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 美都の起業経営奮闘記〜新米ビジネスウーマンの挑戦　Vol.37　2004/04/27

　　　　　　 http://www2.gol.com/users/misana/mito.htm   by 佐成美都

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《今日の格言》
　
　 「私の生涯の成功の全ては、他人より１５分早く行動したことにある。」

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　　好きなんだよなぁ〜この言葉。
　　
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今日のメニュー　

　（１）美都の独り言
　（２）ウケる技術
　（３）お局(つぼね)去って
　（４）起業家とは

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《美都の独り言》

ご無沙汰してしまいました。
申し訳ありません。

仕事もプライベートも混乱の極み・・・・
しかもこういうときに限ってパソコンまでイカれちゃって・・・！！（涙）

悪いときには悪いことが重なるものだけど、
基本的には、
“神様はその人が耐えられる試練しか与えない”と信じ、
頑張っている美都でございます・・・
なーんて、神も信じてないのにっ！（苦笑）

皆さんはゴールデンウィークはどうするのかしら？
出かければ出かけたで混んでて疲れるし、
だからって毎日会社行って仕事してるってのも精神的に参る・・かなぁ？
でも例によって美都は仕事です。（笑）

後半に米国から友人が遊びに来るので、
そのときはちょっと息抜きできるかもしれませんがー

人が遊ぶときに働いて、人が働くときにも働く。
そうやって貯めたお金で、
人が何してようがお構いなく、自分が遊びたくなったら遊ぶっ！！（笑）

そんな未来を夢見ながら今日もせっせと働く美都でございました。はい。

貴方も、頑張ってね♪

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《ウケる技術》

美都が小学生の頃から尊敬する親友は、
「頭の良し悪しってのは人を笑わせられるかどうかなんだよ」
と口癖のように言いながら、
いつも“ひねり”の利いた冗談で周囲を楽しませてきました。

そういう意味では、
美都は冗談言うのは下手だし・・・
（というか全然言わない）

人を笑わせることができる人、本当に、心から尊敬いたします。

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で、実はそんな“ウケる”秘訣を笑い満載の本にしてしまい、
話題となっている方がいらっしゃいます。

彼はメルマガも発行していて、
美都など足元にも及ばないような多くの読者の方に支持されています。

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《お局(つぼね)去って》

ほとんどの社員から煙たがられていたお局様がお辞めになって数ヶ月。
社内には明らかな変化がありました。
これが、非常に興味深い。

まず、去る前の大きな問題といえば・・・
社員対お局のあからさまな戦いは社内の空気を悪くするし、
ある社員なんかは病院でうつ病って診断されちゃったほど。
もちろんそれが完全にお局様のせいだとは言わないけど、
でも影響があることは誰も否定できずぅ〜

このお局様が辞めた理由は完全に個人の事情だから、
会社とは全く関係なく、円満退社。

ほとんどの社員が心の中で拍手するなか、
実際にいなくなって、何が起こったかというと・・・・・

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まず、うつ病なんて吹っ飛んだ。（笑）
誰の目にも明らかなほど、暗かった社員も元気を取り戻し、
別人と思えるほどパワフルに働いている。

社内に笑顔がよみがえり、
明るい空気が流れ・・・

あぁ、組織って、たった一人の存在がこんなにも大きいんだなぁ、って
非常に感慨深いものがありました。

“場の空気”って
ほんとに簡単に変わるんだよね。

それって何気ない一言が空気を変えるのと一緒で、
人間一人の存在は、マジでとんでもない影響力を持っているんだ・・・

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でも実は、お局様が去って、
良い影響ばかりだったかというと、当然そうではない。
中には、その穴を埋めるために非常に苦労している人もいます。
美都も含めて・・・（涙）

ちょっと話がそれるけど、
例えばの話、
貴方に人事の決定権があったとして、一人を辞めさせようとしていて、
候補者が二人いた場合、
どういう基準でそのうちの一人を選ぶ？

もちろん状況によって、
例えばコスト削減なら給料の高い方に目が行くかもだし、
ミスの多い方だったり、遅刻や欠席が多かったり、
いろいろと判断基準はあると思うけどー

一つの重要な判断基準は、
二人とも会社にとって重要な仕事をしていたとして、
果たしてどちらの方が簡単に次を見つけられるか、ってこと。
あるいは、その抜けた穴を埋められるか。

そういう意味で、実はこのお局様が辞めたことって、
喜ぶ社員が多かったのに対して、
経営者側からみると、
めちゃくちゃ痛手だったんだよねぇ・・・

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特に情報がデジタル化されていない組織にとっては、
古株の社員の記憶・知識こそが最高のデータベースなわけじゃない？

社員だって、人間関係で苦しんでいたとはいえ、
やっぱり困ったときはお局様に何でも聞いて、
答えをもらっていたわけよ。

そういうデータベースが一瞬で消えてしまったわけで、
そうなると負担がかかってくるのは次に経験・知識の蓄積がある人でしょー
もちろん小さな会社では、
そんな立場の人が何人もいるはずはなく、
全ての問題が一気に一極集中・・・・・

