカに対して、
なんとなく「遅れてる」ってイメージは前からあったんだけど、
まさかここまで男優位の社会が続いているとは思わなかった。
カルロスに対しては付き合う前から、親友のカタリナと二人でよく
He
is the model of the male-dominated
society!
(彼は男支配の社会の典型みたいな人ね!)と言い合っては笑っていた。
本人にそれを言うと、
I am the model of
the sweet and lovely guy!
(僕は優しくて愛くるしい男の代表だよ!)と言い返されたけど・・・very
funny!
カルロスの口癖の一つに、
a man who respects
himself.....(自尊心のある男は・・・)というセリフがある。
例えば彼に言わせると、
a man who respects himself
doesn't do dishes(洗い物をしない)
a man who respects himself doesn't wash
clothes(自分で洗濯はしない)
a man who respects himself doesn't
iron(アイロンがけしない)
てな調子。
つまり彼の中には、男ってのはこういうもんだ、女ってのはこういうもんだ、っていう
すっごい強い信念があるんだよね。
今どき何言ってんの!?と思わず目がまん丸になってしまうけど、
これはカルロス一人に限ったことじゃなく、
ラテンの男性にはけっこうよくある発想らしい。
もちろん、世の中の流れを彼らが知らないわけじゃないし、
そんなことを納得する女性はどんどんいなくなっていることもよくわかってる。
それに実際、カルロスだって今は弟と二人で住んでるから、
仕方なく洗濯だって自分でしてる。
でも自分でシャツにアイロンをかける度に、
早くたくさん稼いでメイドを雇うぞ!って気持ちを新たにするらしいけど。(笑)
こういうカルロスといろいろ話をしていくと、
ずいぶん女を見下してるしバカにしてるなぁーと思うことがよくあった。
例えば私が「あなたより運転が上手い」と言ったときの彼の反応を見せたかった・・・
それとか、美春は計算が得意だから宿題手伝ってあげようか、とか。
「自分が女より運転が下手なワケがない!」
「俺より計算が速い女なんてみたことない!」
こう言っちゃー悪いけど・・・と全然悪くなさそうにせせら笑いながら、
いかに男が勝っているかを誇らしげに語るわけです。
誇らしげ、っていうか、世の中に知らない人はいない事実でしょ、てな調子で。
あるときは、
正直言って何をやらせても女が男に勝てるとは思わない、てなことを言っていた。
でも世の中には女にしかできないことだってあるじゃない!と言い返したら
ニヤリと不敵な笑みを浮かべて「Of
course,
honey!」と言いながら
私の頭を無理やり自分の股間に・・・(笑)
そういえば、よく欧米社会では「レディーファースト」って言うけれど、
これってもともと男尊女卑からきてると思うんだよね。
女は非力で弱い生き物だから、強い男が守るべき、みたいな。
だから当然、
北米ではもうあまりレディーファーストって習慣は見られなくなってるかも。
ほら、北米は世界で一番?男女平等って運動が盛んな国でしょ。
実際住んでてほんとに女が強い国だなぁーと思うし。
カルロスが言ってた。前にアメリカ人の女の子とデートしたとき、
どっちがドアを先に開けるか、ドアが近づくたびに競争になった、って。
ラテンアメリカではそんなことは起こり得ない。
だって女の子たちはまだまだ、
「レディーファースト」扱いされることに慣れてるから。
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さて、じゃー美春はそんなカルロスと一緒にいてどうなのか。
正直なところ、そういうカルロスの恩恵を受けている方が今は多いかな。
美春が特に、
自分が女であることを意識できる瞬間が好きだからなのかもしれないけど、
日本の男性といてもなかなか感じられないような、
自分の中の「女性」を彼は感じさせてくれる。
日々の行動、言葉の節々から、
私を常に守り、大切に扱おう、って意識がひしひしと伝わってくる。
それが「卑下」からきてるとしてもいいのかって?
