♪ラテンの恋とボストン留学 第36号 2003/02/14 -----------------------
今日のトピック: 親とのご対面
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by 美春 and カルロス miharuandcarlos@hotmail.com
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外国人と付き合っている読者の女の子から、
カルロスと美春の親との対面はどうだったか、という質問をいただきました。
そうだね、外国人の彼がいて、将来のことを考え始めたら、
親に会うっていうのは、お互いにかなり大きなイベントになるのかも。
その前に、ちょっと美春の過去の話をしておこう。
うちの父親は、まぁ良く聞く話だけど、
娘の彼氏にはあんまりいい顔をしませんでした。
でも母親がとっても奔放な人だから、
美春はいつでも平気で彼を家に泊めていたし、Hもしちゃってた。
実は最初の頃は、さすがに父親には内緒で彼を泊めてたのね。
もちろん母親は知ってたんだけどさ。
(美春と親は住んでる階が違って、別の入り口があったから可能だった)
でもある日、父親がいきなり美春の部屋に入ってきて、
ベッドに寝ていた彼とご対面してしまったことがあった。
この彼はかなり大胆な人だったから、
あっさり「おはようございます」って言ったらしいけど・・・(笑)
さすがにこの夜、父親に呼ばれて怒られた。
「泥棒猫のような真似はするな!」って。
だから次からは、堂々と玄関から入ることにしました。はい。(笑)
それからはずっとどの彼氏も堂々と玄関から入ってきてたんだけど、
うちの父親が何気に見てたのは、玄関の靴がそろえてあるか、なんてこと。
一度父親に、別れた男のことを指して、アイツは「靴を揃えなかった」
なーんて言われたもんだから、
それからはもちろん美春が気をつけてあげるようにしたけど、
でも父親ってすごいなぁーって思っちゃった。
そんなとこ見てジャッジしてるんだーって。
ま、それ以外でも、うちの父親が概して美春の彼氏を気に入らなかったのは、
みんな一言で言って「暗い」タイプだったから・・・
やっぱりそうだよね、いわゆる「好青年」みたいなタイプの方が
親はいいんだよね、ムッツリよりは・・・
父親は美春には直接何も言わないんだけど、
母親にはけっこう言ってたらしい。
「あんな奴とは一緒になってほしくない」みたいなことをね。
というわけで、
今回カルロスを日本に連れて行くに当たっては、
別にカルロスと将来の約束をしたわけでもないけれど、
まぁいろんな意味で美春も美春ママもドキドキだったんだよね。
どんな反応されるだろう!って。
さて、カルロスが日本に来ることになって、
でもまだ具体的な日程が決まっていなかったある日のこと、
父親がふと母親に聞いたそう。
「なに、ガイジンが来るのか?」って。
それを母親から聞いたときは思わず笑ってしまった。
やっぱ興味あるのね、って。
それに、言い方がニヤっとしながらだったというし、
何気に楽しみにしてるんじゃない?って母親が言うから。
ちなみにうちの親は全く英語はできないし、
カルロスも日本語はほんとに数単語しか言えないから、
最初から親とカルロスが直接会話することがないのはわかってたんだけどね。
それでも家に2週間も滞在して、
毎日のようにお互い顔を合わせるわけだから、
そりゃ関係者はみーんな緊張いっぱいだったよ!
中でも、緊張してたといえば何と言ってもカルロスだよね、やっぱり。
今までの人生でガールフレンドの親にまともに会ったことなんてないらしいし、
ましてや自分は「ガイジン」だしねー
そんな中、とうとうその日はやってきました。
成田から家について、カルロスと母親との対面は何ら問題はなし。
母親はカルロスの表情が何しろカワイイと大ハシャギだった。
お夕飯のスキヤキが始まっても、父親はまだ現れず、3人で先に始める。
で、生卵が食べられるかとか赤い肉は嫌だとかって騒いでいる間に
父親がやってきました。
でもスキヤキのことで我々は手一杯だったので、
とりあえずご挨拶はナシで食べ続けていたの。
そしたら父親が一言、「なんで日本のビール飲んでるの?」
おぉー興味示してる示してる!(笑)
そう、その日の昼間、
美春がカルロスの好きなコロナとハイネケンを買って来てたのを
父親は知ってたのね。
でもカルロスが日本のビールを飲んでみたいというので、
そのときはアサヒビールを飲ませていたのでした。
カルロスはそれでも(挨拶のタイミングを与えられなかったので)
ひたすら食べ続けていたんだけど、
今度は父親が何を嬉しそうに持ってくるのかと思ったら、
スポーツ新聞の切り抜きで、ベネズエラ出身の野球選手、
ペタジーニとカブレラの写真を見せて「これ、ベネズエラ人だよ」って。
うぅん、なんだろこの恐ろしく友好的な反応は!!!
