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美都の起業経営奮闘記〜新米ビジネスウーマンの挑戦 Vol.12 2003/8/10
http://www2.gol.com/users/misana/mito.htm
by
佐成美都
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《今日の格言》
「鳥のように食べ、象のように排泄せよ」
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これは今日ご紹介する本の中の一節。
インターネットによってビジネスのルールが大きく変わり、
独占よりも公開が成功の一つの掟になりました。
詳細はぜひ実際に、本を手にとってみてください・・・
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今日のメニュー
(1)はじめに
(2)給与振込
(3)貢献度をはかる
(4)起業支援
(5)神のごとく王のごとく奴隷のごとく
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《はじめに》
先週は無断でお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。
言い訳をすると、
まずは今月末オープン予定の会社のホームページのコンテンツ作りが
提出期限前にバタバタしてしまったこと、
またトップページのデザインを何度も練り直したこと。
さらに、直接マガジンに関係あるところでは、
とある事情から、精神的に落ち込んで書く気になれなかった、、
ということもありました。
仕事が忙しいのはともかく、
精神的に落ち込むというのは、よろしくないですねー
でもマガジンを運営したことがある人なら誰しもご存知だと思いますが、
マガジンを続ける「モチベーション」というのはなかなか難しいものです。
現在は何万人という読者を集めている発行者の方々も、
口をそろえて「書き続けるモチベーション」の難しさを説いています。
特に、気分が良くなるような読者からの感想メールをなかなかもらえない中で、
非常に厳しい言葉をもらったときに、
どう気持ちを立て直すか、という点については
日常生活でのストレス発散以上に気を使うこともあります。
美都も尊敬する「がんばれ社長!」の武沢さんは、
読者メールで落ち込んだときには
「今まで自分が書いた原稿のベスト3を見直す」という復活ワザを
持っていらっしゃるそうですが、(笑)
なるほど、やはり続くマガジンにはそういうヒミツがあるんだなーと
改めて自分の発行姿勢を見直す今日この頃の美都でございました。
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《給与振込》
ずいぶん前にお伝えした、美都の新会社での最初の取り組み:
手渡しだった給料を銀行振り込みに変える。
7月末にその初めての振込がありました。
なぜかやっぱり肝心なときにトラブルは起こるものです。
振込予定日の前日から、ADSL回線が使えなくなってしまい、
インターネットに接続できない状態がまる一日以上続きました。
もちろん、問題を発見した時点ですぐに通信会社には連絡したんだけど、
「2〜3日様子を見てください」という返事。
そんなに待てん!!と怒り心頭の美都でしたが、
それにしても、
インターネットに頼る昨今の私たちの生活って、
本当に「もろい」ものですねー
米国でCEOに「もしもメールが1週間使えなくなったら・・・」と質問したら
「離婚よりショック」なんて答えた人がたくさんいたらしいけど(笑)
気持ちはわからないこともないか。
オンラインに慣れ切った昨今の我々の日常って、
オフラインになるとまるで離れ小島に一人取り残されたみたい・・・
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話を給与振込に戻しましょう。
結局、緊急に携帯でネット接続して、なんとか給与振込を完了しました。
手書きではなく、プリントアウトした給与明細を渡し、
美都の仕事は完了。
その後は問題もなく、みんな引き出すこともできたようだし、
一件落着。
ただ、今月からは給与明細も手渡しではなく、
携帯のメールで見られるようにする予定。
(パソコンではないのは、ほとんどの社員がパソコンを持ってないから)
その説明と登録作業は、また一悶着ありそうだけどねぇ・・・(笑)
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《貢献度をはかる》
さて、給与振込には苦情がなかったものの、
夏のボーナスの支給後に、
あるマネージャーさんが文句を言いにやってきました・・・
「お金のことじゃないんだけど」と言いつつ、
自分の貢献度がきちんと認められていない、という経営陣に対する不満。
う〜ん、アンタの給料は誰よりもべらぼうに高いのに・・・と
ちょっと苦笑の美都。(笑)
というか、会社の各社員の貢献度って、
どう正当にはかるよ??
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ここで例えば、二人でやってる設計事務所を考えてみましょう。
一人は設計図を書く人、もう一人はお客さんを集める営業マン。
二人は全く違う仕事をしていて、
でもどちらか一人では成り立たないわけでしょ、会社は。
設計図を書く人は、営業はできないし、
営業マンには、設計図は書けないし。
じゃー二人の会社に対する貢献度って、どうやってはかる?
利益は半々に分けるべき?
それでどちらも文句を言わない?
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うちの母がよく言っていたのは、
商品を作っている人には、うちの会社の商品を作ってるのは自分だ!って
自負があるよね。
でも一方で、営業マンには、
うちの会社の商品を売ってるのは自分だ!って自負がある。
両方そろって始めて「商売」が成り立ってるんだけど・・・
どっちがより重要とか、
どっちがより報酬をもらうべき、とか、
簡単には決められないー
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ちなみに文句を言いに来た人は販売担当の人。
お客様と直接交渉をする数少ないうちの会社の社員で、
その特殊なコミュニケーション能力は自他共に大いに認めています。
だから実際に会社の商品を作っているどの社員よりも
高い給料を払っている。
「代わりを見つけるのが難しい」という視点で、
貢献度が製造部隊よりも上だ、とトップは判断しているわけです。
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ま、どうしてもその人にやめてほしくなかったら、
いくらでも払うしかないよねー
希少価値はやっぱり力がある。
正当に能力を判断して、それに値する報酬を支払おうというときに、
違う職務を担当する社員を比べるのは本当に難しいんだけど、
そしたら外の世界と比べるしかないのかなーと思っています。
つまり、その人に払うのと同じ給料を払ったら、
どれくらいの人を雇えるか、という比較の仕方。
これ、間違ってる?
