Australian Amiga Gathering 1997 Show Report:
By Guy Nathan
Autstralian Amiga Gathering 1997 レポートにようこそいらっしゃいました。
このイベントは、 Australian Amiga Gazette というオーストラリアのアミーガ
誌によって企画・運営されたもので、今年の6月28,29日に開催されました。 初
日の開催時間は午前10時から午後4時まで、2日目は午前10時から午後5時までで
した。
今回の展示会はシドニー市にある、シドニーショウグラウンド内にあるビルで
行われました。ここは、The Royal Easter Show が開かれることで有名なところ
です。
初日は来場者の出足が非常に良く、期待以上でした。おそらくオーストラリア
では「機能を失った」に等しいこのプラットフォームのために、会場は人であふ
れたのです。一方、日曜日は逆に静かでした。とはいえ、来場者数はかなりよく、
二日間出席した方々からも、全体的に素晴らしかったとの評価を得られました。
私は Australian Amiga Gazetteなどの出版物に書いているフリーライターで
す。この展示会での本来の仕事は、 ICOAi (Industrial Council & Open Amiga
Initiative)の代表者としての出席することでした。でも、私は Amiga
Gazette/Sharewareブースを手伝ったり、入口でチケットの販売を手伝ったりも
しました。
出展した会社:
この展示会には多くのAMIGAカンパニーが参加し、それぞれの製品を出品して
くれたり、在庫品を持参してくれたりしました。彼らの多くは、あれほどの来場
者があるとは思っていなかったようで、一部には製品が売り切れてしまった会社
もあったようです。
出展してくださった会社は以下の通りです:
o Amadeus Computers
o G Soft
o Software Buyers Service
o GP Software
o Power Computing UK
o Australian Amiga Gazette/Shareware Booth
o Computa Magic
o TechMedia
o Resource Management Force
o Unitech Electronics
o Amiga Genius
o Unicorn Solutions
また、今回の展示会を主催したのは以下の団体です:
o Sydney's Commodore Hornsby User Group (CHUG)
o Melbourne's North West User Group (NWUG)
o さらに St. Johns Park High School
(Unitech社がスポンサーとなりました)
同様に、Amiga International社の代表者として、TAEN(The Amiga
Educational Network)より Basil氏が、ICOAiからは私とPaul Morabito氏が参加
しました。この豪州の展示会は、決して取るに足らないものではなかったと自負
しております。
製品ラインナップ:
出展した会社は、彼らがいつも製造・販売している製品だけでなく、代理店契
約をしている製品についても展示していました。
Amadeus Computers:
彼らは DigitaとCloantoのディストリビュータで、その製品を展示していました。
そのほか、ゲーム、ハードウェア、CD-ROMを定価よりも安い価格で豊富に販売し
ていました。たとえば、AFSユーザー版を$25, SAS/Cを$99といった具合です。そ
して、BSB社から出ている各種出版物(Amiga C, Assembly programming,
Introduction to Workbench, Introduction to the Amiga...)をそれぞれ$25で
販売していました。
G Soft/Software Buyers Service:
G Soft社は Phase5社の代表だったので、PowerUPボードについて聞いてみたので
すが、残念ながらこの展示会にはこれらのボードは送られて来なかったとのこと
でした。このほかにも、この2つの会社はひとつのブースで多くのハードウェア
やソフトウェアを販売していました。その中にはStudio(プリンタソフトウェア)
やレジストMiamiなども含まれていました。Software Buyers Serviceは、AWeb
3.0や Village Tronic, そして Warp Engineのディストリビュータで、AWeb3.0
やPicassoIVといった製品を購入することができました。このブースは、かなり
にぎわっていました。また、ここでは Infinitiv Micronik tower も展示されて
いました。
GP Software:
このブースには、DOpus5.6(別名DOpusマゼラン)などの大変な名作ソフトの開
発者として悪名高い(校正者註:ジョークでしょう)、Greg Perry氏とJonathon
Potter氏が立っていました。ここでは彼らのTシャツを買ったりDOpusを試した
り、あるいは開発者と話を交わしたり、またGP Softwareの他の製品を購入する
こともできました。
Power Computing UK:
このブースでは、2名の地元スタッフとともに、PowerComputingUK社のヘッドが
いました。このブースで展示されていたものは、全て英国から彼が持ち込んでき
たもの。Phase5社の製品(アクセラレータやCyberVision/3Dなど)のほか、
PicassoIVも扱っていました。 しかし、最も目を引いたのは、PowerComputingUK
