早稲田大学 vs 日本体育大学
帝京大学 vs 立教大学
2012年9月9日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

早稲田大学
85
26

14
14
日本体育大学
59

0

■試合
早稲田のファーストトライの後、すぐさま日体もモールを押し込んでトライ。5-7と逆転。お。今年の日体は違うか? 腰へのタックルもビシビシ決まって、早稲田もうろたえるシーンが…。前半の終わり頃、日体は2つ目のトライ。これもコンタクトプレイからするすると抜けだして、ゴールラインにボールを乗せてのトライ。これまでみたいなボロボロの日体じゃないかも。
と期待したのもつかの間、後半は足が止まってしまう。前半から集合離散は早稲田が上だったけど、後半の日体はノロノロ。前半に決まっていたタックルも不発で、数人がかりでないと倒せない。一方的になってしまった…。
早稲田はオーバーザトップなどの、接点でのペナルティが多かった。あと、早稲田はかなりスローフォワードしてたように見えたんだが、小堀レフェリーはとらない。ううむ…。位置が悪いのかな。それと、早稲田は日体をなめているのか、個人プレーに走りがち。組織プレーでも連係ミスが多く、いまいちピリッとしない。

■結果

帝京大学
74
35

0
0
立教大学
39

0

■試合
結果的に、零封だったけど。帝京は手加減せずにガンガンやるし、立教も全力で向かっていくし、それなりに面白かった。
前半、帝京に一蹴されるかと思いきや、意外とディフェンスでがんばる立教。帝京が手を焼いてる様子がつたわってきた。体格では二回りぐらい小さいからね、立教は。出身校を見ると國學院久我山や茗渓学園、東京農大第一、清真学園、常翔啓光学園なんていうところからも来るようになったようだけど、伸長がみな160センチ代で、早慶明に行けなかった生徒が来ているんだろう。
前半は我慢の立教。帝京外国人選手のシンビンもあったけれど、得点のチャンスは皆無だった。後半は実力差がでてきて、帝京に押されまくり。それでも帝京ゴールに迫るシーンもあったりした。面白かったのは、帝京の選手がインゴールに持ち込んでゆうゆうトライ、というとき立教の選手がタックルに行き、タッチダウンさせなくしたシーン。帝京の選手は苦笑いだったけど、立教の執着心は見上げたもの。もっとも、帝京選手がインゴールでゴールポスト裏に回り込むのを防げないままなのは困ったもんだけど。
帝京は、個人プレーもさることながら、組織としての動きがほぼ完成の域に達している感じ。ことしも帝京が優勝かな…。外国人選手2人、朝鮮高校からの選手など、外人部隊もしっかりしていて、スキがない感じ。もっとも、タックルされて寝てる選手が、ボールをもった立教の選手の足をつかんでいたりと、悪なプレーも見せていた。なにも立教相手にそこまでしなくても、と思ったけど…。

■出来事
キックオフの1時ちょうどに到着。バックスタンドに登ってみたけど、直射日光があまりに激しいのでメインの北側へ。しかし、2時ぐらいになると少しずつ陽射しがさしてきて、席を右側へ少しずつ移動しながら見てた。第一試合の終わり頃には、すっかり陽を浴びていたけど。第二試合の前半は、メインの南側に移動した。こっちの方が日陰が多いから。そしたら、上の方にいる帝京の選手たち(先発できない選手たち)が、ピッチにいる選手の名前を大声で怒鳴りまくる。うるさくてしょうがない。と思っていたんだけど、試合が始まったら静かになったのでホッ。でも、後半、帝京が南側に攻めることになって。人が増え出したので再びメインの北側に移動した。そしたら、メイン中央席の前列に陣取る立教応援のお嬢さんたち20人ぐらいが、「りっきょー、がんばれー。きゃあきゃあ」と叫びつづけている。うるさくてしゃあないよ。誰か黙らせてくれ!
早稲田の選手やコーチが、帝京の選手に失礼な態度を、という話題があちこちに。そんな中で、早稲田と帝京が秩父宮。まあ、妙なヤジは聞こえなかったけど…。

芝生は、すでにボロボロだった。だれも何とかせんのか?
第一試合のハーフタイムはチアガール合戦。早稲田の方が、たんなる振り付け踊りだけなのに対して、日体は飛んだり跳ねたり担ぎ上げたり飛び降りたり。その違いに、場内からため息が漏れるのまで聞こえた。なので、この勝負は日体の勝ち。

■客の入り
バックは疎ら。メインはそこそこ。6000人ぐらいはいただろうか。
協会発表に寄れば、第1試合は2825人、第2試合は3904人。うわー。こんなに入ってなかったのか…。

■天気
晴れ。

[2012.09.09]

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