・・・・・・最初に強調しておきます。摂食障害の人は、真面目で、頭のよい人が多いかつ、頑張り屋である。しみじみそう思います。自分のカウンセリングをしている人だからお世辞を言っているのではありません。そういう人だから、摂食障害になってしまったところがあるのです。・・・・・・
・・・・・・過食を大切にすることです。頼っているのだから、感謝する事です。「ありがとう、あなたがいたから、私は今日も生きることができた」というぐらいの事を「過食」に言う必要があります。これは真面目に言っているのです。生きづらさが限界ぎりぎりの状態にあるなかで、起きている症状な
のです・・・・・・
・・・・・・ある父親の話ーこの病気は治ります。この三年間は地獄だった。あのときのことを思うと、今は夢のようです。治るんだ、この病気は。絶対に治る病気なんだから、絶対に治してあげる。お父さんだけではだめだし、お母さんだけでもためで、家族で絶対に治すという信念を持ってやっていれば、この病気は絶対に治ると思います。・・・・・・
<著者からのメッセージ >
なち相談室に関わると摂食障害という難解な病気がウソのように治る。だから、治してください、と次から次へと人がやって来ます。私たちは治していない。本人が治しているのです。自分が自分を信じた時に奇跡は起こるのです!
<波多野二三彦さん推薦(弁護士・岡山いのちの電話相談室主宰>
クライアントの人生の危機がいわば読者に公開されているが、すべてが深い意味で満たされていることに厳粛な気持ちにすらなった。この本を手にした読者がもし人生の危機にあるとしたら、なんと心強い、なんとありがたい本であることか(本書収録文より)
<出版社 >
新宿書房
定価:本体1.800円(税込み1.890円)
〒160-0008 東京都新宿区三栄町9番地
TEL:03-3226-5450 FAX:03-3226-5590