Last Update: 1998.1st.March.
横浜国際のこけら落しを勝利で飾る!

ダイナスティカップ:日本代表対韓国代表戦(3月1日)

phot 雪のちみぞれ、やがて雨

横浜国際、行ってきました。 朝、起きたら降りしきる雪にびっくり。 市営地下鉄の新横浜からスタジアムに向かう途中、ビル風に傘を 壊されて悲惨。
とりあえず西ゲートに並ぶものの係員の不慣れな誘導に混乱。 ようやくゲートまでたどりついたところで かじかんだ手で取り出したチケットが風に飛ばされ 泣きそうになりながら探しているうちに屋根の下が埋まっていく。 (結局探していた場所とぜんぜん違うところで床に貼りついてました)

ホーム側ゴール裏の前段右側に席を確保したものの、降り止まぬ雪を避けて 開会のあいさつ等は屋根の下で聞くことに。


先発に楢崎!

さすがにピッチは遠いけど、スタンドの傾斜がきついため 思ったほど見にくくはない。完全に独立したシートには背もたれと カップホルダーも。
半分屋根に覆われているため開放感がないかわりに別世界にいるような 不思議な閉鎖感を感じる。
二階席と一階席が完全に分かれているため、国立のような一体感がない。 ウェーブが上下でずれるうえ、メインスタンドで消えてしまう。

試合前の練習でゴールに立つ楢崎を見て、期待をふくらませていたけれど 先発の発表でいきなり楢崎がオーロラビジョンに映し出されて狂喜! 同時に一抹の不安も。緊張して変なミスをしませんように・・・

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phot 前半は1−1

試合はみなさん、ご存知の通りです。 右CKから中山がヘッドで先制。
直後に左サイドを韓国のイ・サンユンが突破、 ライン際から苦しまぎれのシュート。
楢崎がほぼ正面で出した両手をはじいてゴールの中に。

前半終了間際、中山の1対1が惜しかった。


終了直前に城が決勝点!

後半、北沢に替えて平野。左サイドの突破は迫力。 ゴール右、遠めのFKは強烈。わずかにバーを越えたけど威力はロベカル並み?
終盤に中山が岡野に替わる。 終了直前、岡野のスピードが生んだ名波の右CKからみんなが待っていた城のヘッドが炸裂!
直前に主審の眼の前でひじうちを受け(わたしからも見えたのに!)傷んでいただけに ものすごい気迫を感じました。

ただ、わたしのシナリオでは最後のCKに楢崎が上がって、ミスを帳消しにするヘッドを 豪快に決めることになってたんですけど。

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phot 勝ったからよし。

左の写真はハーフタイム、1失点に肩を落とす楢崎。 (レンズが曇ってすみません。おまけにガラス越し)
楢崎の1失点は気にしなくてよいでしょう。あれは井原に止めてほしかった。
平野の左足は強烈。岡野の足も魅力。名波、服部のカバーに大忙し。 中田、強い。井原、危ない。北沢・・・?
やっぱり今の代表にキャップははずせないことを確信してひと安心。

中国、香港戦はみんな帰ってしまったので、屋根の下に移動。 のんびりとコーヒーを飲みながらナイター観戦、とってもぜいたくな気分でした。