宗谷岬→猿払村→浜頓別→幌延→豊富

0506
おりからBS騒動の真っ盛りで以前はホルスタインがのどかに牧草を集団で食んでいた姿が全く見えない。
崩れかけた牛舎が哀れな姿を晒していた。
BSでなく後継者不在で礼文島にあった牧場もなくなり、昔の牛乳容器がお土産に売られていた。
牛乳は南に下がった幌延まで飲めなかった。

久しぶりに訪れたサロベツ原野は地球温暖化で乾燥が進み、沼が減り竹笹だけが勢いを増していた。
観光スポット

          間宮林蔵像
日本の地図では間宮海峡と記載されているが欧米では「タタール海峡」と表記する事もある
ロシアは自国の大佐の名から「ネヴェリスコイ海峡」と呼ぶ


日付と日時まで記入された到達証明書


宗谷岬の上の丘陵、兎に角広い
黒ウシはBSE騒動に関係が無いようだ



       猿払 ホタテ漁船
ホタテ漁は幸い順調のようだがBSE騒動で酪農は壊滅状態になった
乳牛の姿は全く見られず、廃墟となった牛舎やサイロだけが林立していた
         クッシャロ湖畔から白鳥はシベリアに去り、観光客の姿も殆ど見えない
北海道浜頓別町のオホーツク海沿岸にあり、大沼と小沼のふたつの湖からなる汽水湖で、12月下旬から3月上旬までは全面氷結する


      浜頓別 ウイング
恵山の恵風、岩内のグリーンパークと肩を並べる、道内公共の宿のベスト3の一つだと思う



  幌延への途中,北緯45度表示看板
ホルスタインが放牧され、ヒバリが鳴いていた    

   幌延トナカイ牧場(現在85頭)
今年も子供が産まれ、数が増えている

    ヒマラヤ産元祖「青いケシ」
3年間札幌で栽培に挑戦したが暑さで駄目だった

今朝出発した浜頓別からここまで信号の数は5ケ所くらい、行き交う車少なかった
サロベツでは開花が心配だった「花」はヨクヨク探したら、5種ほど咲いていた
 

スッカリ晴れて、360度地平線が見えた
地球温暖化の影響で湿原が乾き、植物に変化が出始めているという
10年後には笹原になっていた、なんて事にならなければ良いが

今の季節、花や山の写真を撮るには11時過ぎの
サロベツ到着は遅すぎました
望遠で何とか利尻岳のテッペンを捕らえました
 


サロベツに咲いていた花

ヒメシャクナゲ

ワタボウシ

ショウジョウバカマ

ハルリンドウ

エゾツツジ

エゾカンゾウ
宗谷周遊の旅