NEC
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36
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12
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−
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12
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26
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サントリー
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24
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−
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14
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■試合
9分過ぎ、席に着いたところでサントリーがトライ。5-0。その後は、5-7、12-7、12-12(だったかな?)。後半、サントリーが先行して19-12、19-17、26-17、26-24。ここまでサントリーがリード。これをNECひっくり返して26-31、さらにトライして26-36(だったかな?)。でノーサイド。
いや、面白かった。サントリーがトライすると、NECがトライするパターンで、点差を開かせない。ちゃんとついてく。最大点差は、確か9点。この差でついていって、後半の20分過ぎに逆転して、さらに突き放したNEC。いやー、痛快。
準決勝までを見ると、NECは確かに強くなっている。サントリーの強さは、去年までのような圧倒的な感じがしない。この決勝では、NECがかなりやるのではないか、という期待を抱いていた。それでも、ダブルスコアまでいかない、せいぜい30-20ぐらいのスコアで善戦かな、というぐらいだった。結果的に、まさか勝つとは、である。うれしい誤算。っても、とくにNECびいきというわけじゃない。アンチ・サントリーってところかな。
ボールのキープ率や敵陣に攻め入った時間は、サントリーが上なのじゃないだろうか。NECは自陣前で防御するシーンが多かった。攻められて、仕方なく蹴ってしまうシーンが、今日も多く見られたしね。それでも、確実にDF力は上がっていたし、切り返して攻めていく力もついていたんだろう。しかも、モールでごり押しっていうのは、最初のトライだけじゃなかったかな。オープンに展開したり、接点を多くつくって次のポイントを・・・という攻撃が多かったように思う。
NECのディフェンスは、見ていてちょっと危うい感じがする。あああ、抜かれちまう・・・と、今日も何度か思った。実際、抜かれもしたけれど、でも、よく起きあがってディフェンスに戻っていたよ。危ういように見えるけど、防御の力は確実性を増していた。
後半、流れを変えたトライはスクラムから。箕内にパスすると見せかけて、外国人にパスしてトライ。場内は歓声につつまれた。これで26-24(だったかな?)。で、順当なら今度はサントリーのトライの番。ところが、ここでNECがサントリー陣内に入り込み、スペースをつくって攻め入ろうという動き。そして、するっとぬけてゴールポスト下にトライして逆転。うなるような歓声が場内にとぐろをまいた。浮き足立ちつつも、サントリーの逆襲。NEC陣内に攻め込んでいった・・・が、簡単にターンオーバーされて独走トライを許してしまう。もう、2トライとる時間はない。完全に浮き足立ち、選手の動きがバラバラのサントリー。もう、放心状態なんだろう。NECが蹴散らすように攻め入っていく。王者サントリーの敗退は、なんともみじめでみっともないものだった。負けが決まると、こんなにももろくなるのか・・・。
いつもよりしつこいNECに、試合中はずっとイライラしていたんじゃないのかな、サントリー。1トライ差しかつけられない。焦り。それが、逆転されて血の気が引いた・・・。勝つのが当然と思い、相手をなめてりゃあ、そうなるわな。
サイトリーは栗原が出ていなかったけど、出ていたとしても勝ったかどうだか分からないね。
■出来事
日本選手権決勝。国立に入ったのは2時過ぎ。席に着いたのは、2時9分ぐらいだった。
ハーフタイム、オーロラビジョンにやたらNHKのCMもどきが流れていたねえ。
■客の入り
2万人ぐらいなのかな。ゴールポストの裏は、ロープが張ってあって入れないようにしてあったね。
■天気
曇り。でも、風がなく、そんなに寒くなかったのが救い。
[2003.02.23]