注(14)

▲詩集春と修羅(宮澤賢治著) 著者が心象スケツチと云ふ六十余篇の詩を収めてある。ほしいまゝな感情の表現は、いかにも迫るものもあるが、多くは余りに独自の世界にたてこもりすぎて、難解である。今後の作に待つべきであらう。(四六判三百一頁、定価二円四十銭、京橋区南鞘町一七関根書店)

 「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報」第十六号(平成十年三月、宮沢賢治学会イーハトーブセンター)「宮沢賢治資料25/生前批評・『春と修羅』の新刊紹介」に該当箇所の写真付きで紹介されたものを参照した。