Last Update: 1998.7th.March.

ダイナスティカップ:日本代表対中国代表戦(3月7日)

phot 優勝はしたけれど

韓国は苦しんだあげくロスタイムにチェ・ヨンスのヘッドで香港を振り切る。 日本は3点差以上で中国に負けない限り、ダイナスティの優勝を手にすることに。

結果はご存知の通り。ホーム側から冷たい強風、体感温度は1日なみ。 GKは川口。カズと中山の2トップに、前めのキャップと服部のドイスボランチ。 (あるいは名波もいれて3ボランチ?)
対する中国はDFを6人そろえて6−1−3。 岡田監督は守備のチェックを試みたようですが・・・

中国は、さすがに韓国を苦しめた(むしろ後半は圧倒していた)だけのことはありました。


前半に失点

最初から引き気味の日本、身体能力で優る中国にボールを支配される。 失点は左CKから。二アで競り合った選手の間を抜けたボールが 中山の足にあたってゴール左に突きささる。

中田、個人技でDFをかわして中央を突破、右のキャップに横パス、 不意をつかれたようなキャップのシュートは力なくゴールの外へ。

名波の2本のシュートが惜しかった・・・

phot

phot 結局、0−2で完敗

後半開始早々、裏を取られて中国にシュートを撃たれる。 川口がパンチングしたボールを黎兵がダイレクトでゴールに押し込む。
攻撃を組み立てられない日本、まずカズが城に、その後中山が岡野に替わる。
名良橋のクロスがこぼれてゴール前、フリーのキャップの前に。 狙いすました右足のシュートは再びゴール右、枠の外。

カウンターから左サイドを突破されて、川口おもわずPA内で相手を倒しPK。 中国、これを大きくふかして事なきを得る。
最後は山口が北沢に替えられて、得点の予感もなくタイムアップ。


中国、もしBグループにいたら・・・

中国のモチベーションを考慮してあえて2点をプレゼント、 あくまでも守備のチェックにこだわった結果が山口の交替だったのでしょうか。 (なぜ北沢?)
川口、良くないですね。カズが城に替えられたとき、日本のエースの座がついに 城のものになったことを感じました。
MVPは中田、完敗の後だけに優勝を喜んでいる選手はいませんでした。

中国は得失点で韓国を抜いて準優勝。 香港を除いた3カ国対抗だったら、優勝は中国になります。
日本サッカー協会は4月22日に中国との再戦を申し込むとか。 韓国も車監督の立場が危うくなってきたようですね。

phot