何か良いアイデアがあったら、ぜひ教えてください。
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《起業支援》
最初の頃の号で、読者の方から
「この不況でどんな商売をすべき?」というご質問をいただいて、
いくつかお答えした中に
「不況だからこその商売もある」とありました。
例えば、リストラによって「起業熱」が高まるのも一つの傾向だろうし、
1円で株式会社が作れる制度ができたことからしても、
日本もいよいよ、お手軽起業?の時代になったのか・・・(笑)
何か自分でやってみたいけど、
「何」をしたらいいのかわからない、
どこから手をつけていいのかわからない、
お金がない、などなど
いろいろ人によって二の足を踏む事情はあると思うんだけど・・・
読者の方のお一人が、
実際に「起業支援」のお仕事を始められたので、
ぜひみんなで応援しましょう。
というか、これから起業を考えている方は、
お手伝いをしてもらえるかも・・・!
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美都の元パートナーが株式会社を立ち上げたときにも
ずいぶんと苦労したようですが、
公式に組織を作るときの面倒の一つに、
ペーパーワークがあります。
つまり、会社として登録するための書類作成。
それを仕事にして生きてる司法書士って資格があるくらいだから、
どれだけ需要があり、そして素人では難しいことなのかがわかります。
で、ある読者の方が開発したのは、
起業をする個人が、自分で書類を作成できるソフトウェア。
司法書士に頼むとウン十万かかる費用を一気に節約できる!
いや、美都も早速そのソフトを試してみましたが、
かゆいところに手が届く親切な解説付きで
とっても使いやすいです。
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しかも「やるなー」と思ったのは、
ソフトを購入した人には、
ホンモノの司法書士さんに無料で5回も質問できる権利付き!
スゴイ。
絶対5回分難しい質問してやれ。(笑)
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ま、とにかく、起業を考えている人はぜひ一度ご覧になってみて。
しかも!!!!!
美都の紹介、と言うと5%の割引がつきます。
美都のマガジンを読んでいる方だけに、特別の割引です!
(美都が社長さんと交渉したんだー!)
遅くなりましたが、ソフトウェアの名前は「会社設立セーブ王」。
起業のプランがない方も、
ぜひこのマガジンのお仲間の新しいビジネスを応援する意味で
ホームページだけでも訪問してみてね。
www.cyphertec.net
なお、もしもソフトウェアを購入したい方で、
5%の割引を適用してほしい方は、
購入の画面で、コメント欄に
美都のコード番号「1103」を入力するか、
あるいは「美都の紹介」と書きましょう。
それを忘れると一般の人と同じ値段=定価になります。
さぁ今すぐホームページを見てみよう!
www.cyphertec.net
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《神のごとく王のごとく奴隷のごとく》
そろそろお盆休みでビジネス活動も小休止といった感のある今日この頃。
皆さんも夏休み?
もしちょっと時間ができて、本でも読もうかなーという方がいらしたら、
美都が最近やっと読み終わった本を一冊ご紹介しましょう。
英語の原題は「Rules
for Revolutionaries」なんだけど、
3つある各章のタイトルがそれぞれ
「Create Like a
God」(神のごとく創造せよ)
「Command Like a King」 (王のごとく命令せよ)
「Work Like a
Slave」 (奴隷のごとく働け)
と、すごく刺激的!
いや、読み始めたのは数年前なんだけど、
途中で留学が入って、その間に本がどこかへ行ったりして、
最後の数ページをつい最近読み終えたの。
でも、とにかく、読んでみて!!!!!
筆者は、もともとアップルコンピュータでマックの立ち上げに関わった人。
一時期、マイクロソフトに押されてマックは消えそうになったけど、
やっぱりマックが巻き起こした旋風ってすごかったでしょ。
そういう話はもちろんのこと、
ビジネスで成功するための様々なルールや
役に立つアイデアなどが満載です。
タイトルからわかるように、かなり過激な書き方でもあるんだけど、
まぁ美都のマガジンを読んでる人なら大丈夫でしょう。(笑)
実際に私たちがよく知る企業の実例が(成功・失敗ともに)
たっくさん紹介されているのも、美都のオススメポイントです。
とにかく飽きない、面白い本なので、ぜひぜひ読んでみてください。
よろしければこちらからどうぞ:
日本語版「神のごとく創造し、奴隷のごとく働け!」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478330832/mitosanari-22
原書(英語)「Rules
For Revolutionaries」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/088730995X/mitosanari-22
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発行者
: 佐成美都
メール : mitosanari@hotmail.com
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《編集後記》
♪会社にやってくる銀行マンが、
あまりにも汗ビッショリなので冷たい麦茶を出してあげたら
宝くじにでも当たったかのように喜んでいた。(笑)
(1)世間の会社ではお茶一杯も飲ませてもらえない時代なのか
(2)なぜ真夏でも長袖のシャツにネクタイに背広しか許されないのか
美都の素朴な疑問でした。
♪お盆とは言っても美都はお仕事お仕事。
暑いですがくれぐれもお体を大切に。
また来週!