小説ジュニアがあった



小説らしき物をとりあえず書いて、応募したことが20歳過ぎにあった。「小説ジュニア」という、女子中高生を対象にした雑誌があってね。そういうのを20歳前後にちんたら読んでいたことがあったのだ。だからって、オタクじゃないけれど。とかいっても「そりゃオタクだ」といわれそうだが。まあ、いいじゃん。いろいろなジャンルの本を読んでいたっていうことで。ね。
んで、どうして応募したかっていうと、単純に大学を卒業して就職するっていうことからの逃避だったと思ってます。なんとか就職なんかしないで生きられる手段はないかってね。で、90枚くらいのストーリーを書いて送ったのでした。結果は? 一次選考にも残らなかった。考えれば当然。技術もなかったし、書きたいこともなかったしね。というわけで、20歳前後で文章の達人とかいるでしよう? 高校生で文学賞に入選しちゃうとか。ああいう人を、僕は尊敬してしまう。どうやって書くことを覚えたのかしら? 生来の文章書きなのでしょうね、きっと。