そこのヘルプをするために、美都の時間は大幅に奪われていきました・・・
ま、仕方ないんだけどさぁー

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え？
お局様が去る前に、もっと準備できなかったのかって？？
そりゃできる限りのことはしたさぁー
でも何事にも限界はありぃー

そして他のいろいろな要因も重なって、
嵐のような「お局退社後」となってしまったわけでした。

う〜ん。
いろいろ考えさせられるね。

どんなことにも利点も欠点もあると思うけど、
会社にとって、有益な人材とそうでない人材。
いや、一人の中に有益な部分とそうでない部分がある場合がほとんどで、
じゃーどちらも非常に影響力が大きい場合、
どうするよ？？
つまり、会社にとっての貢献度も二重丸で、
なおかつ悪影響も大きかったら。

さっきも言った通り、
代わりが簡単に見つかるようなら、
当然それを考えるだろうけど、
代わりが見つけにくい場合は・・・・・
難しいよなぁ〜

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というわけで昨今の美都の苦しみの一端をご紹介いたしました。

貴方の社内にも、嫌ぁ〜な人はいるかもしれないけど、
その人にも必ず貴重な存在理由があるはずなので、
その点はぜひ認めてあげて、そしてその価値を見直してあげて、
少しでも仲良くやっていけるように頑張ってみてね。

その人がいなくなったら、
どんなに大変なことになるか、をちょっと想像してみたりしながら・・・

でも何もマイナスが思い当たらなかったら・・・？
美都は知りません。（笑）

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《起業家とは》

突然カタい題をつけてしまいましたが、
内容は美都の恋人への愚痴です。（笑）

というのは半分冗談、半分本気ですが、
最近あった口論の一部から、
ぜひ皆さんにも考えていただきたいことがある。

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口論のきっかけは、
彼が最近している仕事に対して不満をこぼしたこと。
その不満というのが、
「何の関連性もない仕事が無秩序に与えられる」ってこと。

例えば、
与えられた仕事のリストが、
エクセルでのデータ計算と、
フォトショップでの写真の加工と、
電話が鳴ったら電話応対と、
棚卸しが始まったらそのお手伝いと、
給料計算の日は給料計算と、
伝票の入力と整理、かもしれない。

ようするに、
彼が本当にやりたい仕事じゃないことを
次から次へと指示されて不満のようですがぁー

美都のごく簡単なコメントとしては・・・
「起業家なんてそんなもん」

つまり、最初は何でもやるんだよ。
早い話、仕事を選べるようになったら一流じゃん？？
ちょっと言いすぎかな。（笑）

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彼の不満を大きく分けると２つあって、
（１）それぞれの仕事に関連性がない
（２）与えられる仕事の順序や期限が整理されていない
ってこと。

いやー
最初は我が耳を疑った。
っていうか、
だってそれって美都の中ではフツーのことだったから・・・

彼の気持ちもわからなくはないのね。
ほんとに、支離滅裂な日常だからさ、その仕事の内容を見る限り。

でも、それぞれ専門の仕事に専門の人を雇えるような会社は
ベンチャーじゃないだろうし、
さらに、
与える仕事をきちんと整理してくれる上の人なんて・・・
それってよっぽどアンタに実力がないからじゃないの？？って思っちゃう。

ま、早い話、
ワガママだと思うんだよね。（笑）
全部きちんと関連性のある、目的のはっきりした仕事がしたい、とか、
きちんと秩序のある仕事の与え方してください、とか。
もちろんそういうワガママは全然ＯＫなんだけど、
そういうワガママ主張するには、
それなりに会社を選びなさい、ってことだ。うん。

小さなベンチャーでデッカイ夢見て頑張ってる起業家の毎日なんて、
無関連、無秩序の連続です。

いや、見方を変えると、
それが全部、成功への道なんだ、と無理やり？関連づけて、
信じて頑張ってるんだけどさ。

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彼の場合は仕方ないの。
環境を選べるような余裕がなく、
しかも、
起業家ってのはそういうもんだ、って知りながら、
「でもそんなの嫌いなんだ！」と叫ぶんだから。

嫌いなものは仕方ない。
美都は、好きだもの。

誰の目に無秩序と映ろうとも、
美都は、全てがきちんと未来へつながっていると信じている。

次々と襲ってくる社内のイザコザも、
口うるさい客のクレームも、
問屋さんの愚痴も、
全部、
輝く未来への糧なんだから・・・・・

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《編集後記》

♪マクドナルドの藤田田さんがお亡くなりになりました。
面識があったわけではないけれど、思わず、涙がこぼれてしまった。
本当に、一時代を築いた方です。
日本の、食文化を変えた方です。（良くも、悪くも・・・・・）

名著『ユダヤの商法』を読んだことのある方は多いと思いますが、
彼の座右の銘「勝てば官軍」がタイトルになっているこちらの本も、
こういう時代だからこそ、読んでいただきたい一冊です。

　★『勝てば官軍−成功の法則』　by 藤田 田
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　★『ユダヤの商法』　by 藤田 田
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♪ゴールデンウィークを旅行などの遊びで過ごされる方も、
美都のように仕事漬けの方も・・・
くれぐれも健康には気をつけて、有意義な毎日を送りましょう！
そして次回は、ゴールデンウィーク明けにお会いしましょう！（お約束。）