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美都の起業経営奮闘記〜新米ビジネスウーマンの挑戦 Vol.17 2003/9/27
http://www2.gol.com/users/misana/mito.htm
by
佐成美都
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《今日の格言》
「三月の風と四月のにわか雨とが、五月の花をもたらす。」
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ねぇこれ、すごぉーくステキな言葉じゃない??
かみしめよう。
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今日のメニュー
(1)美都の独り言
(2)肩書き その後
(3)ネットビジネス
(4)合コン
(5)エロティシズム
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《美都の独り言》
今週は久々に、使ってなかった脳をめいいっぱい使った感じです。
何にって、
オープンしたホームページに来てくれたお客様が、
メールアドレスを登録できるフォームを作ったの。
なんだそんなことか、と言わないで。
WEB制作会社の人に頼んだら、最低でも5万はかかる、と言われたので、
いいわよ、じゃー自分でやるからっ!と言ったはいいものの、
実は美都はHTMLもCGIも何にもお勉強したことはありません。
マガジンのホームページは、
最近の親切なHP制作ソフトウェアでササっと作っただけだしさ。
そんな大そうなことはできないのよ、ほんと。
でもさすがに今回は仕事が絡んでるから、必死にやりました。
CGIとPerlの違いもわからないまま、
最後はJavaScriptのプログラムまで!
(ウィンドウを閉じるって命令を出すのよ)
きゃー!
ちゃんと動いてくれたときはマジで感動したぁ!
我ながら満足で満面の笑みだったよ。(笑)
自分で言うのも何だけど、美都は試行錯誤でモノを覚えるのが得意です。
そうそう、答えがわかってて、そのプロセスを解き明かすような問題とか。
例えばMBAのアカウンティングの問題で、
バランスシートの年頭と年末の値が与えられてて、
その間にどんな取引や活動があったか、って導き出すとか。
最近スタッフにいろいろ教えながら、動きを見ていて思うのは、
みんな、好奇心が足りないというか、根気が足りないというか・・・
あれこれ自分でやってみて、ダメだったらその原因を考えて、
うまくいったらまたその原因を考えて、
そうやって繰り返して繰り返していくなかで、
一歩一歩進んだり戻ったりしながら、最後に目的の場所に辿り着く。
そのプロセスの楽しさがわかってくると、これもう、
鬼に金棒なんだけどねぇ・・・
ま、人それぞれ得手不得手はあるので。いつも言うように。
とりあえず今週はこのメールフォーム立ち上げで大満足の美都でした。
ちゃんとURLの雑誌広告が始まる日に間に合ったしね、予定通り。
そう、今週から雑誌広告が始まったのです・・・
これからが楽しみ♪
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《肩書き その後》
いつぞや、社員に肩書きをつけようかしら、と書きました。
信頼されて任されて初めてヒトは「伸びる」わけで。
ということで幹部を除いては初めて、社員に肩書きをつけました。
名刺も作ったし。
本人は異常に喜んでいた。
「頑張りますっ!」ってこっちがビックリするくらい意気込んで。(笑)
でも面白かったのは、
それを全スタッフの前で発表したときのことです・・・
どんな反応だったと思う??
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(a)ハッピーな人々
「きゃー!スゴーイ!パチパチパチパチパチ(拍手)」
(b)無関心な人々
「・・・・・ばち・・ぱち・・ぱち(気のない拍手)」
(c)ライバルな人々
「え?マジで??(拍手ナシ)」
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いや、面白かった。
みんなの顔見てるだけでも。
笑わないように顔を抑えるのに必死だったさ、美都は。(笑)
だってあまりにも反応があからさまでさ!
