めずらしい日本産カミキリのこと


21世紀のカミキリ珍品は
                                露木氏の「楽しいカミキリ採集学の世界」の記事(月刊むしNO366)より

1.ミイロトラカミキリ 天牛通信4号参考

2.イリエシラホシサビカミキリ 天牛通信11号参考

3.クロツヤアラゲカミキリ

4.ヒゲジロアラゲカミキリ

5.アオキクスイカミキリ 天牛通信2号天牛通信5号参考

そして近年採れなくなった
 ヤエヤマクロスジホソハナカミキリ

 ススキサビカミキリ 天牛通信6号参考

 オキナワサビカミキリの3種が続く。


露木氏の珍品の定義
  1.発見されてから20年ぐらいの歴史がある。
  2.ある程度、生態がわかっている。
  3.例外もあるが、複数の個体が採集されている。
  4.カミキリの専門家以外の人が見ても、すぐに別種だとわかる。


一例だけの記録しかないカミキリ  ★は遇産、疑問種になる可能性大

 イシガキオオキバノコギリカミキリ 石垣島で5月(?)に雌だけが採集されて記載。

コアオハナカミキリ 釧路で1922年に採集された記録がある。本種は樺太からシベリア、モンゴル、中国北部、朝鮮半島まで分布している。

ウスゲアメイロカミキリ  7月に佐渡で採集された一雄で原記載。

ヒゲナガアメイロカミキリ 長崎の採集ラベルがある記載標本が大英博物館に保存されているという。それ以後採集例はない。

ノコギリヒメコバネカミキリ  4月西表島で採集された雄一個体で記載、以後採集例なし。

フネトラカミキリ        小笠原から東京に向かう船上で採集された雄一個体が知られていて、まだsp段階。

★★ヤエヤマヒシカミキリ 1963年7月に石垣島で採集された2頭しか記録がない。

★★★トガクシフサヒゲアオカミキリ 1982年の7月に長野県戸隠山で採集されたとされる一雄に基づいて記載されている。
                       その後の日本での採集例はない。
                       シベリア東部から中国東北部、朝鮮半島にかけて分布するAgapanthia amurensisに形態が似ているとされる。

トゲナシモモブトカミキリ 1956年8月に京都比叡山で灯火に飛来した、基準標本の♂一頭のみで記載された。以後採集されていない。

クロキクスイカミキリ 

★★ヤマトトゲバカミキリ    1959年和歌山県有田市で採集された一雄に基づいて記載、その後記録なし。


もう絶滅した可能性のあるカミキリ

 トゲムネミヤマカミキリ 2002年以降採集の記録がないようだ。 天牛通信11号参考

 ウスリーオオカミキリ  宮崎県で1970年前後の複数年に採集されていた。本種は朝鮮半島からロシア極東地域に分布し盛夏に出現する。


 オガサワラゴマダラカミキリ 1915年に小笠原諸島で採集された雄一個体で記載、その後記録なし。


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