インストゥルメント(音色)の新機能 Instrument Listウィンドウ Instrメニュー(Instr menu)からSelectを選びます。Instrument Listはブロックリ ストになっており、すべてのインストゥルメントとそのサイズをリストアップします。 つまりインストゥルメントの早見表であり、Instrument Propertiesウィンドウや、 Shiftキー+左右矢印キーを使うのと同様インストゥルメントを選択する方法のひとつ なのです。 データのサイズは”/”のあとに表示されます。フォーマットはMain Controlウィン ドウのinstrument size欄にあるのと同じです。 注意点: サイズの単位はバイトです( MIDIやシンセサイザなどのインストゥルメントを除 く)。  -Synth-はシンセなどの合成音源であることを意味します  M CxxはMIDI信号の意味。xxはMIDIチャンネルの番号。もしインストゥルメントが 真のMIDIでなかったら−おそらくMIDIチャンネルのバリューセットを伴うサンプリン グでしょう−、それも表示されます  Hはハイブリッド・インストゥルメントを示します  EはExtSamples(2つの特別に低いオクターブを持つサンプリング:MixModeでは普 通のサンプリングはすべて、特別なオクターブを持っています。ExtSamplesではあり ません)  Wは16-bit instrumentsを示します(WはWordまたはWideのW)。  'はFast memoryにあるインストゥルメントを示します Instrument Parametersウィンドウの変更点 まず、Instrument Parametersという名称はなくなりました。“properties”という 言葉のほうが、仰々しい“parameters”よりずっとぴったりしますし一般的です。実 際プログラム全体でも、かなりいろいろと名称変更を行いました。分かりやすくする ためです。 “ループ・ピンポン(Loop Ping-Pong)”はMixモードでのみ使われます。これがOn の場合、OctaMEDは、ループについて再生と逆再生を交互に行います。 つまり、サンプリングはそのループ部分が終わるまで再生したら、ループ部分の終点 から始点へ向かって逆再生します。最初まで戻ったら今度は正方向に、そしてまた逆 方向に・・ぜひ試してみてください! それでループ(Loop gadgets)というわかりやすい名前に変更しました。 Sample Editorの変更点 Mixing Settingsの出力デバイスボタンがToccataに設定されていると、Monitorウィ ンドウとDigitizeウィンドウがToccata Capture windowを開くようになりました。 Mixモードではインストゥルメントのそれぞれの出力設定は無視されます。 sample editorでのperiodの値はfrequencies(周波数)になりました。周波数でその 音を特定するのはperiodを使うより一般的で、新しいMixモードではこちらのほうが 使いやすいはずです。 デフォルトピッチはこれまでどおり、周波数がだいたい8200HzのC-2です(周波数は、 Amiga Audio Systemも含め出力デバイスによって若干変わります)。 ピッチの初期値を変更すると、periodの値が自動的に周波数に変換されます。 周波数を変更すると、Settingメニューから"Pitch In Hz"が外されます。ピッチはHz で示されます。Change Pitchウィンドウでは、sourceとdestinationの値が周波 数で与えられています。 Toolメニューに新しいサブメニュー、Raw Sample Conversionが加わりました。Raw フォーマットのサンプリングをロードして音が壊れていたりノイズが入っていたりし た場合、このサブメニューを試してみてください。 OctaMEDのサンプリングは"signed"フォーマットで保存されます。PCでつくられるサ ンプルの多くは'unsigned'なので、“Unsigned<->Signed”で変換します。ノイズの 多い16ビットのサンプリングには“Swap Byte Order”を使います。16ビットサンプ リングのそれぞれの値は2バイトのメモリを使いますが、Swap Byte Orderはそれぞれ の値のバイト数の順番を入れ替えて、音のひずみを解決します。 メモリには、ChipとFastの2種類があります。FastメモリはChipより読み出しが速く、 データの出し入れに使うのに適していますが、Amigaではふつうサンプリングはすべ てChipメモリに置いておかなくてはなりません。 Soundstudioでは、どちらのメモリを使っても良い仕様にしてあります。Fastメモリ に空きがたくさんあれば、Instrメニューの"Load Samples To FastMem"をチェックし てください。これによってロードしたサンプリングは、Chipメモリがカスタムチップ によって使われる場合に備えて、可能な限りFastメモリへ読み込まれます。 曲のチャンネルモードによっては、Fsatメモリからサンプリングを再生させる新機能 "FastMemPlay"を使うと良いかもしれません。FastMemPlayは次のようなときに使われ ます  1)4チャンネルモードのとき  2)5〜8チャンネルモードの時で、ペアトラックを含まないとき "FastMemPlay"をオンにするには、SettingメニューからFastMemPlayウィンドウを開 いてActiveをクリックします。バッファの値が16や32のように小さいときは、曲中に 合成音がある場合ディストーション値を最小にしておくとよいでしょう。バッファサ イズを増やすと、技術的には読み込みの回数を減らすことになるので、プロセッサの ロードを減少させます。値の幅は16から400までです。 FastMemPlayはメモリからと同様Chipからもサンプリングを再生させます。サンプリ ングがすべてChipメモリにあったとしても、FastMemPlayをonにしても構いません。 どんな 長さの(ふつう上限は131072バイトまで)サンプリングでも、サンプリングのループ のスタートポイントや長さが(偶数の値に対して)奇数値でも構わないのです。 Mixモードのときは、スピードアップをはかるため(Mixモードはすべてのプロセッサ が処理を行うので時間を消費する)、Load Samples To Fast Memが自動的にonになる ようになっています。MixモードでChipメモリにサンプリングを読み込むと、この設 定はoffになります。 サンプリングは、すべてChipメモリか、またはすべてFastメモリに読み込むようにし て、ChipとFastでわけあってはいけません。上に挙げたような1)、2)のようなチャ ンネルモードの時、FastMemPlayが使われていない状態であれば、Chipメモリを使う ようにしてください。またFastMemPlayはChipメモリのサンプリングも鳴らせますが すべてFastメモリにいれておいたほうがスピードは速くなります。 Fastメモリにと決めたら、Chipメモリに読み込んでしまったサンプリングもFastメモ リへ移動しましょう。これを行うのために、InstrメニューにMove Samples To Fast/Chip Memがあります。移動先のメモリの空きスペースがサンプリングすべてを入れるのに 充分でなければリクエスタが出ます。FastまたはChipメモリの空き容量を増やしてか らや りなおしてください。 Main Controlのinstrument size欄(右端)に、Fastメモリのサンプリングのサポー トが新しく加わりました。もしサンプリングサイズのあとに、(5892')のようにア ポストロフィがついていたら、それはFastメモリにあることを意味しています。 その他の変更 インストゥルメントをRawフォーマット以外の形式でセーブするとき、インストゥル メントのプロパティのなかで指定されているデフォルトピッチに呼応した周波数も、 いっしょにセーブされるようになりました。特にピッチの指定をしなければ、8363 ヘルツに設定されます。。周波数を正確な音の高さに変換するのは難しいので、サ ンプルの周波数はロードされません。 Sample List Editorに新しくFormatメニューが追加されました。これはSave Instま たは Save All Instsでセーブされたサンプリングのファイル形式を管理します。8ビ ット と16ビットサンプリングには別々のメニューができたので、たとえば8ビットサンプ リングをR awでセーブして、16ビットのサンプリングはWAVEフォーマットでセーブするというこ とも できるようになりました。 --- Yousuke Sugawara E-Mail: synchro@tky2.3web.ne.jp 98/06/07(日) 12:53 栗原 景(MXK00603@niftyserve.or.jp)