うーん、それは難しいところだよね。
別の言い方をすると、それは卑下じゃなくて、
単に役割分担してるだけなんだよ、きっと。
例えばカルロスは、ビジネスの世界で活躍する女の人が好きじゃないのね。
なぜかっていうと、
もともとは男社会だったビジネスの世界で女が生きていこうとしたら、
男性には真似のできない女性の素晴らしさを捨てて、
男性の真似をある程度しないと成功できないでしょ。
たとえばいつも優しく微笑んでるだけじゃ部下を管理はできない。
仕事で辛いことが増えれば、ストレスもたまるし刺々しくもなるだろうし。
当然お肌も荒れちゃうでしょ・・・
だからカルロスは女は家にいるべきだ、と思っている。
男は外で働き、女は家を守る。
何百年前の常識かわからないけど、彼は頑なにそれを信じている。
日本でも昔はそうだった、と言うと、彼はいつも
good,
old
days.....(古き良き時代よ・・・)と嘆く。
美春は最近思う。
前に「同性愛」号でもちょっと書いたけど、
「進んでいる」ことが必ずしも良いことだとは限らない。
「change=good」というのはアメリカでの基本コンセプトと言われているけど、
それは真理だとは思えない。
新しいものがいつも良いものとは限らないのは、車のデザインを見るとわかる。
美春は5年くらい前のスープラが好きだー!丸いスープラなんて嫌いだー
ちなみに美春は昔からフェミニストではありません。
もちろん、美春の生き方を実際に知っている人は、
美春がいつも男性と対等かそれ以上に頑張って戦おうとしてきたことを知っている。
でもさ、根本的に男と女は違うのよ。だって体のつくりが違うじゃない。
例えば、美春が声を大にして言いたいのは女の「生理」。
いろいろな意味で一番社会に貢献できるであろう10代から50代にかけて、
女は毎月一回あの煩わしい生理現象と付き合っていかないといけないわけよ。
もちろん、中には軽い人もいるだろうけど、重い人はねー大変だよねー
生理一つとったって、
女が完璧に男と社会で対等に、って思想にどっか無理がある気がする。
(もちろん、平等な人権の話はもっと別の次元だと思うけど)
それに妊娠はどうよ!
もし男が子供を産めるんならいいよ。
でもこれだけ進んだ時代になったって、女しか子供を産まない事実は変わらない。
女が子供を産まなかったら子孫は残らない。
やっぱ女は子供を産むのが神の意図したところなのか、と思わざるを得ない。
(神がいるかどうかは別として)
うーん、なんか今日はたくさん反論メールもらっちゃいそうな気がするけど、
あんまり美春をいじめないでね。(笑)
こうは言っていても、美春はバリバリ社会で働くつもりだし、
カルロスに
「もしあなたと結婚しても絶対あなたより多く稼ぐ!」と宣言したくらいだしさ。
(それを聞いたカルロスの反応はどうぞご想像ください。)
でも美春が言いたいのは、
男と女の違いは素直に受け入れようよ、ってこと。
毎月の生理を恨んだって仕方ない。来るものは仕方ない。付き合うしかない。
男が産めないなら子供だって女が産んであげるしかない。
というか、女にしか与えられていない名誉だと思おう!
男なんて一瞬の種まきだけよ!
女は10ヶ月もお腹の中で種から人間のカタチまで育むのよ!
やれるもんならやってみー!
そう。だからいいの。
カルロスが「俺の方が計算速い」って言おうが。
ふふん、って鼻先で笑ってればいいの。
えぇえぇ、せいぜい計算だの運転だのその程度のことで偉そうにしてなさいって。
「そうねーすごいわねー立派ねー」って言ってあげればいいの。
しょせんカルロスだって女のお腹から生まれてきたんだから。
何だかんだ言ってもカルロスだってお母さんには頭上がらないし。(笑)
はい。今日の格言。
1)温故知新
2)母は強し
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発行者: 美春
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