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Dance at Cortes Island in Canada 1999.8
私の内なるアートが目覚めた瞬間
1999年夏、私はカナダ・ブリティッシュコロンビア、コルテス島にある ホリホックというリトリートセンターに滞在し太極拳を習っていました。 森の中のコテッジに泊まり、ワークショップの休憩時間は鳥の声を聞きながら 森の中を散歩したり、こころとからだを自由に解き放つに最高の環境でした。
この場所は元々、サリッシュ族というファーストネイション(カナダ先住民)の祈りの地だったのだそうです。帰国して1ケ月後に出会う「フナ」という教えと、このカナダのサリッシュ族に深いつながりがある事をその時は知らないまま、 センサリーアウェアネスの先生でもあるジュディス・ウィーバーさんから学ぶ太極拳と、このホリホックの場所のエネルギーによって、本来の感覚を覆っていたベールがとりのぞかれていくのを感じていきました。
ある時ホリホックのダイニングホールに、インドの音楽のようなゆったりした流れの音楽が
かかっていました。目をつぶりからだを感じながら、内側の動きが外にむかって伸びていくにまかせるかのように、ただからだを動かしているとそれがゆっくりと踊りになっていきます。どれくらいの時間踊っていたでしょうか、曲の終わりと共に目をあけてみてびっくり。そこにいた人達が踊っている私のまわりをぐるっと取り囲んでいて、私はあたたかい拍手に包まれ円の中心に立っていたのです。自分がこんなにたくさんの人の前で”踊っていた”ということも驚きだったけれど、それを観客として見てくれている人がいたというのを知った時に、私の中で、今まで眠っていた何かがはじけるように目を覚ました感じがしました。
東洋的音楽と東洋的からだの動きが、そこにいた人にはきっと不思議な世界として目にうつったのかもしれません。世界中からホリホックに来ている人々の中で、その時アジア人は私ひとり。言葉や文化が異なる中にひとりでいるという環境の中だったからこそ、踊るということを自分を表現する手段として受け入れる事ができたのだと思います。その瞬間から私は”ダンスをする人”と、みんなから見なされるようになったのでした。
カナダの旅から帰国後、導かれてフナという古代の教えに出会いました。フナは ”スピリット”は”からだの意識”を通して”私”とつながるのだと教えます。 サリッシュ族の聖地で踊った時、私の中のスピリットとその場所に宿るスピリットが、私のからだを通して出会い、共に祝福してくれた目覚めの瞬間だったのです。
<参考リンク>
カナダのリトリートセンターホリーホックのサイト
センサリーアウェアネスの日本でのワークショップのサイト
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