前述の3タイプにハッキリ分かれちゃうのよ。
三者三様とはこのためにある言葉だ、と思ったね。
で、もちろん美都が注目したのは「ライバルな人々」でしょ。
この最初の肩書き付きの社員に続いて、
どんどん後が欲しいわけよ、やっぱりね。
誰かに先を越された、と知ったときに、
「クソー!」と思ってくれるくらいじゃないと、話にならない。
事実、その肩書き発表から数週間経った今、
美都は今回の自分の行動に非常に満足しております。
なぜって、
あのとき拍手しなかったごく数名のスタッフは、
誰の目にも明らかなほど、目の色変えて仕事してます。
この会社は、そういうこと(昇進)してくれるんだってわかって、
「よし自分も!」とそれはそれは気合入れて頑張ってくれちゃってる。
いや、嬉しいよねー、マジで。
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逆に、そういう反発心から、イジメなんかも心配になるかもだけど、
今回肩書きがついたスタッフは、
やっぱり最初の肩書き社員になるだけのことはあって、
仕事もできるし、気も強いし。
周りのスタッフも、彼女なら当然、と思える人だったからね。
反骨心を露わにした人も、決して彼女と仲が悪くはないし、
美都は当然、次の肩書き社員は彼女らに、と思ってるからね。
そうそう、新しい方のために申し上げておくと、
社員は全員女性です。
オンナの闘争心をうまく利用しないとね。こういうときは。(笑)
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ただ一つ最近気付いた問題は、
肩書きをもらった社員の「ハリキリ過ぎ」。
頑張らなきゃ!って気持ちは痛いほど伝わってくるんだけど、
ほら、そういうときに限って空回りするもんじゃない、なぜか人間って。
だから信じられないようなミスもしたりするんだよね、そういうときに。
そのミスはもちろん本人も自覚してるだろうけど、
あえて美都はみんなの前で怒鳴ったりもしました。
だって、肩書きがついたからって大目に見てもらえるわけでもなく、
ミスはミスなんだ、って、
ちゃんとみんなにわかってほしいし。
う〜ん、ていうか、普通の社員のミスよりも怒ったかもねー
だって、人のお手本になるべき立場なんだから、
普通の人よりももっと神経使って仕事するべきなわけで。
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そうそう、今月から「役職手当」もつけることにしました。
名前だけじゃなく、ちゃんと報酬も伴って当然。
その新しい手当ての存在は、わざわざ発表はしなかったけど、
お給料明細には新しい欄が増えて「役職手当」と書いてあるので、
「ライバルな人々」はきっとそこを
大きく見開いた目でにらみつけることでしょう。(笑)
それを、美都は期待しております。はい。
というわけで第二の肩書きはいつ付くことになるのか、
はたまた新しい上下関係の世界に新しい問題が起きてくるのか??
乞うご期待!
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《ネットビジネス》
以前、ラクテンに資料を取り寄せる申し込みをしたら
すぐに担当の人がついて、メールと電話がジャンジャン来た、と
編集後記に書きました。
あのスピードと押しが、今のラクテンの所以かなーと。
社長は若いねー!あの会社。
ま、イマドキ若い社長はいくらでもいるんだけどさ。
テレビのインタビューで、
「ネットビジネスが伸びると思ったのは、日本全国がマーケットだから」
と言っていましたが、
そうね、
今なら誰でも簡単にわかるそのことも、
ずーっと昔、まだ誰も気付かないときにそれを確信したことがスゴイ。
ラクテンに出店したおかげで売り上げがハネ上がる会社は多いみたいよね。
そりゃそうか、ラクテンのブランドネームがあるし、やっぱり。
でも美都もほんと、
ネットのパワーには最近改めて感心しております。はい。
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オープンして間もない我が社のホームページ。
ろくに宣伝もしていないのに、
ホームページを見て来店してくれる人が増えた、と先週書きました。
今週はとうとう、初めてオンラインで注文が来た!
