ねこぱぱ問題に挑戦! |
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中学生にも解ける! |
大学入試問題(数学) |
●とりあえず、簡単なぬり絵をしてみましょう
上のように、4つの長方形が集まった図形があります。 この図形を 赤 青 緑 の3色で塗り分けて下さい。 ただし、上下・左右隣り合う長方形は違う色で塗って下さいね!。 また、3色全部使って下さいね。 例えば、下のような塗り方はダメですよ。
さて、この図形を塗り分ける方法は全部で何通りあるでしょうか? ●順番に塗っていけば・・・ 話が分かりやすいように、4つの長方形に1〜4の番号をつけておきますね。
1番目の長方形から順番に(番号の順に)塗っていってみます。 1番目の長方形は、赤・青・緑のどれを塗ってもいいのですから ・・・3通り (例えば、赤を塗ったとします。) 2番目の長方形は 赤以外のどちらかの色を塗りますから ・・・2通り (例えば、青を塗ったとします。)
ここまでで、3×2=6(通り)の塗り方ができます。 念のため全部書き出してみると・・ (1、2)=(赤、青)(赤、緑)(青、赤)(青、緑)(緑、赤)(緑、青) これで、前半戦終了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あわてない、あわてない。一休み、一休み・・ おっとこれは第4問だった・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1番を赤、2番を青で塗ったとき、3番目・4番目の塗り方は2通り考えられます。 【その1】 3番に緑を塗った場合・・・
となり合う長方形は違った色で塗らなくてはいけませんから、4番は 赤を塗るしかありませんね。 【その2】 3番に青を塗った場合・・・
3色全部使わなくてはいけませんから、こちらも迷うことなく4番は 緑色を塗ることになります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今は例として 1番を赤、2番を青 で塗った場合について考えましたが、 同じように考えていけば、前半戦の6通りそれぞれについて2通りの塗り方 があることが分かるでしょうか? 6通りのそれぞれに2通りの塗り方があるのですから、塗り方は全部で・・ 6×2=12(通り) となります! それしか無いの? と思う人は、実際に塗ってみて下さいね。 ●教訓! 順番に塗っていけば何とかなります。 わかっていただけましたか????? よくわからなかった人は、学校の先生やお友だちに聞いてみて下さいね。 | ||||||||
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