【TOKYO発】What rules the world

火星の業火


前回の冥王星に続き、今回は昨年から今年かけての火星の動きについて説明します。
エネルギーやパッション、時には衝突、争いを表す火星が、数年に1度の長期的な蛇行を繰り返しているということは前回も説明しました。


そもそも今回の火星の蛇行は、昨年96年10月末に乙女座に入った辺りから始まりました。ゆっくりとペースダウンしながら丸2ヵ月をかけて乙女座を運行した火星は、今年の2月6日に天秤座の初め辺りで逆行をし始めました。
そして再び乙女座に戻った後、4月27日に乙女座の16度付近において、またもやその運行進路を順行に戻しました。
その後ペースを徐々に取り戻した火星は、7月頭には通常の速度で、前回の折り返し地点である天秤座の5度付近を通過して行ったのです。期間にして約8ヵ月に渡る今回の蛇行でした。


さて、ここまで読んでピンとくる方はいらっしゃるでしょうか?おそらくその方々にとっては、上記の期間というのは、まさしく忘れることの出来ない経験、体験をした、そんな期間なのだと思います。しかもその多くの方にとっては、多かれ少なかれつらい経験だったのではないしょうか?

いつになくエネルギーが過剰になり、学校、職場、家庭などにおいて、人とケンカ、衝突を繰り返した人もいたでしょう。その逆に、エネルギー過剰な第三者から、不条理な肉体的、精神的圧迫を受けた人もいるでしょう。そしてその結果しての別離。
中には突発的な事故に巻き込まれたり、突然、病に倒れたりした不幸な人もいるはずです。それでもそれらのつらい状況の多くは、上記の期間が終わった7月初旬の前後数週間に解消されたか、解決に向かって動きだしたことと思います。

無論、悪い事柄ばかりではなく、そんな溢れるエネルギーを上手く使いこなし、普段以上の力を発揮し、様々な実績、財産を残せた人もいることでしょう。いずれにしろ「濃い」期間であったことには変りはないでしょうが・・・。


上記の様な事柄に心当たりのある方には、是非とも一度、ご自身のホロスコープをチェックしてみることをお勧めします。
多分、そこでわかることは、上記の乙女座から天秤座の初めのエリアに重要な星・・・太陽火星木星土星など・・・があるといったケースや、その対極・180度の角度、つまり魚座から牡羊座の初めにかけてのエリアに同様の星があるということではないでしょうか?
場合によっては90度の角度のエリア、つまり双子座から蟹座の初め、もしくは射手座から山羊座の初めのエリアに同様の星をもつ方の中にも、上記のような経験をしたという人はいるでしょう。

さらに具体的にいえば、蛇行の2つの折り返し地点、つまり乙女座の16度と天秤座の5度付近、そしてその間のエリアが最も影響を受けやすいポイントでした。仮にそれを太陽の位置、つまりいわゆる誕生日でいえば、9月10日前後から9月29日前後生まれということになります。その期間に誕生日のある方々は、最も大きく影響を受けた可能性があります。
また、やはりその対極、魚座から牡羊座の初めにかけてのエリアを同様に置き換えると、3月7日前後から3月26日前後生まれということになります。


いかがだったでしょうか?
いずれにしろ、多くの方にとって今の時期は、まさにトンネルを抜けた後の安堵感、長かった冬が終わり春が来た解放感、といった感触を味わっている、そんな平和な時期だと思います。とにかく終わったのです。気持ちを新たに、色んなことを再スタートするのに好機です。頑張って下さい

・・・ちなみに次に火星が同様の動きをするのは2年後、1999年1月末から8月初めにかけて、天秤座の終わりの辺りから蝎座の中盤にかけてのエリアです。その辺りに感受点つまり重要な星などがある方々は要注意

えっ? 1999年? 7の月 (8月) ? 空からアンゴルモアの大王・・・?
うーん、何とも言えませんが、ちょっと不気味な一致ではありますよね・・・。
でもまあ、明るく行きましょう



*今回のテーマに関心があり、自分のホロスコープをこの際チェックして欲しいという方はSPIN OUT! 山下火宛にメールを下さい。誕生年月日時間および出生地をお忘れなく。ただし今回は、総合的な診断はお約束しかねます。

 
 山下火
 フリーランス・ライター

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