注【11】
雑誌「愛国婦人」(大正十年九月号)に童謡「あまの」が掲載されているが、「八月十一日付 関徳弥あて」書簡から、この童謡が上京中に書かれたものであるらしいことがわかるので省いた。また「冬のスケッチ」には日付が付されておらず、大正十年の冬以降と推定されているだけなので同様に省いた。
尚、「龍と詩人」については、『校本宮澤賢治全集』第十一巻(昭和四十九年九月 筑摩書房)の校異によると、「本文の字体からいえば本稿成立は大正十一年以後と推定される」が「作品末尾に、鉛筆(草稿本文に用いられているものとは異なる)で、一〇・八・二〇と記入されている」とあることから、一応大正十年の作品に加えた。