| 横浜フリューゲルス | 2−0 | 柏レイソル |
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楢崎 埜下 奥野 佐藤(尽) サンパイオ 森山 三浦 瀬戸(原田、後25) バウベル 服部 フェルナンド シュート=23 |
警告:服部、渡辺、加藤 |
加藤(竜) 沢田 萩村 渡辺 横山(棚田、後15) 下平 バウディール 伊達 加藤(望)(大野、後25) シルバ エジウソン シュート=14 |
柏レイソル対横浜フリューゲルス(1997年9月3日 日立柏サッカー場)観戦記 Kyoko Saito 以前から怪我の前田・大嶽に加え薩川が累積で出場停止という事で、1stステージの実績から 見ればベストとは言えないDF陣である佐藤尽・埜下・奥野という最終ライン。正直な話柏にかなり 点数を取られてしまうのを覚悟してました。 ただ、実際始まってみると、ジュビロ戦の佐藤尽・埜下・薩川という布陣より、埜下がラインを統 率するという形がはっきりしていたようで、連繋がとれていたと思います。 とはいえ、開始直後の約10分間は覚悟していた通り怒濤の如く柏に攻められていました。しか しフリエは低空飛行ながら柏の攻撃をしのぎます。 この魔の10分を過ぎると雨のせいなのか途端に柏のチーム全体が沈滞ムードになってきます。 そしてそのまま柏はボールを前に出す事ができなくなっていきます。この日の柏は最悪の出来だ ったようです。途中から柏の応援が全く無くなり、人数のむちゃ少ないフリエサポーターの応援ば かりが響いていました。 フェルナンドのゴールはヘディングのシュートのお手本のように綺麗でした。なかなか、他の選 手と噛み合わず活躍の出来ないフェルナンドですが、彼の高さといいあの爆走といいフィジカル は魅力的な選手だと思います。上手くいかないわりにはあまり腐ったりしないし。 1-0でリードしても、そこからフリエはノリにノッているというわけにはいかず、「低空飛行」対「最 悪の出来」の対決で前半30分から前半終了くらいまではちょっと見ていてメリハリというものの無 い(ようするにツマラナイ)展開でした。 後半になると、柏の低調にはますます拍車がかかり、フリエは派手ではないけど各自の仕事を きっちりこなしているという風に感じました。 ところで、やはり服部がいると前線のプレッシャーが効きますね。ジュビロ戦で吉田が下がり気 味で服部の役割を果たそうとしていましたがやっぱり服部と同じ事はできないんだなあと思いま した(それこそがスタメンとベンチの差なのでしょうね)。 あと、アツのサッカーは綺麗です。美しいです。あの敵をかわす姿は柏市民を魅了。試合終了 後は「三浦!!代表に入れよお〜!!」の声援まで...。フリエファンはもっとすごいアツを知っていますが それでも、この日のアツは自分を知らない人達にアピールできるものを持ってました。 アツが二点目を取ってからはかなりディフェンシブと言いますか、相手にベッタリ張りつくような サッカーでした。特に私の席(バックスタンド中央)からはゴリ森山が途中出場の棚田に全く仕事を させないのが目立ちました。 DF陣もよくやっていました。奥野は期待以上に働いていましたし、佐藤尽もエゲツないまでのマ ークぶり。 埜下の危なげ無い守備。どうしても前田のいない時の二番手的な地位の埜下ですが、 彼の方が前田よりファールで退場する心配はしなくて済むというのが私の見方です。去年よりはる かに調子がいい埜下です。 台所事情が苦しいDFですが、柏戦の三人がずっとこの調子を維持してたら怪我組もうかうか出 来ませんね。 こうして、柏の試合終了間際のささやかな反撃も完全にシャットアウト。守るために攻撃していた フリューゲルスが勝利をおさめます。 この試合でのフリエは見るからに万全の調子ではありませんでしたが、それを自ら見極めた上で 前へ前へと向かって行ったのが勝利へつながったのだと思います、分かりやすく言えば「がんばり 勝ち」です。 試合終了後、柏のゴール裏のブーイング(レイソルに対する)と私の席の周りの柏のサポーターの 人達の「いいぞ〜!フリューゲルス〜!」という破れかぶれの声援(?)がこの試合を象徴していまし た。