内心驚きを隠せない美春と美春ママでした・・・
ちなみにカルロスはペタジーニのことはよく知っていたので、
嬉しそうに微笑んでいました。
(でもスペイン語ではペタジーニは「ペタヒーニ」なんだけどね)
その後夕食が落ち着いた後、
カルロスがふと立ち上がって何も言わずに美春の部屋へ。
そして大きな袋を手に帰ってきて、いきなり美春に「訳してくれ」と。
何が始まるのかと思ったら、カルロスが父親の前に立って、
大きなお酒のボトルを手に話し始めました:
残念ながら日本のしきたりはよくわからないので、
自分たちのやり方でご挨拶することをお許しください。
これは、僕からの気持ちです。(と言ってボトルを父に渡す)
僕を招待してくれてありがとうございます。
お会いできて大変光栄です。
そしてカルロスは美春ママにも、
カルロスの母親からだと言ってギフトを渡しました。
うちの父親はニヤニヤ笑いながら「わかってるんじゃない」とか言って
痛く嬉しそうにしておりました。はい。
これが父親の気持ちにどれくらい影響を与えたのかはわからないけど、
外国人とは言え、
うちの父親が未だかつてなく美春の彼氏を気に入ったのは確か。
結局、滞在10日目くらいに、
母親が「もう少しいられないの?パパももうちょっといたら、って言ってる」
と美春に言ってきました。
す、すごい。
全く会話ができないのにそんなに気に入られてしまうカルロスって一体・・・
ま、逆に話せないからアラが出ないって話も・・・(笑)
まぁでもね、またいずれ書くけれど、
カルロスは本当に育ちがいいし、根が明るく愉しい人だから、
暗い人ばかり見せられてきたうちの父親には特に好印象だったのかもねー
もちろん、美春は嬉しかったよ。
父親のそんな反応を見るのは生まれて初めてだったしね。
というわけで、
カルロスの、美春の親とのご対面は、
いたって無事に、というより、
想像以上にうまくいった、と言っていいかな。
もちろん、これから先のことと言ったら話は別。
親は当然、美春がカルロスと一緒にいたいがために
日本に戻ってこないなんて話になったら血相を変えるだろうし、
それはカルロスの人柄云々の話ではないからね。
でも、そういう将来のお話は、長くなるのでまた改めて・・・
とりあえず、
これから外国人の彼を親に会わせようとしている人に
美春が言えることと言ったら・・・
怖がっても仕方ないし、彼の人間性に自信を持つしかないよね。
下手に小細工してもボロが出たらその方が後味悪いしさ。
これが私の愛してる人です!って、堂々としよう!
親も、きっとわかってくれるから。
二人の一生懸命な気持ちはね。
ま、でももし・・・
いきなり異国の青年に「お嬢さんをください」って言われたら
どんな親もオロオロするだろうけどねぇー(笑)
順序とタイミングはちゃんと考えてね!
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発行者: 美春
and カルロス miharuandcarlos@hotmail.com
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《編集後記》
♪今日はバレンタインですが、実は美春は一人でドイツに来ています。
はっきり言って、カルロスはあんまりバレンタインに興味はない。
アメリカではバレンタインは男性が女性にバラを贈るのが普通で、
日本の盛り上がり方とは全然違います。
また、ベネズエラでは、それほど特別な日ではないんだって。
カルロス自身は、生まれてこの方バレンタインに何かをもらったことも、
あげたこともないそうです。
でもね、日本でバレンタインがどうか、という話を知ってしまった後は、
もちろんカルロスは美春からのプレゼントを楽しみにしている。
でもアメリカでは男がバラを買うものよ!と対抗してるのですが、
カルロスは聞く耳持たず・・・
というわけで勝手に一人でドイツ旅行に来てしまった美春でした。ふふ。
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