♪ラテンの恋とボストン留学 第47号 2003/03/01 -----------------------
今日のトピック: 男女関係と金銭問題
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by 美春 and カルロス miharuandcarlos@hotmail.com
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皆さんは恋人とはワリカン?
それとも3:7とかって持分を決めてる?
あるいは3回に1回払う、とかって順ぐりの方法?
あるいは完全におごり・おごられっぱなし?
実はねー
美春とカルロスの間の出費は、ほとんど美春がもってるんだよね。
ここで基本的な情報として貨幣価値の話をすると、
ベネズエラで1ヶ月、部屋代も含めて、豪勢な生活をしようとしたら、
まぁ400ドル(5万円くらい)もあれば充分かな、とのこと。
つまり、カルロスがベネズエラではとんでもないお金持ちでも、
アメリカに来たらそう簡単には贅沢はできないのね。
それに今は大学院に莫大な授業料を払ってるし、
ボストンの家賃は高いし・・・
もちろんボストンでの経費については美春だって同じ状況なわけだけど、
貨幣価値を見たら、日本はアメリカとそれほど変わらないからねぇ。
ベネズエラではビールは小瓶一本50円くらいだけど、
日本とアメリカではそれほど変わらないでしょう?
そういう背景があり、
かつ実は美春は、大学院から奨学金をもらっていて
カルロスの三分の一しか授業料を払っていないので、
デート代はほとんど美春が出している、という状況です。
でもさ、最初の頃美春はけっこう悩んだよ。
なんせ「ラテン」は
male-dominated society
(男性優位社会)だからねー
きっと女に払わせる、なんてカルロスは許せないんじゃないか、って。
だからベネズエラ人の親友カタリナに相談したら、
「絶対ダメ!あなたが払ったりしたらカルロスのプライドが傷つく!」って。
そうだよね・・・・・
ま、カルロスに実際ベネズエラでどうしていたのかを聞くと、
プロフェッショナルな仕事をしてる(バリバリ働く)女性は、
たいていおごられるのを嫌ってワリカンにしていた、って。
それはいいよね。当然だと思うよ。うん。
(でも美春はおごられるの好きだけどね。商売人の娘だからか・・・笑)
ま、どっちにしろ女に払ってもらうなんて状況は
カルロスは全く経験がなかったわけで、
当然カルロスと美春は話し合わなくてはいけませんでした。
美春がしたいことと、カルロスが
afford
できる(まかなえる)ことと。
美春としては、払うこと自体はそれほど心配してなかったんだけど、
カルロスの気持ちにネガティブな影響がないか、って
そこが一番気がかりだったんだよね。
もちろんカルロスは、おごれないにしても
せめてワリカンにはしたい、と思ってたみたいだけど、
やっぱり現実を見るとなかなかそうはいかない。
だからあるときカルロスが言った。「もう吹っ切れたよ」って。
こういう状態を受け入れない限り、
今の生活において、この女とは一緒にいられないんだ、と
プライドを棚に上げて受け入れるしかなかった、と。
う〜ん。美春はね、決して今の状態が望ましいと思ってるわけじゃない。
ただ自分が望む最低限の社交活動を維持するために、
今のところこれ以上の方法が見つからないだけ。
でもほんとに、感情をコントロールするのは難しいよ。
やっぱり何かカルロスが美春にとって不満なことをすると、
「払ってるのは私じゃない!」と思うことが全くないとは言えない。
でもそういうセリフだけは、絶対に口に出さないようにしている。
こういう異常な状況において、
とにかく二人が気をつけないといけないことは、
1)「払ってあげてる」と相手に恩を着せないこと
2)「払ってもらってる」事実で卑屈にならないこと
前者は、美春自身の問題。
自分が払っているのは、自分がそうしたいからであって、
相手には何も見返りを求めてはいけない。
後者は、カルロスの問題。
カルロスの中で、美春にお金を出してもらうことによって
引け目を感じたりしていたら、二人の関係にマイナスだよね。
お金って、つくづく難しいなーと思う。
不思議な力があるんだよね、人間の心に微妙な影を投げかける・・・
できることなら、男女関係にお金の問題は絡ませないようにしたいもの・・・
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ところで、
読者の方からとても興味深いお便りをいただきました。
日本人の彼女は、ラテンの彼とかれこれ1年くらいお付き合いしています。
二人は、日本で暮らしています。
このラテンの彼が駐車場を探していたんだけど、
外国人ということでなかなか貸してくれるところが見つからなかったんだって。
あるとき、やっと見つかったと思ったら、
「保証人は日本人で」って言われてしまった。
そして彼が日本人の彼女に頼んできた。「保証人になって」
さて、あなたならどうする?
この彼女は、思わずためらってしまった。
いいよ、ってなぜか言えなかった。
彼女は、駐車場の1年分くらい、万が一のときは払えないこともない。
でも、そういう問題じゃないのでは・・・と悩むハメに。
彼のこと、こんなに愛してるのに、
なんか引っかかってしまうのは、信頼してないからかなぁ・・・?
と自分の中で、深い悲しみに襲われてしまったそうです。
う〜ん。これ難しいと思うよ。
この二人の詳しい状況がわからないから何とも言えないんだけど、
一般的に言って、「保証人」って何かいいイメージがないじゃない。
それに親レベルではよくありそうだけど、
20代、30代のうちにそうそう聞く話でもないような・・・
そう感じるのは美春だけだろか。
というわけで、カルロスにもこの話をして意見を求めてみました。
美:あなただったら、その状況で私に保証人を頼む?
カ:当然頼む。
美:一瞬頼むのをためらったりはしないの?
