●オフサイドは、解釈か?
オフサイドって、分かりやすいようだけれど、分からない。露骨なね、相手陣内にいる選手が逆方向に走ってボールに手を伸ばしたり、っていうのは、見える。でも、「自分はオフサイドだからオンサイドに戻らなあかん」っていうわけで戻ろうとしている選手と、オフサイド地点からプレイをしてしまった選手を見分けるのって、難しいことが多い。解説の本の図などに「これがオフサイドライン」なんて描いてあるけれど、実際のゲームではオフサイドラインはしょっちゅう動いているわけだし、簡単にはわかんないよね。例えばね、あるプレーヤーAがボールをもって敵陣に入った。するすると相手プレーヤーBをすり抜けて行く。プレーヤーBが、プレーヤーAの背後から追う。プレーヤーAの背中に手がかかりなぎ倒す・・・。ってね、これ、ボールの位置をオフサイドラインとすれば、完全にオフサイドのプレイだと思うんだけど、これ、ペナルティではない。こういうことで、はじめのうちは悩んだもんだ。また、ボールに対するプレーじゃない行為もオフサイド、とするのなら、一体それはどういう行為だ? とも悩んだ。次の、ラインオフサイドが、それだ。
●ラインオフサイド
ラック、モールでのオフサイドはさることながら、ラインのオフサイドって、分からない。なんでなの? おせーて! といいたい。並んでいるラインから出たらダメ、っていうのは、どーしてなの? それがどうしてオフサイドなの? なに、オフサイドだからダメだって? だって、ボールはスクラムの中にあって、オフサイドラインはスクラムのケツのプレーヤーの足先じゃないのか? ああ、なにがなんだか分からんです。とくに、相手ゴールライン間近で攻撃中に、相手がオフサイドを犯して・・・っていうシーンがよくあるですが、あのオフサイドの山も、よく分からない。だれが、どういうオフサイドをしたんだ! 誰か、おせーてくれ!●10mサークルオフサイド
10mサークルオフサイドっていうのもあるですね。あれも、よく分からんです。レフェリーはちゃんととっているんだろうか? たまに、なんか、思いついたように宣せられるペナルティっていう気がするなあ。普段はあまりとらないで、「あ、そーだ」なんて、気まぐれにとってるんじゃないか? なんてね。疑ってしまう。●アクシデンタルオフサイドっていうのもあるぞ
そうそう。これも、思いついたようにって感じ。それらしいプレーを見かけることがあっても、宣せられることがなかったりする。なに? それは、お前の錯覚だって? そーかも知れない。その可能性は大きいだろう。でもなあ、高校ラグビーの試合なんかで、よく見かけるけど、レフェリーなんにもいわなかったりするぞ。うーむ。
1998.10.4