【TOKYO発】What rules the world

冥王星のパワーシフト


第1回目のテーマは占星術です。
信じる・信じない、当たる・当たらない。人それぞれあるとは思いますが、一つだけ言えるのは、より正確な情報を元にそれに同調すれば、つまりは意識し信じることによって、かなり有効な人生予報のツールとなりえるということです。



占星学的に言うと、昨年末から今年にかけて目立った動きが二つありました。
一つは、消滅と再生の象徴であり、大変革をもたらす星といわれる冥王星が、いよいよ本格的に射手座を運行し始めたこと。そしてもう一つは、エネルギーやパッション、時には衝突、争いを表す火星が、数年に1度の長期的な蛇行を繰り返しているということ。
ということでここでは、これらの現象がどのように我々の生活の身の回りにおいて、どのように影響を及ぼしているのかということを簡単に解説して行きます。まずは冥王星の方から。

そもそも冥王星は、個人的レベルよりもむしろ社会レベルにおいてその影響が顕著に見られると言われています。というのもこの冥王星は、太陽系の惑星の中でも最も外側に位置し、その軌道を1周するのに約250年かかるため、1年で動くのはせいぜい2〜3度ということになり、数カ月〜1年ぐらいでは中々その影響を認められないというのが現実なのです。したがって、たかだか70年といわれる人の一生においては、せいぜい12星座中、3星座分くらいしか移動しないわけです。ちなみに占星学では、特にこういった社会的な事象を分析、予測することをマンデン (社会) 占星学と呼びます。

1983年から84年にかけて冥王星本来の座である蝎 (さそり) 座に移動してからの約13年間は、その意味するところである「執着心・黒幕・破壊願望・秘密・セックス」といったキーワードに象徴される事象が大いに刺激され、社会の舞台裏では飽くなき野望・覇権争いが刺激され、その影響からあちこちで汚職・陰謀といった事柄も生まれ、進行していきました。その過程では「ベルリンの壁の崩壊」に象徴される社会主義の終焉や、日本のバブル経済の膨張と破裂という出来事が起きました。
また、その一方では性風紀の乱れも進み、エイズが社会問題としてクローズアップされたのもこの時期でした。


そして95年1月18日、初めて冥王星が射手座に入りました。そう、神戸の人々にとっては決して忘れることの出来ない、あの神戸大震災が起きた翌日です。
それから2年かけて2星座間を行ったり来たりした揚げ句、いよいよ昨年から完全に射手座を運行し始めたのですが、その前後から早々と、まさに「蝎座」期間の " 行き過ぎ " を清算する出来事が起こり始めています。
「蝎座」的な象徴ともいえる政治家を始め、一連の官庁、大手銀行、証券会社など、日本を裏から操っていた一部の旧勢力を徹底的に浄化するかのように、彼らを次々にスキャンダル が襲いました。長らく日本の政権を牛耳って来た(旧)自民党の力が失墜したのもこの時期です。
こういった政財界の浄化や再編はさらに徹底的に進行するものと思われます。いわゆる金融界の『ビッグバン』も単なる幻想ではなく、近いうちに確実に起こるでしょう。


あえて個人レベルの話をすれば、射手座はもちろん、その対向にある双子座、そして90度のアスペクト(角度) を持つ乙女座・魚座に太陽もしくは主要な惑星、感受点をもつ人々には、多かれ少なかれ、様々な過渡期が訪れることでしょう。ここ数年は射手座の1度から10度辺りを運行しますので、その辺りの度数に太陽を持つ11月末生まれ (11/22〜30) の人々は、中でも特に大きな人生の変化を経験する可能性が高いと言えます。仮に「蠍座」期間に行き過ぎた点があった人々にとっては、それらの清算を余儀なくされる体験もすることでしょう。

また、射手座のもつ「飛躍する精神性」という観点から、人間の「霊性」が目覚め、いわゆる「波動」の力を重要視するようになってくるとも言われています。こうなってこそ、70年初頭から言われ続けている「水瓶座」時代の本格的な到来となることでしょう。



次回は火星が個人に与える影響について話を進めます。

 
 山下火
 フリーランス・ライター

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