カ:別に。だって自分がちゃんと払うのはわかってるし、
単に名前と「国籍」を借りるだけじゃない。
美:もし私が即答せず、一瞬ひるんだりしたら、どう思う?
カ:怒る。無条件ソフトクリーム3年分に値する。(笑)
(「ソフトクリーム」http://www2.gol.com/users/misana/n030212.htm
)
というのは冗談だけど、まぁ多少はムカつくだろうね。
でも返事の仕方によると思うよ。
美春とカルロスの結論としては、
彼女が120%彼を信頼してるんだったら、
やっぱりYESって言えるんじゃないか、とは思う。
それでも、YESって言えない気分なら、
無理して引き受けることもないはず。
お金のことはほんとに微妙な問題だし・・・
彼のことは愛してるし信じてるけど、
「保証人」なんて何となくまだ自分には荷が重い、てな感じで
説明してみたらどうか、と。
美春の母の教えの一つは、
「大事な友達とはお金の貸し借りだけはしてはいけない。
もし貸すときは、返してもらうことは期待せずにあげなさい。」
お金が絡むと、どんなに純粋に見えた関係でも
何かこじれてしまうのが人間の不思議な性。
もちろんこの駐車場の件では、
実際の金銭の問題に至る可能性は薄いかもしれないけど、
でも現実的に、
保証人を引き受けた時点で法的に金銭的な責任を負ってしまうわけだからねぇ。
信用云々の前に、
できればお金の絡む(可能性のある)問題を
純粋に愛し合う二人の間ではできるだけ持ちたくない、
という言い訳もアリかもしれない・・・
となると、自然と美春が考えてしまうのは、
結婚後の男女の金銭問題!
今まで美春には全く縁のない話題だったけど・・・(笑)
アメリカ人の友達アリスが、
ダンナ様とのお金の問題をちょっと教えてくれたことがあった。
二人がどうやって財産を管理してるのか。
結婚する前に貯金してたお金は、今でもお互い個人名義で持ってる、って。
それとは別に、結婚後に共同の口座を作って、一緒に貯蓄もしてるけど。
アリス曰く、アメリカでは、今までは結婚したら
お互いの個人財産も全て合わせてしまうのが普通だったらしいけど、
最近の若い世代はそれを嫌って、個人で持っている人が増えているらしい。
数年前までは、夫婦間の議論と言えばテーマはSEXだったけど、
今はお金よ!と笑っていた。
でもね、アリスは内心、ちょっと罪悪感みたいなものも感じているらしい。
自分の個人貯蓄を持ち続けることについて。
夫を信用してないのかしら、って。
でも彼女は正直に言った。
夫はちょっとお金遣いが荒いから、絶対自分のお金は渡せない!って。
そうよね。あったら使うわよね。(経験談・・・笑)
う〜ん、愛情と信頼とお金と責任と・・・
できればごっちゃにしたくないんだけれど、
二人の関係が長く、深まっていけばいくほど、避けられない問題だ・・・
おかげさまで美春とカルロスの間では、
そこまで複雑な状況にはまだなっていないけれど、
これから先はわからないよね。
もちろん美春だっていつまでも、カルロスの分を負担してあげるつもりはない。
今は学生で収入がないわけだから、カルロスにはどうやっても負担できない、
という前提のもとに成り立っている一時的な状況。
カルロスがきちんと働いて、例えば米ドルでお給料もらうようになったら、
もちろんワリカンにしなくっちゃ、とは思っている。
でもコワイのは、カルロスが今の状況に慣れてしまうこと。
当然今までは嫌でもそれに慣れないと一緒にいられなかったわけだけど、
それが「当たり前」になってしまうと、今度はほんとに問題。
払ってもらって卑屈になってもいけないし、
でもそれが当然と開き直ってもいけない・・・
難しすぎる・・・
異常に精神的コントロールが必要とされます。
果たしてそれは可能なのか?
う〜ん、
美春が今ひたすら祈るのは、
「金の切れ目が縁の切れ目」とならないように・・・・・(笑)
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発行者: 美春
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《編集後記》
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昨日のマガジンで、マイケルJフォックスの病名をすっかり間違えました!
彼は現在「パーキンソン病」と闘っております。
大変失礼いたしました・・・(ご指摘くださった読者の方に感謝感謝!)
♪昨日のマガジンでは美春の「しゃべり」の方に重点が行ってしまったので
かなり「そんなんじゃモテないよ!」みたいな警告?メールをいただきましたが
美春がそこまで「しゃべる」のは何か問題が起きて
「話し合う」必要があると感じたときだけなのよ。
日常的には、愛する人が口を開けば、口をはさまずじっくり聞いているし、
基本的に人の話を聞くのは大好きです。
自分の勉強にもなるじゃない、人の考えを聞くことは。
「話を聞いてくれる人に心を許す」という教訓を送っていただきましたが、
美春はそれを20代前半で実感し、実践してきたつもりです。
今度は美春の話し方と聞き方の工夫について書いてみるべきかしら・・・
♪明日は読者数の増加が予想されるため、
マガジンの発行時間を遅らせていただく予定です。ご了承ください。
♪ちなみに明日はカルロスと美春、一周年のアニバーサリー!!!
めでたいっ!!!!!
ちょうど一年前に何が起こったかをまだ読んでいない方は
http://www2.gol.com/users/misana/bn.htm から
「スタートまでの道のり」全5編か、あるいは1/12の号外と最終回だけでも
ぜひぜひお楽しみください。
美春も今から読み返してまた熱い気分になっちゃおうっと・・・ドキドキ・・・
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