と言ってもすでに一度来店してくれた人が追加で買ってくれたんだけど。
それでも、やっぱり異常に嬉しい。
ネットビジネスの嬉しさは、
押してないからなんだよ。
つまり、例えば車のセールスで顧客を訪問したとする。
これは「プッシュ型」の営業ね。
つまり客は「受け」「待ち」で、営業マンが押していくわけでしょ。
逆に、ホームページを見て客が買ってくれる場合。
これは「プル(pull)型」の営業。
つまり商売してるこちらが「受け」「待ち」で、
お客の方から押してくるわけよ。
もちろん、訪問販売しに行って押しまくって買ってもらえたら、
それはそれで嬉しいさ、当然。
でも、網張って待ってて、そこに獲物がかかったときは
また別の喜びがあるじゃない?
特にビジネスでは、押しても押してもそうそう買ってもらえない状況で、
待ってたらお客様の方から来てくれました、なんてさ。
嬉しいじゃーん!!
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ただ問題は、
網張って待ってる人があまりにも多いってこと・・・(涙)
だからどんな網を、どう張るか?それが問題。
ワナの仕掛け方だよ、ようは。
ちなみに美都もそろそろGoogleでアドワーズ広告というのを始める予定。
つまり、こちらが指定する単語が検索されたときだけ、
自分の広告を表示する、っていうシステム。
ほら、とくにニッチマーケットがターゲットの商売だと、
やたらと新聞に広告載せたってしょうがないでしょ。
パソコン関連なら、パソコン関係の雑誌に広告載せるような、
そんな感じね。
まぁとにかく、
ネットビジネスがこれだけ流行ってくると、
もう後はワザの見せ合いだよ。
ホームページのクオリティはもちろんだけど、
思わずクリックしたくなるようなキャッチコピーも大事だろうし、
そこら辺、極めようと思ったらかなり勉強が必要じゃない?
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というわけで今日は、
昨今の自分の経験からネットビジネスについて一言書きたかったことに加え、
新創刊の期待↑なマガジンがあるのでちょっとご紹介。
タイトルは
【何もしないで月50万円!幸せにプチリタイヤする方法】
なーんていかにも怪しいんだけど。(笑)
内容はマジメに
インターネット通販を自動化するノウハウを伝授してくれるそう。
まぁ月50万とは言わずとも、
ほんとに上手くやったら、
一人で退職後にネットビジネスの収入だけで優雅にやってく、
なんてライフプラン、
充分実現可能だと思うけどなー
まだまだそんなリタイヤ生活には無縁、と思う方も、
今からコソ練(こそこそ練習)しといて
上手くすれば年に一度の海外旅行費用くらいは充分出るかもだし。
今余裕のある方もない方も、ぜひ一度トライしてみてっ!
マガジンサンプルはこちら ⇒ http://www.1puti.com/magsample.htm
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最後にもう一つ、既存のネットビジネスのご紹介。
ある読者の方が作り上げた、起業を支援するソフトウェアがあります。
司法書士に頼むとウン十万かかる書類作成費用を
一気にセーブしちゃおう!という、その名も「会社設立セーブ王」。
新聞や雑誌でもかなり紹介されているツワモノです。
(『アントレ』って起業家用の雑誌とか。知ってる?)
今なら美都の紹介と言えば5%の割引がもらえちゃいます♪
ソフトウェアの詳細と申し込みは ⇒ www.cyphertec.net
もしもオンライン購入を決めたら、
申し込みの画面でコメント欄に
美都のコード番号「1103」を入力するか、
あるいは「美都の紹介」と書きましょう。
それを忘れると一般の人と同じ値段=定価になっちゃうぞ。
さぁ今すぐホームページを見てみよう!
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《合コン》
経営奮闘記でなぜ「合コン」??
とお思いの方。
私もそう思います・・・(笑)
でもこれ、仕事の一部。(と言っていいのかどうかはわからんが・・・)
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コトの発端は、ある年配の社員の一言。
「○○ちゃんはオトコがいないからあんなにカタイのよ・・・」
○○ちゃんは20代前半でけっこうカワイイんだけど、(美都の主観)
どうやら全然オトコの人とお付き合いってものをしたことがないらしい。
そうねー
まぁあえて言えば、ちょっと性格がキツイかしら。
え?