社のBig Red Adventureという$60のCD-ROMゲームでした。このゲームは、豪州で
は売り出されていないのです。このようなソフトウェアを海外から持ってきてく
ださるのは大変素晴らしいことです。
Australian Amiga Gazette/Shareware Booth:
ここはシェアウェアのブースで、Spot Dust, Wildfire, Delitracker2, NewYork,
Shapeshifter, ST Fax といったシェアウェアのレジストレーションができるよ
うになっていました。ここでは Australian Amiga Gazette(豪州のAMIGA誌)の定
期講読を申し込んだり、更新したりできるようになっていました。また
'Introduction to the A1200 Basic Tutorial Volume 1'と 'Introduction to
the A1200 - A Deeper Look Volume 2'というビデオがそれぞれ$15で売っていま
した。また、このブースはICOAiの代表者のホストとなってくれました。そのこ
とについて本当に感謝します。
Computa Magic:
ここではCD-ROMを販売していたのですが、おもしろいものを扱っていました。
Sensi-ble Soccer CD32, Chaos Engine CD32, Netnews Offline CD などのCDタ
イトルをそれぞれ$5で販売していたのです。この会社は ProDADやDKB、Golden
Image社、そして Migraph や Roctek社のディストリビュータでもあるので、こ
れらの会社から入手できたプロダクトは全て展示していました。pOSについて聞
いてみたところ、まだドイツ語版のPreReleaseしか出来ていなくて、今回のショ
ウでは売ることはできなかったとのことでした。4、5週間後には英語版のpOS
が完成するので、それを売り出すことになるだろうとのことでした。個人的には、
たとえドイツ版であっても出展してほしかったのですが...。このブースでは、
$10〜$15の安いマウスもそろえていました。また、ClickBOOMの Capital
Punishmentも売っていました。Vulcan社のラインナップも、そして古いゲームも
豊富に取り扱っていました。
Techmedia:
このブースでは、MicroSystem社が作った Casablancaというデジタルビデオ編集
システムを、前もって編集されたビデオをハードディスクから読み出す形でデモ
ンストレーションしていました。もう1台のAMIGAではScalaとMPEG再生ユニット
により、フルスクリーンで映画を再生してみせていました。MicroSystem社の
DraCoも展示されていました。もっとも、私が通るときはいつもMovieShopのスク
リーンばかりでしたが。ほかでは、VLAB MotionカードやArtEffectが売り出され
ていました。DraCoのパンフレットも配布されていました。 このブースは来場者
の注目を集めていましたが、どれだけ売れていたのかは定かでありません。
Resource Management Force:
このスタンドは、あまりきちんと見る時間が取れませんでした。もっとも、彼ら
のことはもともと知っていたのです。彼らは、豪州におけるQuickNetネットワー
クシステムのディストリビュータです。今回もそのシステムを展示していました。
加えてAMIGAのサポートを表明しているシドニーのインターネットプロバイダ、
AIC(Australian Internet Company)の宣伝もしていました。
Unitech Electronics:
このブースでは、AMIGA製品とともに多くの部品を展示していました。彼らは
Competition Pro Keypadのディストリビュータなので、Kickboard Plusや
Poswiz、そして様々なケーブル類を販売していました。また、ほかにもAmigaの
ハードやソフトを売っていました。A1200やA4000タワーも購入することができま
した。彼らは、今回のショウで開発中のA1200タワー化キットを展示する予定で
したが、残念ながら間に合わず、展示されませんでした。
Amiga Genius:
このブースはAmiga Gazetteのブースの隣にあり、加えて入り口の近くだったの
で、かなりの人であふれていました。ここではシャムシステム(SiameseSystem)
を展示・販売していました。また、多くのチップや古いソフトも安く売っていま
した。Graffitiカードも売っていました。これはグラフィックカードと同じよう
な働きをするユニットで、使うにはGraffiti専用に書かれたプログラムが必要で
す。インターネットユーザー向けにAMIGAで Quickcamを使うためのパッケージで
ある AQCVidも売っていました。さらに、GoldenGate 2 BUS+という、ネットワー
クカードなどのPC用周辺機器をつなげるための製品も売っていました。
Unicorn Solutions:
ここではAMIGAのネットワーキングの実演を行っていました。A600から68060を積
んだA4000までをイーサネットで接続し、そしてPCMCIAイーサカードを使って
A600/A1200とWinPCとを接続していました。ここではAMIGAによるネットワーキン
グ、あるいはPCとのイーサネットによるネットワーキングについてディスカッシ
ョンが行われていました。さらにここではQuakeによく似たゲームのデモンスト
レーションがA4000/060上で行われていました。これは豪州のデモグループ
Cydoniaのコーダー、 Accolyte氏が作ったもので、まだ完成品ではなかったので
すが、かなり遊べるものになっていました。
その他の組織:
Sydney's Commodore Hornsby User Group (CHUG):
ここには特に目立ったものはなく、唯一目立っていたのは、ずっとMegaBallをや
っていたひとりの男性でした。とはいえ、彼らもAMIGAやそのユーザーグループ
に関する情報を来場したひとたちに伝えていたようです。
Melbourne's North West User Group (NWUG):
このスタンドには 常に4名ほどの人が座り、AMIGAやそのユーザーグループに関
する質問に答えていました。彼らは興味のある人たち向けにニュースレターを用
意していました。また、 IBM/PCユーザーのひとを、AMIGAを買ってみようかと思
わせるようにうまく口説き落とそうとしていました(これだけでも最大の称賛を
彼らに与えるべきです)。さらにこのスタンドでは、持ち寄った中古品も売りさ
ばいていました。
St. Johns Park ハイスクール:
この他のいずれとも異なっていたこのブースは、特にAMIGAの組織と関係を持っ
ているわけでありませんでした。とはいえ、実際には Unitech Electronics社が
スポンサーになっていました。10人前後の学生と教師が、DPaintでグラフィック
スを作ったり、その作り方をスライドショーでデモンストレーションしたりして
いました。そして、AMIGAを使って作ったビデオワークを上映したりしていまし
た。
スピーチの内容:
今回のショウでは、土曜日の午前と午後に、2つのスピーチがありました。ひと
つはICOAiのスピーチで、もうひとつはAmiga International社のスピーチです。
The ICOAiのスピーチ:
このスピーチのアウトラインは、ICOAi(Industrial Council, Open Amiga
Initiative)がすでに1000人以上のデベロッパーによって組織されており、未来
のAMIGAのハードウェアとソフトウェアの標準規格を固めようとしている、そし
てその組織をAmiga International社が賛同することを望んでいる、というもの
でした。そして彼らの最終目標は、もはやハードウェア的境界を持たない
AmigaOS、つまり OASYS(Open Amiga operationg SYStem)を作り上げることです。
このスピーチの詳細は以下のところで読むことができます。
http://www.ozemail.com.au/~cyberwlf/CyberAm_News.html
Paul Morabitoと私が豪州のICOAiメンバーとしてこのショウに参加していまし
た。
The Amiga International社のスピーチ:
Petro氏が今回のショウへの参加ができなかったので、TAENから来ていたBasil氏
が彼の代理を務めました。彼は、この日のためにファックスで送られてきた前も
って書かれたスピーチを読み上げました。スピーチの内容は次の通りです:
- 我々AI社は以下のことを目指します,
o 既存のアミガユーザーをサポートする
o これまでAMIGAを開発してきたデベロッパーとともに活動する
o アミガハードウェア/ソフトウェアを広くライセンスする
- 現在Phase5社とともにR&D(研究開発)を進めている
(訳者注:AI社のSITEにある原文では「Phase5社のような会社と研究開
発を行うことに興味を持っている」という表現になっている)
- 我々は豪州での活動的なパートナーを探している
- AI社は豪州のおける市場の認識の欠如を認める
- よりよくケアされたローカルな市場を保証することを目指す
- 最初のオフィシャルなAmiga互換機へのライセンス供給に関しての言及
はじめの3つはすでに聞いていたことでしたが、その後に続いたスピーチは、今
まで私が聞いたどのスピーチよりも詳しく、具体的だったので、とても驚かされ
ました。
TAEN/AI社の代表は実際にすべてのブースを見て回り、各ブースの人たちと言葉
を交わし、ミーティングと同じような会話をしていました。そして、多くの
AMIGAユーザーたちとも言葉を交わし、献身的なユーザーたち、そして豪州で
AMIGAユーザーグループを立ち上げたひとたちと言葉を交わしていました。
セミナー:
スピーチ以外にもいくつかのセミナーが催されました。最初の日にはAmiga
Geniusによるシャムシステム(Siamese System)のデモンストレーションと、
Unicorn Solutionsによる AMIGAのネットワーキングのデモンストレーションが
ありました。そして Amiga Sale of the Century。これは10問の質問に答えると
賞品がもらえるアトラクションです。そして、GP Software社のGreg Perryによ
るDirectory Opusのデモがありました。さらにTechMedia社によるAmiga
Ethernetカードと Casablancaのデモもありました。
日曜日には、Amigaユーザーグループの会議が催されました。そして「Wild
Bench」というWorkbenchコンペティションも催されました。この会議にはいろい
ろな州から多くのユーザーグループの方々が参加し、大変建設的な会議となりま
した。
総括:
結論として述べると、今回のショウが素晴らしかったことは疑いもありません。
現在のAMIGAの状況や、このようなショウをこの豪州で1993年から行っていたと
いう事実を考えると、非常に有意義なものであったと私は信じています。もし、
今後開催されるショウで、成功したかどうかの判断が必要なら、今回のショウを
見た私がそのショウへ出向いていきましょう。
この記事は Guy Nathan 1997に著作権があります。もしどこかで再掲載したい場
合は、私(cyberwlf@wr.com.au)にまずメールを下さい。
許可を得て再掲載