ところが、ラグビーには派手な応援はない。声援も少ない。ヤジは原則的に禁止。とまあ、十分にストイックなのだ。いうならば、聖域だ。そういう空間を守ってきたという自負が、ラグビーファンにはある。
ところが、一見の客はそうじゃない。きゃーきゃー言ったり、怒鳴ったり、貶したり、罵倒したり。校歌を歌ったり。・・・こういう行為は、むかーしからのオヤジファンから白い目で見られるから注意しましょう。「けっ、素人が」てなわけです。でも、ホントは、そういうオールドファンも、カラオケで騒ぐ程度には発散したい、と心の奥底では思っています。そば好きが「一生の内で一度でいいから、汁にたっぷりつけて食べたかった」っていうのと同じです。
彼らは、わき目もふらずに「ワセダ!」とはいいません。冷静で、客観的で、相対評価を好み、他チームのプレーヤ選手も評価します。