【編集後記】
[ Last Updated : 5/29/97 ]
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- 出会いと別れの必然性(その禄)
人と人との関係が抱えるこうしたバックグラウンドの違和感というのは、実は珍しいことではないのかも知れない。どんなに近しくかけがえのない関係であっても、結局は全く違う人間同士なわけだから、それぞれが抱えている世界がほとんどリンクしないことなど、あっても不思議ではないのかも知れない。
だとすると、この2つの異なる世界を結び付けるものは、この2人の関係だけという非常にか細い絆ということになる。2人の関係が消滅すると同時に、消え去るしかない両世界を結ぶ脆弱なリンク。そこに「縁」はあるのか?それでもそれは「縁」なのか?
ここでもう一つ「縁」に関する極めて独善的なテーゼを提起したい。
「脆い縁は、いずれ必ず消滅する」
ここで言いたいのは、「脆くない縁」というのはその当事者同士のみならず、第3者をも巻き込んだ和の広がりの可能性を持った縁ということである。その広がりこそが2つの異なる世界のリンクの範囲を大きくし、絆を強くしていくのではないだろうか?
ある意味では「抜き差しならない」関係に. . . 。
(独り善がりの度合をいよいよ増して、その七へ続く. . .のだろうか? )
Tom
編集長
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