礼 文 島
050611〜12

アイヌ語の「レブンシリ」=沖ノ島に由来する 北緯45度30分,東経141度4分
礼文島は南北29km,東西8km,周囲72knと細長い島である
本州では海抜2000m級、北海道でも1000m級の高山でしか見られない
高山植物が海抜0mで咲く「海の上の北方植物園」である

第31回礼文花まつり

毎年6月第2土日に香深と船泊で行われる、島の観光シーズン開幕を告げる恒例の行事である
神主さんの祝詞と町のお偉方の挨拶の後、島の魚介や野菜を使った料理が参会者に振舞われる
タコとホッケの串焼き、ホッケのすり身の入った大漁鍋汁、清涼飲料は無料
ウニがタップリ入ったウニ雑炊・樺太蕗炒め煮・海山男爵コロッケ(300円)は絶品であった

観光スポット

年沢山の花が次々に見られる花の名所だが

今年は連休明けでも残雪が多かった為に例年より、開花が随分遅れていたのが残念だった


     桃岩トンネルと桃岩
観光バスのお客はここで降ろされて、展望台まで歩かされる
@4000
タクシー貸切は正解だった
上まで
連れて行ってもらった

ミヤマオダマキが盛大に咲いていた




例年なら。こんなに沢山の花が次々に見られる花の名所
連休明けでも残雪が多かった為に今年は例年より、開花が随分遅れていたのが残念だった


    ピンクの花はハクサンチドリ


海上から見ると、お地蔵さんに見えるそうだ


風が強くて、帽子どころか我が身まで飛ばされそうだった,エゾカンゾウがきれいに咲いていた

前方の島が45年前に泊まったトド島
翌朝の味噌汁にまで入っていたウニ、ドラム缶の五右衛門風呂、泊めて頂いた番屋はもう無いかも知れないが再上陸してみたい
今度の旅行の最大目標である

船泊港から路線バスで土砂降りの中を1時間香深方向に走って、ようやく到着




道具の先を注してから、ハンドルを握って、ウニを開けるタイミングが取れず難しかった
自分で剥いたウニの味は格別だった
体験料500円


  礼文島での最初の宿の夕食膳
毛蟹は豪儀だが半分とは情けない
宿泊費1万円じゃショウガナイカ





今から2万年前、礼文島は大陸と陸続きだった
氷河期が去り海面が上昇して、礼文島は離島になった
島に今も咲く高山植物の多くはその当時の名残だそうである



     遠ざかる礼文島
45年ぶりのトド島再上陸は叶わなかったがレブンアツモリソウの元気な開花を見られて、満足した
最後に泊まった民宿「北海荘」女将から懐かしい
島を愛する」と「旅の終わりに」を納めたCDを頂戴した、昔フェリーで使われていた

島に咲いていた花

レブンアツモリソウ

ホテイアツモリソウ(レブンとカラフトの雑種)

カラフトアツモリソウ

チョウノスケソウ

白花オダマキ

ミヤマオダマキ

レブンソウ

クロユリ
ミヤマキンポウゲ
 宗谷周遊の旅