それ致命的??
そんなことないっしょ。
美都だってキツイもん。(笑)
ま、とにかく。
お客様の前に出て接待するにあたって、
どうしても「柔らかさ」がない、と
ベテランおばちゃまはお怒りなのね。うん。
ふ〜む。どうしたもんかねーと美都も考えていましたが、
そのときふと、肩書き社員の切実な一言:
「うちの会社には出会いがないから・・・」
そうなんだよ。
全員オンナの会社って、
ある意味「終わってる」よねぇ・・・(爆)
かと言って男性社員を一人二人雇っても・・・
スゴイことになりそう・・・(笑)
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というわけで美都は立ち上がりましたっ!
これも自分の会社のタメです。はい。(マジで)
さっそく、親しい男友達にメール。
「合コンやって」
うちの彼氏いない若手社員5名のプロフィール付きでマジに依頼。
で、そっちも必ず彼女いない人だけにして、と。
彼の会社は誰でも知ってるような超一流企業だし、
しかも彼は自分が所属するスポーツ部の後輩ばかり連れてくる、とのことで
もううちの社内は未だかつてないほどの大盛り上がり!!
これで美都のカブも相当上がったなぁ・・・と自画自賛。(笑)
ま、内心は、
「こんなことで社員に好かれてもねぇ・・・」
しかも「これが社長の仕事か!?」と良心の呵責ならぬ
モラルの呵責が・・・う〜ん・・・
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まぁでもそのおかげで社員がよりハッピーな日々を送り、
お客様応対にも柔らかさが出てくれたらこんなに嬉しいことはありません。
はい。
もちろん逆に
恋愛がうまくいかなくて仕事にまで悪影響がーって可能性も
当然あるんだけどさ。
でも、だからって恋愛を禁止するわけにはいかないわけだし。
それなら、
出会い系とかで下手に騙されたりしちゃうよりは、
最初からバックグラウンドがしっかりしてる人と出会ってくれた方が、
美都も安心じゃない?
というわけで問題の合コンは近日中に行われる予定。
一応美都も最初だけ顔を出して、ご挨拶だけして。
(下手なことしたら許さないわよ!というガンだけ飛ばしてくるわっ)
結果はまたご報告させていただきます。
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《エロティシズム》
美都がオススメした本を読んで「面白かった!」と感想をいただきました。
いや、それめっちゃ嬉しいねん。(笑)
というわけで、今日は美都が5年くらい前に読んで
痛く学んだ本をご紹介します。
『エロティシズム』
え?ビジネスに関係ないって??
ダメダメ、ビジネスに関係ないことなんてないのよ、この世には。
とりあえず何を学んでほしいかって、
この本はオトコとオンナの違いをすごい赤裸々に、でも論理的に書いている。
説得力があるよ、マジで。
かーなーりー感心したもん、最初の数ページを読んだだけで。
異性の同僚や上司と折り合いが悪い人は必見。
もちろん、プライベートでの男女関係に役に立つことは間違いありません。
強烈オススメ!
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発行者
: 佐成美都
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《編集後記》
♪この間、友人が有限会社を起こそうとしてる、と書きました。
もうすでに1年くらい商売はしてきた組織だったんだけど・・・
美都がNYに行っている間に、なんと潰れてしまいました。
う〜ん、やっぱりそういうご時世なのかーと改めて実感。
新しい内閣に期待できるかどうかはともかく、
私たち一人一人がもうちょっとずつ頑張って、
最前線からニッポンを元気にしてあげよう!
♪どうやらもうすぐ読者が2000名を超えそうです。
今後とも、応援よろしくお願いいたします!
♪東京は一気に秋らしく、スーツで過ごしやすい気候になりました。
どうぞ皆さん、風邪などお召しになりませんように。
また来週、元気にお会いしましょう!